「絶望の時代」の希望の恋愛学

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
3.68
  • (12)
  • (27)
  • (17)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 247
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046001160

作品紹介・あらすじ

宮台が「性愛」に帰ってきた!恋愛絶望社会を生き抜け!今再び「終わりなき日常」を生きるための教科書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  宮台真司とカリスマナンパ師達の対談を収めた電子書籍「愛のキャラバン」を加筆して書籍化。
     (レビューにはこの本を教科書とした講座の感想も入っています)

     この本はどうやったら女の子を落とすかなんていうものではない。
     この本が語っているのは異性と非日常的な体験をして意識を別の状態に持っていくことの重要性だ。だからかわいい子じゃなきゃダメだとか、処女じゃなきゃダメだなんて問題外。相手は所有物ではなく、共に変性意識を得る為のパートナーなのだ。
     断れたらどうしようなんていうのもおかしい。性愛のない人生こそが本当に怖がるべきものだ。
     このへんの男の子が恋愛に対して抱いてしまいそうな妄想をしっかり打ち砕いてくれるのが気持ちいい。
     ナンパやSEXについて書かれた本だが、恋愛、人生を考える上でも重要なことが多く書かれている。
     
     正直に告白すると、講座に参加して変性意識がもたらされた(?)というかとても高揚した。
     自身の性愛について真剣に考えるきっかけを与えてくれる一冊&講座だった。
     

  • 読む時期が時期だからなのか、全て教育に置き換えられて読める…
    頑張るためにはホームベースが必要。
    本気度がないのはあらかじめ失敗を先取りして自己防衛を早い段階でしてるから。自分でなく他人に関心を寄せろ。他者を思いやれない人は幸せにはなれない。
    相手の要望に応えているだけでは何も経験していないのと同じだ。
    変わりやすいテクストより変わらないコンテクストに目を向けろ。
    …ナンパの話をしてるのに、自分のことがよくわかった気がした。
    私は本当にしたいことはなんだろうか。
    宮台バンザイ。

    2014/02/01読了。

  • 面白かった
    これをまんま受け取ってっていうつもりはさらさらないけど、
    話している内容のなかにぽつぽつと影響をうけるようなことが入っている

    つうか宮台真司はどんな人なんかね
    テレビあんまみないからよくわからないけど、
    そんなに一時期はテレビで有名だったんだろうか

    私のイメージではいっている内容はテレビとかで受け入れられるようなものとは思えないんだけどなあ。

  • ジェンダー
    社会

  • 物格化と人格化(人を物扱いする問題)
    恨みベースと希望ベース(他者への恨みによって生きてしまう問題)
    損得勘定の自発性と内から湧き上がる内発性(他人を利用しようとする問題)
    変性意識状態

    このあたりがキーワード

  • 80年代の東大はセックスパラダイスだったようです。小谷野先生が見てた世界とはぜんぜんちがうね。

  • ただの「ナンパマニュアル」ではありません。推奨されていることのひとつに「脱マニュアル」があるくらいなので。
    「ナンパ」といってしまえば、いろいろなことが剥き出しになりますが、そこで知見されることには、「他者との関係を築く」「より善く生きる」という一般的な課題に含まれることが多々あります。
    つまり、ナンパとそうでないこととの境界線は曖昧で、誰かに近づこうととか関係を深めようときと地続きなのです。

    受付けない人には拒絶されるでしょう。でも、なんで「拒絶」してしまうのか、自分に問いかけたほうがいい、僕はそう思う本です。「性愛」という人間が避けて通れない問題を通して、どう生きるかを問うた本です。そして推奨されるのは、宮台真司が繰り返し述べてきた「他人を幸せにできる奴だけが自分も幸せに生きることができる」ということ。
    そして、自分の中にどれ程の内なる光(内発性)を宿すことができるか、で人生は決まる、ということです。

  • 高石さんの、傷つくというのはうまくいかなかったという結果であって、ちゃんとやったという事(真摯に向かいあった)だ、という言葉が一番印象に残った。

  • ナンパに関するトークショーがメイン。タイトルにだまされた、うーん、という気持ちが残る。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

社会学者。首都大学東京教授。著書に『日本の難点』(幻冬舎)、『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』(二村ヒトシ共著/KKベストセラーズ)ほか多数。

「2017年 『子育て指南書 ウンコのおじさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮台真司の作品

「絶望の時代」の希望の恋愛学を本棚に登録しているひと

ツイートする