ばいばい、アース〈3〉爪先立ちて望みしは (角川文庫)

著者 :
制作 : キム・ヒョンテ 
  • 角川書店
3.64
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本棚登録 : 499
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044729066

作品紹介・あらすじ

カタコーム戦役で皆を叱咤した城外の民の指導者、ジンバックが死んだ。弔いに訪れたベル一行は、城外の友人たちと再会し、酒と剣と恋に夜は更けてゆく。一方、飢餓同盟に身を投じたアドニスは、究極の治療薬にして猛毒「試者の灰」を手に城を襲い、王に挑みかかった。今度は敵としてベルの前に立ったアドニスは笑いながら問いかける。「俺を、斬れるか?」-冲方丁がおくる魂のファンタジー、狂騒の第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • 2014/1/27

  • 逆から、読むんやーーー!!!

    と、3巻目にして気づきました。
    遅すぎ?

    いままで、どういうことなんだと思っていた謎が、それだけでだいぶ解けた気がします。

    なにかのアンチテーゼとして自分を確立していこうとすれば、ぶつかるのは当然。
    そういう意味では、ベルも、アドニスも一緒。
    そして、王国も、饑餓同盟も同じ。

    それは、タイミングがちょっと違っただけの運命かもしれない。

    それでも、その運命にあらがう。あらがうことすら運命づけられているとき、あらがうことで運命を超えられるのか?

    次巻、怒濤のラストです。多分、怒濤のはず。

  • 3巻目ともなると、それなりには世界観がつかめてくるが、動画を詳しい説明なしに読んでいる感じは、ずーっと続いていて、世界観を理解できていないとはっきり言って面白くない。
    戦闘シーンは迫力あるものの、読んでいて退屈で何回も寝てしまい、1冊読むのに結構時間がかかった。
    スピード感はあるので、アニメ向きかも。
    登場人物それぞれの影の部分がクローズアップされる。「一歩違ったらこうなっていたかも知れない。理解できるからこそ、虫唾が走る」。こういう対象はムキになって叩き潰してしまう。
    戦いを通して、剣も使い手も成長していく。

  • ベルの剣にべネットの結界、ギネスの指揮と物語として見せ場のシーンがつまった3巻。
    どの登場人物も世界も剣も心や感情の戦いであって、この物語の世界における強さとは、力ではなく形なき意志。
    物語が大きく動くほど感情は大きく動き、スポットライトを浴びる登場人物が多いほど、いくつもの感情に振り回される。
    これは読むのが大変。
    だけどそれがまた面白い!

  • この広がった風呂敷はたたまれるのか?そんな疑問を抱きつつ。アース3巻。

    押井守の「イノセンス」を彷彿とさせられる観念的な言葉の応酬。頭のどこかで許容と拒否がせめぎ合う。理解しようと務めるも浮遊する言葉たち。ちょっとしたトランス気分に陥ったのはさておき。


    闘う。傷つく。失う。癒される。成長する。典型的な冒険譚の構造を持ちつつ、独自の理論をぶちかます。これがデビュー作二作目とは。いやはや。若者特有の熱量を出し惜しみすることなく放出。


    若造がなんか青臭いこと言ってるよ。と、思う部分が大半ではあるが、読み物として惹きつける引力たるや。いやはや。さてさて。この風呂敷の行方を楽しみに四巻へ。

  • 2.8。

  • その寂しさを、誰のせいにもしないでこれたんだ。

  • 起伏が激しくてちょっと読みづらいかな・・・・。
    最終巻に期待。

  • ストーリィがどかーんと動く巻という印象です。ちょっと胸が痛い。

  • 物語は転から転へ。影をまとって炸裂する懐疑。
    それでも歩みを止めること無いそれぞれの登場人物。
    そして表れる、いかにもなラストダンジョン。

    ベルが、アドニスが、ギネスが、シェリーが、ガフが、それぞれの理由と共に闇の中を進んで行くあたり、物語も大詰めって感じでございます。

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