機動戦士ガンダムUC(3) 赤い彗星 (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 美樹本 晴彦  大森 倖三  矢立 肇  富野 由悠季 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.81
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本棚登録 : 149
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044748074

作品紹介・あらすじ

『ラプラスの箱』を巡って勃発したテロ事件。バナージとオードリーは地球連邦軍の戦艦"ネェル・アーガマ"に収容され、『箱』を巡る様々な思惑に翻弄される。そこへ急襲をかけるネオ・ジオンのエース、「シャアの再来」と噂されるフル・フロンタル。激しい戦闘の中、オードリーの正体を知らされたバナージは、再び"ユニコーンガンダム"に乗り込んだ。彼女を守りたい-たったひとつ、自分が信じるに値する感情に従って。白熱のシリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 戦闘が続く中でどんどん失われていく命と同時に過ぎ去るのもまた早く、ユニコーン回収後の開放の束の間、
    その一瞬を逃さなかったネオジオンの奇襲から、赤い彗星の再来といわれるフルフロンタルの登場と戦闘、守りたいがために踏み入れてはならない運命に引き寄せられていくが如くのバナージ、リディ、ネェルアーガマ。
    そして終わりには熱を失ってしまったオードリー。

    映像にはない内容が沢山あって、とても満足でした。

  • 福井晴敏の“ガンダム”は、同じ内容で2版存在する…。

    ひとつは、角川文庫版。
    文章表記以外での“ガンダム色”は、表紙絵のみ。

    もうひとつは、単行本版。
    表紙+挿し絵イラスト多数の“ガンヲタ仕様”とのこと。本書はその文庫化か。

    この両者の読者の、レビューの違いを見比べてみたくて登録。


    結果……。

    前者は、自分の様にガンダムをあまり知らないけれど“福井作品だから”と読んでる人が多い反面、後者は当然のように“ガンダム愛”がひしひしと伝わるレビューが多い。


    福井作品好きが自分のように、このシリーズを通してガンダム好きになったなら(ガンダム好きな)筆者も嬉しいのだろうし、

    逆に、

    ガンダム好きが、この小説を通じて福井晴敏という作家を好きになるとしたら、福井ファンとしても嬉しい。

    この出版形態、そういう面で“一粒で二度美味しい”素敵な試みなのだと思った。

    (この作品“ガンダムUC3巻”へのレビューに対する感想≧評価)
    ★5つ、10ポイント。
    2015.10.13.書。

  • ユニコーンガンダム第3巻。
    テロ事件に巻き込まれ孤立したネェルアーガマ。そこへ襲いかかるシャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル。バナージはオードリーを守るため再びユニコーンガンダムに乗る。
    ファーストガンダムをなぞってるUCシリーズ。今回も正にホワイトベースがシャアザクに襲われるシーンを思い出す。少々被りすぎな程。
    まだまだこれからのストーリーが楽しみ。

  • 大分開きましたがUC3巻目。
    まだまだ起承転結の起ですねぇ。

    今回のミコットやタクヤたちの反応は、以外とこのテのもので描かれない
    「軍という組織の特殊さ」を感じさせて、さすがだなぁと思いました。
    そんな中の存在だったバナージ君だからこそ、後半の展開も
    ぐっとくるものがあるし。

    でも、でもでも、結局は可愛い女の子が気になったからかよ!と思うと
    何となく嫌なのでちょっとマイナス。
    勿論、バナージ君は仮にオードリーが男でも特別な感情を抱いた
    でしょうが、何となくやっぱり
    「守りたいと思われることで主人公に対しての存在意義を見出される
    ヒロイン」て何か嫌なんです。
    このテの設定は男性作家様に多いので余計に。

    現時点ではこのオードリーことミネバが主導していますが、
    どんどんバナージ君が物語の中心に身を置くことになるはず。
    この先も気になります。
    もう1人の主人公?フロンタル氏も出たことだし。

  • 【2013/02/11】読了
    『赤い彗星』の再来と言われるフル・フロンタルが、戦場を支配している時の絶望感が凄い。OVAでは、キャラクターの細かい心情を感じとるのが難しいなぁと思いました。文字に起こすとこんなに違うのか。。。

  • 福井晴敏 著「機動戦士ガンダムUC3赤い彗星」を読みました。

     世界を変える力を持つという「ラプラスの箱」を巡り、連邦軍と連邦の特殊部隊「エコーズ」と、反乱軍「ネオジオン」との3つ巴の駆け引きが本格的になってきたこの第3巻。

     ついに赤い彗星の再来と言われるネオジオンの首魁フル・フロンタルが登場(どう考えてもシャアのようです)。

     クライマックスは、そのフル・フロンタルに主人公のバナージが少女を守るため、ガンダムCUを駆って、戦いを挑みます。

     そこにいたるまでがドラマチックで、さすが福井晴敏、一気に読まされてしまいました。

  •  「赤い彗星の再来」とも言われる「フル・フロンタル」なるキャラクターが登場する巻。いわゆる主人公のライバルキャラということになりますかね。
     なんていうか、作品の中に突っ込んだ見方をして「ネオジオン的に」考えても、あるいはもうちょっとメタ的に捉えて「『ガンダム』という作品的に」考えても、結局「シャア」に頼らざるを得ない状況だっていうのは、若干の興ざめ感。「フル・フロンタル」の正体がわからないので、それ次第では強大なトキメキポイントとなるとは思うけれども……。

     どうでもいいですけど、これで「フル」(フル=フロンタル)・「ブル」(シャリア=ブル)・「プル」(エルピー=プル)が揃いました☆


    【目次】
    カラーイラスト
    0096/Sect.2 赤い彗星
     1
     2
     3
    (本文イラスト/大森倖三)

  • 映像版2巻の中盤までの内容。全裸なのに仮面の人登場。全裸の人に関しては(映像版の)声と映像の力が圧倒的すぎて、小説版から入った人がもともとどういうイメージを持ってたのか気になるところ。絵面と字面じゃほんとにただのパチもんにしか見えないものw

  • シナンジュが来たときの「シャアが来る!」感がよく出ていると思った。

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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