それがるうるの支配魔術Game1:ルールズ・ルール (角川スニーカー文庫 208-11)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044740092

作品紹介・あらすじ

入学式の朝、"世界災厄の魔女"こと水那斗るうるに出会った俺。知らぬ間に彼女の"理操魔術"とやらを破ってしまい、それは普通あり得ないことらしい。だからと言って、『俺は危険人物→味方にすれば安心→伴侶として相応しいか見極める→常に一緒にいる』ってのはどういう論法だ?「その嫌そうな顔、3ptダウン」それ何のポイント制!?「驚いた顔、悪くない。2ptアップ」勘弁してくれ。常識と魔術を巡る学園ストーリー、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 「ルール」をもつ魔術師たちに発想でもって応えるというアイディアが面白かったです。どういう視点から打破していくのかを読むのも楽しい。ってここまで書いたら異能力バトル展開な感じですが、学園モノ(?)です。まぁ最後の幕間はそれぞれに思惑がありそうな引きだったので前述の“(?)”が取れるかもしれないけど。

  • 常識が魔女の魔術で変わる!
    というわけで,現実を書き換える魔術.
    なぜかそれにかからない犬海丸くん.
    彼は言葉だけでその魔術を打ち破る事ができる.
    という話.

    それなりに面白かったけども
    最後になんかとつぜん詰まらなくなったんだが….
    なんなんだろうね?
    この残念感は.

  • 可もなく不可もなくといったところ。設定は面白いがあまり盛り上がりも無く終わった。るうるよりも晶の喋り方の方が気になって仕方が無い。

  • 本巻はプロローグで、世界の理を一時的に変える理操魔術の紹介と、登場人物の顔見せって感じ。間違い探しゲームを何回かやってるけど、絵じゃなく文章での間違い探しってよっぽどの力量がないと難しいんじゃないかな。理操魔術という概念自体は面白そうなのに、続きを読みたいとまでは思えなかった。イラストは可愛い。

  • 土屋つかささんの新作。話の中に隠された【ルール】があるという、小説ならではのギミックが面白い。魔術が実在する現在でのミステリー(風味)というところから「トリックスターズ」を連想した。
    あいかわらずのボドゲ小ネタが嬉しい。

  • 『ルール(常識)がるうる(魔女)のルール(魔術)で変わる』
    題名だけ読んで買ってみたけどアタリだった。

    わがままというよりはマイペース(若干常識不足)な”世界災厄の魔女”るうると、”世界の理を変える魔法”をなぜか解除できてしまう主人公の・・・ラブ・・・コメ?

    とりあえず、続きが楽しみです。

  • 晶が口絵にいないという不遇さについて

  • 作者がボードゲーム好きというのは理解できた。ちょっと主人公の能力が便利に解釈されすぎててチート

  • 最後数ページの展開が猛ダッシュで続きが気になった。

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著者プロフィール

作家、ゲームデザイナー。SE、ゲームプランナーを経て、2008年『放課後の魔術師(メイガス)』(角川スニーカー文庫)にてデビュー。他の作品に『それがるうるの支配魔術(イレギュラー)』(同)、監訳書に『イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト』(著:フェリシア・ハジラ=リー、星海社)、ノベライズ担当作に『那由多の軌跡』(原案:日本ファルコム、星海社FICTIONS)、シナリオ一部担当作に『STEINS;GATE 0』(MAGES.)などがある。
Twitter ID: @t_tutiya

「2016年 『イングレス エージェント・ストーリーズ 01』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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