「10年先の自分」をつくる

著者 :
  • 中経出版
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本棚登録 : 82
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046000231

作品紹介・あらすじ

正しく"変化"を積み上げる人だけが長く「結果」を出し続ける。現役実働29年間、「優勝請負人」と呼ばれチームを引っ張ってきた男が第一線で活躍し続けるために大切にしてきたこと。

感想・レビュー・書評

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  • 「正しい変化」を続けることの大切さ。
    長く活躍していくためのヒントを得ることが出来ました。

  • プロの世界で生き抜く厳しさがよく伝わったし、特にリーダーシップは個々が発揮するものという考え方は、とても共感できた。

  • 年齢を重ねても練習量を変えないこと。ベテランだからといって楽をしていいということはない。

    基本の繰り返しが最も効果的。

    25歳がピーク、というウソ。25歳で体をイジメ抜いていない人は伸びしろがある。

    限界は自分が思うはるか先にある。

    他人との比較は意味がない。

    ファーストへのカバーは目をつぶってでもできるようにする。毎日繰り返し練習していると、体が勝手に動くようになる。

    自分が今やっていることを信じられるか。

  • 長所か短所か。それは考え方次第。
    私はそうした他人が見つけた欠点を修正するよりも、自分で自分の足りない点に気付いたり、まだまだダメなんだ、ということに気付いたりすることのほうが大切だと思っています。

    私は不安だったからこそ、自分の身体と対話してきました。不安だったからこそ、自分の心と対話してきました。「今の自分に何が必要かを必死で考える」。

    誰もが挫折も息切れもある。だからこそ、そこで足を止めずに、深呼吸をして、また歩き始める。「今」を積み重ねていくことが「10年先の自分」をつくるためにつながることだと思っています。

  • 29年間プロ野球選手として活躍してきた工藤公康さんからのメッセージ型のビジネス本。
    いくつも、ヒントと気付きをもらえる言葉に溢れた内容でした。
    「10年先の自分」の分かれ道は、「今」自分でやるべきことに気付けるかどうか。
    「いつでも大事なのは、自分で考え、自分で動くこと」
    学問ではなく、アスリートとして、自分を鍛え抜き、考え抜き、行動してきた彼だからこそ、伝えられる内容ばかり。

    将来が見えずに不安を感じる方、やる気やモチベーションが下がっている方には、ベストな一冊だと思います。

  •  読みやすいが、やや抽象的な話が多い。

  •  著者は、プロ野球という弱肉強食の過酷な環境の中で、47歳まで現役を続けることができた理由について、「自ら考え、自ら動いてきた」からだ、と述べています。
     つねに「10年後の自分」を見据えて、ピッチングに直接関わらないようなことにも、積極的に取り組んできたとのこと。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=1982

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著者プロフィール

1963年愛知県生まれ。1982年名古屋電気高校(現・愛知名電高校)を卒業後、西武ライオンズに入団。以降、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズなどに在籍し、現役中に14度のリーグ優勝、11度の日本一に輝き優勝請負人と呼ばれる。実働29年プロ野球選手としてマウンドに立ち続け、2011年正式に引退を表明。

最優秀選手(MVP)2回、最優秀防御率4回、最高勝率4回など数多くのタイトルに輝き、通算224勝を挙げる。正力松太郎賞を歴代最多に並ぶ5回、2016年には野球殿堂入りを果たす。

2015年から福岡ソフトバンクホークスの監督に就任。2021年退任までの7年間に5度の日本シリーズを制覇。

2020年監督在任中ながら筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻を修了。体育学修士取得。2022年4月より同大学院博士課程に進学、スポーツ医学博士取得に向け研究や検診活動を行っていく。

「2023年 『プロフェッショナル投手育成メソッド 一流投手へ導く“投球メカニズムとトレーニング”』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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