アリス・イン・ゴシックランドII 怪盗紳士と大聖堂の秘法 (角川スニーカー文庫 232-2)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 59
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044739089

作品紹介・あらすじ

魔都ロンドンを騒がす"切り裂き魔"の正体は、アリスの別人格"ジル"だった!無垢な天使と冷酷な殺人マシーンの二面性が同居するアリスの扱いに苦悩するジェレミー。そんなある日、彼はフランスの少年貴族ラウルと知り合う。巨大犯罪結社ネオ・ヘルファイア・クラブから狙われていると語るラウルは、ジェレミーに共闘を申し出るが、はたして、彼の真の姿とは…?謎と冒険に満ちたビクトリアン・ゴシックファンタジー、第2幕。

感想・レビュー・書評

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  • 第2巻を読破。

    ホームズの妹やフック船長などが登場した第1巻の終わりから物語はスタート。

    今作ではハイドやルパンなどなど、私でも知っている人物がわさわさと登場します。

    この作品、本当におもしろいわー。

    ジェレミーとイグレインのやり取りが大好きo(^-^)o

    どつき愛、ですね。



    それにしてもアリスは12歳だったのか…。

    言動が子どもだったから10歳以下だと思っていました。

    そりゃあジェレミーもどつかれまくるわw

    あれだけどつかれても壊れないジェレミーがすごいです。

    なにげに頭いいし。

    アリスの正体よりもジェレミーの方が気になってしまいますね。

    すでに第3巻も買っているので続きを読みたい。

    ジェレミーとイグレインはずっとどつき愛のままなのかどうかが(笑)

    そして植田亮さんのイラストがとってもすてきですー。

    イグレインの太もも…(*´Д`)ハアハア

  • 前作( http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4044739072 )に引き続き、楽しませていただきました。

    稀代のヒーローの妹というヒロインを配置しておきながら、実際のヒロインは幼いメイドさんの方であるという本書、次々に美少女が主人公の周りに配置されていきます。

    今回も、新しい人間離れしたメイドが増えました。さすがラノベの白眉です。

    今回は、それに加えて若き怪盗紳士も登場。一応、盗みのシーンと、見事な変装術を披露するシーンもあります。

    実は、それがわかっていたから、『ルパン』の映画を見ていたりしたのでした。( http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/B002TUEW7G

    ルパンは、好きなのです。もしかすると、ホームズよりも。

    その昔、ルパン三世のゲームブック(もう今時、こんな単語も、それがどういう本かも、読んだことがある人も、少ないんだろうなあ)で、ルパン三世vsホームズ三世(ただし美少女)というのがありまして。これが非常に楽しかった。

    もう今となっては手に入らないと思いますが。
    と思ったら、さすがの密林、取り扱いがありました。

    ルパン三世〈11〉華麗なる挑戦 (双葉文庫―ゲームブックシリーズ) by 前田 達彦
    http://www.amazon.co.jp/gp/product/4575760560?ie=UTF8&tag=kumabetti-22&linkCode=shr&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4575760560&ref_=reg_hu-rd_add_1_dp
    表紙画像
    http://www.g-root.jp/buyandsell/book/BK00129.html

    嗚呼、懐かしい。

    むしろ、そっちを読みたくなってしまった。

    本編についてですが、前作に引き続き、名探偵の妹を配置しているにもかかわらず、申し訳程度にも推理は行われません。

    そして、これまた前作に引き続き、クライマックスは常識外れの大立ち回りです。

    昨今では珍しくなってしまった古典的な活劇を、お楽しみください。

  • ヴィクトリアンファンタジー活劇第2弾。この巻もゲストが豪華。モリアーティは今後黒幕として関わってくるのかな。それよりルイス・キャロルの中の人がどう話に関わってくるのかが気になる。
    そしていわくつきメイドがまた増えた。

  • 世界観、雰囲気が好き。次に向けての話もちらほらと出てきたので、今後も期待。どんどん盛り上がっていくといいなぁ…

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著者プロフィール

第6回ファンタジア長編小説大賞最終選考作『黄金の鹿の闘騎士』でデビュー。『トリシア』シリーズ(学研)、『アリス&ペンギン』シリーズ(小学館)等著作多数。また『学研まんが NEW世界の歴史』の原作も手がける。

「2022年 『海賊と大バトル!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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