カラー改訂版 理系なら知っておきたい 物理の基本ノート[物理数学編]
- KADOKAWA/中経出版 (2014年2月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046001795
作品紹介・あらすじ
大学受験予備校・代々木ゼミナールで指導する超人気講師が大学生・社会人向けに執筆。高校履修内容を踏まえ、大学履修内容の"本質"を抽出。講義がわかり、レポートが書けて、単位も取れる!さらには、物理が好きになる!
感想・レビュー・書評
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請求記号 421.5/Ta 81
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大学受験が終われば物理とも数学ともサヨナラできると思っていた皆さん!残念ながらもっと難しくなって帰ってきます…この本は高校物理の復習をしつつ、大学の物理数学の理解を手伝ってくれると思います。
(材料工学専攻 M2) -
高校で習う物理数学が丁寧に解説されている。微分学、内積、外積のところが秀逸。高校時代に読みたかった。特性方程式の意味合いが初めて理解できて、スッキリした。
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三葛館一般 420||TA
医学部の1年生におススメ!!!
本書は、高校での履修内容を踏まえた、大学での物理(物理数学)の参考書です。高校数学と物理数学のつながりが理解でき、より専門的な本を読むための基礎を身につけることができます。書名は「物理の基本ノート」ですが、本学医学部で履修する数学の学習にも直結する内容となっています。
出版社によると、「この本を読めば、大学での講義がわかり、レポートが書けて、単位も取れる!(かもしれません)さらには、物理が好きになる!(これは保証します)。」だそうです。
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第1章 物理数学を学ぶうえで
第2章 微分学
第3章 積分学と微分の関係
第4章 微分方程式(大学履修範囲)
第5章 ベクトル解析(大学履修範囲)
第6章 線形代数(大学履修範囲)
補 章 複素関数論ほか(大学履修範囲)
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(もも)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=67886 -
微分や積分、極限、ベクトル、線形代数といった物理で必須の数学について分かりやすく説明している。単に公式を示すだけでなく、それがどのような意味をもつ計算なのか、物理ではどんなことに使われているのかをきちんと説明しているので理解がしやすい。複素関数論は最後に軽く触れる程度。一応、何に使われているのかを説明しているが公式・定理の紹介に留まっているのが残念。とはいえ電気磁気学での利用がほとんどであり、想定している読者の範疇から外れているので仕方のないところかもしれない。この手の本で大抵無視される留数にも触れているのは評価できるが、”るすう”とルビが振ってあるのはマイナス。正しくは”りゅうすう”。