アリス・イン・ゴシックランド 霧の都の大海賊 (角川スニーカー文庫 233-1)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 112
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044739072

作品紹介・あらすじ

時は19世紀末、霧煙る魔都ロンドン。切り裂き魔が跳梁し、英国海軍の新造艦が奪取されるなど怪事件・大事件多発の陰には、巨大な犯罪結社の暗躍があった。大英帝国の転覆を謀る悪漢どもを相手に、スコットランドヤードの貴族刑事ジェレミーと、世界一有名なあの名探偵の妹イグレイン、そして謎めいた美少女メイドのアリスは、いかに立ち向かうのか!?謎と冒険に満ちたビクトリアン・ゴシックファンタジー、ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 残念。ひたすら残念。
    それとは別に、Jeremy Clarkson のイメージが最後まで払拭できなんだ。

  • 19世紀末のロンドン。
    切り裂き魔が現れるなどの怪事件起きる裏には大きな犯罪組織があった。
    その組織を相手に貴族刑事ジェレミーと名探偵の妹イグレインが立ち向かう。

    一応、ミステリー系ラノベに分類されるだろうんだけど、キャラもシナリオもちょっと全体的に弱いかな。
    途中に時代にそぐわないものも飛び出したしね。
    雰囲気は嫌いじゃないんだけど…。

  • 作者のトリシアシリーズが好きだったので読んでみたのだが、あまりの違いにちょっと驚いた。

    びっくりするほどてんこ盛りのストーリー。
    主人公は、貴族だけどなぜかスコットランドヤードで刑事をしている青年。
    そして、かわいいメイドさんにおてんば美少女探偵、海賊もいるし、影には秘密結社。
    女の子たちとのほのぼのとしたからみと陰惨な切り裂き魔の事件。
    お腹いっぱいになりました。

  • 好みドストライクで驚いた
    自分の好きなものをぎゅっと詰め込まれた感じ
    2巻買おう

  • 話の雰囲気は好み。「新シリーズ」と書いてあったから続きは出るのかな。まだ1巻だから、と思えば結構楽しめたと思う。ただ最後のアリスに関するところは個人的には「そっちの方に行っちゃうか;」という感じ…。まぁ表紙にいるから1巻でいなくなるってことはないと思ってたけど(´`)

  • 魔都ロンドン、犯罪結社、スコットランドヤードの刑事、あの名探偵の妹、謎めいた美少女、と、あらゆるゴシックオタク的琴線をくすぐるガジェットの数々。
    絵も可愛いし、中身もポップで楽しいし、若い読書子にはもってこいだと思う。
    途中に挿入されているキーワード解説という形で、古き良きホームズの時代の単語を解説してくれてるんだけど、うーん、それは、地の文でやるべきことなんじゃなかろうかとは思うものの、ライトノベルの特性から考えると、文章が煩雑にならなくて良い、のかもしれない。
    内容自体は、ホームズの妹、という設定であるにもかかわらず、特に推理やミステリの要素は、強くないので、パズル的要素が強くなりすぎた昨今の本格ミステリに若干ついて行けていない、もしくは心が離れてしまっている人には、楽に読めるのかもしれない。

    かくいう僕は、こう言うの、好きです。

    感覚として、田中芳樹作品にありそうなテイストで、設定そのものは僕の好みです。
    今回は第一巻ということで、キャラのお披露目的な要素が強かったのかと思いますので、続刊に期待。

  • ヴィクトリアンなホームズパロディ+空想科学冒険譚。レールガンに突っ込んだら負け。
    タイトルに出てくるアリスよりもイグレインの方がヒロインっぽいけど、ジェレミーのこだわりぶりだとメインはアリスなんだろうなあ。
    新シリーズスタートということで謎だらけ。今後に期待。

  • ライトノベルはキャラクターと破天荒なストーリー!
    久しぶりに直球真っ向勝負な作品です!
     
    シャーロックホームズやキャプテン・フック等々
    色々なキャラクターが登場してバタバタと派手に暴れまわる!
    このハイテンポなノリは読んでいて実に心地良いですね!
     
    シャーロックホームズの妹がヒロインということで
    ミステリィかサスペンスを思い浮かべてしましたが
    まさかアクションで責めてくるとは
    良い意味で期待を裏切られた感じですね

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著者プロフィール

第6回ファンタジア長編小説大賞最終選考作『黄金の鹿の闘騎士』でデビュー。『トリシア』シリーズ(学研)、『アリス&ペンギン』シリーズ(小学館)等著作多数。また『学研まんが NEW世界の歴史』の原作も手がける。

「2022年 『海賊と大バトル!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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