オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder (3) (角川スニーカー文庫 200-3)

著者 :
制作 : 白亜 右月 
  • 角川書店
3.91
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本棚登録 : 362
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044729059

作品紹介・あらすじ

「初めて仕事で人を殺したときのこと、覚えてるか?」。国際都市ミリオポリスの治安を守る、警察組織MPBの機械化された3人の少女、涼月・陽炎・夕霧。ある日、涼月は、初出撃時の記憶がないことに、あらためて疑問を抱く。彼女たちは、人殺しでトラウマを背負わぬよう、"人格改変プログラム"を適用されていた。あのとき、本当は何が起こったのか?クールでキュートでグロテスクな"死に至る悪ふざけ"(オイレンシュピーゲル)、核心に迫る第3幕。

感想・レビュー・書評

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  • 不穏な気配を含みつつ、ちょっと一服って感じ。

  • [2013.10.24]

  • 3巻は短編
     2巻の様な密接なリンクはなし
     4巻の為の下準備。
      レベル3の謎解き もう一つの話には無い話

  • 聖書が風刺としてわずかながら例えに出てきます。
    最初はそれが作品の深みになるかと思っていたのに
    どうやらただの小ネタのようだ。

    過去の記憶すら奪われ、苦悩する少女たち。

    試みはおもしろいと思う。
    でも駄目だ、好きになれない。

    何か決定的に相容れないものがあるのは、
    彼女たちに感情移入が出来ないからだろうか。

    これでシュピーゲルシリーズはいったん休憩。

  • 読まずに図書館に返却。
    少年少女の荒んだ感じが、読んだ時点の気分と合わなかったのか、読めなくなった。オイレンシュピーゲルの1巻は読んだが、2巻以降も図書館から来てたけど読まないで返却。
    マルドゥックの方も同じように荒んだ感じはあるが、ウフコックがいたことで和らいで読めたのかも。
    冲方さんの文章自体はうまいので読みたい作家ではあるが、シュピーゲルやマルドゥックのような荒れた感じはダメかも。

  • これは、取り戻すための物語。

  • 遊撃小隊の休日に起こった出来事の話。なんだかんだ言いながらも涼月と吹雪は仲がいいなあなんて思ってたら、吹雪が涼月に放った言葉が何よりも衝撃的でした。一体なにがどうなってそうなったんですか。それと陽炎がぬいぐるみの贈り主を探していくうちに、戦闘に巻き込まれて孤軍奮闘する姿がかっこ良かったのです。でもいくらなんでもその部屋は片付けましょう。夕霧に関しては、いつか本当の幸せを取り戻せる日が来てほしいと願うしかありません。物語もレベル3、人格改変プログラムと一層不穏な影が見えだし、先が気になります。

  • うん、冬真よりは積極的にがんばってるな。吹雪は。

  • 2010 10/2読了。たぶん有隣堂で購入。
    涼月メイン、陽炎メイン、3人とも主役級だけどやや夕霧メインの短編計3本+掌編。
    今までオイレンよりもスプライトの方が好きだなあ、と思っていたのだけれど、この巻は両方を通じてここまでで一番好き。
    特に3話目。
    停電デーの夜の、三者三様の過ごし方は、それぞれいい感じだった。
    特に夕霧はマジドキドキするっしょ。
    それだけにその先が悲しいけど。

    次は・・・このままオイレンの4巻に手をつけたい気もしつつ、スプライトの3巻に行くことにする。オイレンはお預けで。涼月と吹雪の件とか気になるけどお預けで。

  • 特甲児童の秘密が、少しずつ明らかになる巻。
    そしてなんと恋愛もあり。

    この巻でも、各3章がそれぞれ3人の視点から描かれたものになっています。
    いつもは、別行動でもどこかで連携できている印象があったんですが、今回は心もバラバラな感じで、どこかでボロが出るんじゃないかとハラハラしました。

    「生きる」ために選んだ道で、運命に翻弄される様が切ない回だったなと思いました。
    これからの3人が、それにどう立ち向かっていくのか気になります・・・が、最後のおまけで笑わされて、そんな感傷も吹っ飛んじゃった!

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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