機動戦士ガンダムUC(2) ユニコーンの日(下) (角川スニーカー文庫 G 9-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044748067
作品紹介・あらすじ
『袖付き』と呼ばれる反政府組織と、ビスト財団の間で行われていた『ラプラスの箱』を巡る謀議は、連邦軍の介入によって破局を迎えた。工業用コロニー"インダストリアル7"で始まる戦闘。オードリーを追って戦火の中を走るバナージは、純白のモビルスーツ"ユニコーン"と出会う。人の革新-ニュータイプの力が覚醒した時、"ユニコーン"はその真の姿を現した!文壇の気鋭・福井晴敏が描く新たなる宇宙世紀サーガ第2弾。
感想・レビュー・書評
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小さなキッカケから始まった戦闘がコロニーを巻き込んで大きな戦闘となり、オードリーと別れた事を後悔していたバナージが行動を開始する所はバナージの強い意思を感じる事ができた。
父親との別れでは悔やみ後悔するバナージが目の前に現れたクシャトリヤに八つ当たりにも近い感情とオードリーを助けるという思いを叩きつけているように感じた。
最後にユニコーンガンダムの登場と活躍は短くは有るが、クシャトリヤを圧倒する様子は今後への期待が多いに持てる内容となっていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遂に動き出すバナージの宿命。
見返りを求めず、己に報いるのは己だけだと了解して、為すべきことを為す。
深いっす(笑)。 -
ユニコーンガンダム第2巻。
いよいよユニコーンガンダムが起動しバナージを乗せ戦闘を開始する。アニメで観た時は分かり難かった政治的背景がやっと理解出来た。
もう一度アニメ観ようかな。 -
【2013/02/08】読了
ざっくり感想。要加筆
・生まれたときから戦争と向き合わなければいけなかった子どもたち
・戦争に巻き込まれ、唐突に明日を奪われるコロニーの住人たち。戦争の引き金は、世界を回している人たちの身勝手な想い。現実もそうだなー、と考えると各地で起きる紛争がしょうもなく思えてくる。
・バナージの「人の死に方じゃないでしょ!?」は、感情のこもった良い台詞だと思う。「人の働き方じゃないでしょ!?」はこの世界に言いたい。 -
福井晴敏 著「ガンダムユニコーン2ユニコーンの日(下)」を読みました。
世界を変える力を持つ謎の「ラプラスの箱」を巡り、ついに連邦軍とネオジオンがコロニー内で戦端を開いてしまう。主人公のバナージも戦いに巻き込まれ、運命に導かれるまま、ガンダムユニコーンに乗り込み、ネオジオンのモビルスーツを蹴散らしてしまうのだった。
ついにこの巻でやっと主人公がガンダムユニコーンに乗り込み、そのすさまじい強さを見せ付けます。
そこにいたるまで、けっこう長いのですが、コロニー内での戦いを緊迫感を感じさせながら、一気に読ませてしまうのは、さすが「亡国のイージス」の作者だと思います。
次巻から主人公がガンダムとともにどのようにして道を切り開いていくのか、楽しみにしていきたいです。 -
UC2巻目。単行本発行時は上下で1巻だったんでしょうね。
1,2巻は上下巻構成なものの、めさめさ〈続く〉で続くです。
ただ、大きい動きがありましたね。
1巻までは「日常」だった空間が、一気に「戦争」の中に入れられてしまう。
必然のように「日常」の中にいたバナージ君も戦争の中に入っていく
ことになる。
しかもそれを与えるのは、1巻ではそうさせないために
彼を突き放した人。
あああ悲しすぎる…「再会」がそんな意味だなんて。
でも、悲しいだけにはならないためにこの先の物語があり、
そのためにバナージ君はバナージ君なんでしょう。
今回はその運命の「ボーイミーツガール」からの進展は
なかったですが、どうなるのかな?
しかしながら福井先生の筆致はさすがですが、映像向きですね。
登場人物が多い上に群像描写も多い… -
映像版の2巻冒頭部分までの内容。この巻(映像版での1巻)で退場する、ある登場人物が細かく描写されている。単純に映像版1巻を見たのが前すぎて内容を覚えてないだけかもしれないがw
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ユニコーン起動。赤い彗星っぽい方が登場して終わり。
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モビルスーツと人間のサイズ差を意識させられる展開。やっとガンダムが動いた!