機動戦士ガンダムUC(10)   虹の彼方に(下)   (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : 美樹本 晴彦  大森 倖三 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.19
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本棚登録 : 116
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044748425

作品紹介・あらすじ

ついに明かされる『ラプラスの箱』の真実。バナージとミネバはそれを全世界に伝えようと決意し、フル・フロンタルはあくまで阻止しようと立ち塞がる。最後の対決の末に明らかになる「シャアの再来」の正体。そして『箱』を封殺せんと発射されたコロニーレーザーの業火を前に、バナージが取った命がけの行動とは-。人の善意と可能性、希望、清濁併せ呑んで引き続く未来。絶望の底に触れた今という時代にこそ輝く、ガンダムサーガ最新作。ここに堂々完結。

感想・レビュー・書評

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  • ・地球連邦の出来た理由、移民と棄民、世界の情勢などが書かれていてとても良い

    ・地球が限界であり、いま、ラプラスの箱を公開しなければならない理由、というのも明確になっている

    •キーになるラプラスの箱というものの価値が、確かに。。。と思わせる説得力のあるものだった

    •アニメ→小説→アニメ見直し、と観るのが一番楽しめそう

    •アニメになっての改変部分も悪くない(ちょっと超能力があればなんでもできる感じになってたけど)

    •ファーストから逆シャアまでの世界観と設定を、ちゃんとした小説家に書かせると、こうまで素晴らしいものにできるのかーと思いました

  • これまでに、ガンダムのいくつかのアニメシリーズを見たけれど、いまひとつ理解力がなくてストーリーを追うことができなかったので、おさらいのつもりで全10巻を読みました。
    宇宙世紀約100年の歴史を把握することができて、ラプラスの箱を巡るストーリーだけでなく、これまでに見たシリーズの理解も深まったように思います。他のガンダムシリーズも小説版を読んでみたいと思いました。
    小説版では脇役の人たちのちょっとしたかっこよさに悶絶した部分が何ヶ所もあったのですが、アニメ版では割愛されていたのがちょっと残念!

  • 福井晴敏 著「機動戦士ガンダムUC10虹の彼方に(下)」を読みました。

     壮絶な戦いの末に、ついに明かされた「ラプラスの箱」の真実。バナージとミネバはその真実を全世界に伝えようと決意し、フル・フロンタルはあくまで阻止しようと立ちふさがる。そして「箱」を封殺するため発射されたコロニーレーザーを前にバナージは命を懸けて最後の行動を起こすのだった。

     ついに完結を迎えた「UC」ですが、「ラプラスの箱」の秘密が明らかにされ、それが全世界を変える力を持つものだったということがよくわかりました。

     ガンダムシリーズのテーマに迫るふさわしい秘密だと感じました。

     また、「シャアの再来」と言われたフル・フロンタルの正体も暴かれ、最初から先入観を持っていた自分は見事にだまされました。

     主人公の成長とともに、人は分かり合えるのだという大きなメッセージがシリーズを通して伝わってきました。

     いまだ混乱の絶えない現代の世界だからこそ、ガンダムシリーズのメッセージを強く感じることができるのだと思いました。

     これで「UC」は完結も見たわけですが、ここからの新しいスタートを期待してしまう自分なのでした。

  • 「可能性」って言葉について考えてみる。妙に怖さを覚えた。

  • 予想範囲内のオチ。落としどころとしては、こうでしょう?1st世代向けとしては、極めて正統、王道ですわな。

  • 終わり方がハッピーエンドじゃないところがちょっと。
    見方によればハッピーエンドかもしれないけど、うーん。
    リディがかわいそうだ。

    ファーストからのファンの人は主人公たちよりもブライトとかに共感するんだろうなあと思った。

    最初のときの勢いはよかったのだけど、結局登場人物の誰にも共感できずに終わってしまった。
    あと戦闘シーンに興味がないので、こいついつも戦ってるわーくらいにしか思えなかった。

  • 「すべては善意からはじまっている」や「諦めずに(それでも!)と、可能性に懸ける」など人生において大切なテーマのちりばめられた傑作でした。
    ガンダムが好きだったためにこのような素晴らしい作品と出合えたのはラッキーでした。
    映像化の方は小説とは違う終わり方をするようなので、どんなエンディングを迎えるか楽しみです。

  • 物語の中核であった箱の正体は結構あっさりとしたもの。他作品の場面をトレースしてきた本作品らしく、最終巻もやりすぎなくらい。その最たる例のフロンタルには最後まで魅力を感じなかった・・・。後に映像で見たら感じ方も変わるだろうか。

  • 遂にラストか。
    フロンタルとの最終決戦がZのラストオマージュでよいですね。
    「俺の体を皆に貸すぞ」「それじゃダメ」のくだりとかは良かった。
    結末も一応ハッピーエンド?で良かったです。

  • 全10冊のラスト。
    超能力?が凄まじい。こんな万能なのありなのか。
    ラプラスの箱をこれだけ引っ張っておいて、その内容にがっかりするかと思いきや、それなりの説得力があって感心した。肩透かしを食らわされなかったのでは満足。よく思いついたな〜
    この後に「マフティ動乱」に続かないようだ。ミネバがこれだけ大々的に世に出てしまったらあの話にはいかないだろう。
    何にせよ最後は良かった。DVDも楽しみ。

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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