「幸せをお金で買う」5つの授業

  • KADOKAWA (2014年2月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784046001818

作品紹介・あらすじ

「幸せはお金で買うことができない」…でも、今までとは異なるお金の使い方をすればどうだろう?ハーバード大&UBC大の研究者が提案する「お金で幸せを買う」新しい方法

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

お金の使い方が幸福感や満足感に与える影響について探求する内容で、具体的には「経験を買う」「ご褒美にする」「時間を買う」「先に支払って後で消費する」「他人に投資する」の5つの方法が提案されています。これ...

感想・レビュー・書評

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  • 和訳されたものなので、読みにくさがありましたが、内容は大変興味深いものでした。

    同じお金を使うとしたら、どのように使う方が幸福感や満足感が高くなるのかを古今東西の実験内容を交えながら解説されています。

    今すぐに実践できるような内容ばかりだったので、早速実践していこうと思います。

  • DIE WITH ZEROを読んで、消費対効果に興味があったので、類書と思われるものを読んでみた。書籍のタイトルを見ると、一見お金があれば幸せになれるように思えるが、実際には幸福度を高めるためのお金の使い方(5つの原則)について述べられている。直感に反する行動を取る必要があり、実践するのは難しいと思った。

    備忘録代わりに以下にポイントをまとめた。

    1.経験を買う

    物質的な買い物、具体的には家・高級車・高級腕時計・ブランド品などは、幸福の観点から見ると優良投資とは言えないことが多い。50歳以上の支出選択と幸福度を関連付けたところ、重要だったのはレジャー分野への支出だった。この分野にお金を使う人ほど人生に対する満足度が高い。ゲーム、音楽、ジム、旅行、映画、スポーツイベントなどが含まれる。経験的な買い物は、思い出の配当となり、不快な思い出さえも、後に振り返ると楽しく感じることが多い。

    経験的な買い物と物質的な買い物の区別は明確ではない。例えば、見栄えのために本を買った場合は物質的だが、本をしっかり読み終えてアウトプットして売るなら経験的になる。払ったお金に対して大きな喜びを得られるのは、以下のような場合である。

    ・他の人々と交わることで社会的なつながりが生まれる経験
    ・将来何年にもわたって楽しい気持ちで語ることができる思い出話につながる経験
    ・自分自身や自分がなりたいと思う自分像に密接に結びつく経験
    ・他の選択肢と比較しづらい、滅多にないチャンスを提供する経験

    経験的な買い物は購入する機会に行動に移せなかった場合は後悔し、物質的なものについて、買わなければ良かったと思うものを買った場合に後悔する。

    2.ご褒美にする

    あらゆる買い物の喜びの持続を阻むのは「慣れ」である。高級車も同様で、違いを尋ねられたり山道を走るなどの特殊な条件でないと、その価値を感じづらい。収入と幸福には強い相関がない。素晴らしいものをお金で手に入れると知ってしまうと、人生のささやかな喜びに感謝する気持ちを失ってしまうことがある。慣れてしまったものは、距離を置くことで新鮮味を取り戻せる。

    3.時間を買う

    ここでいう「時間を買う」とは、お金で時間を買えるということを言っているわけではない。Uインデックスとは、人々が不快な気分で過ごす時間のことを指し、運動・祈り・読書・恋愛をしている人は不快な気分になりにくい。逆に、仕事・通勤・買い物・家事をしている間は不快な気分でいることが一般的である。

    今やっていることが快適か不快かにかかわらず、今の瞬間に集中することが幸福にとって重要である。自由な時間が多い人ほど幸福度の高い活動に従事しやすく、裕福な人々は自由な時間が少ないため幸福度を感じにくい。他人のために時間を使うことで、より多くの自由な時間があるように感じることができる。

    通勤時間が長くなるほど、時間の豊かさを害する。特に、自分で車を運転する通勤は、通勤電車に比べてストレスが大きい。テレビは他のいかなるものよりも、Uインデックスの悪化の原因となっている。

    最も重要なのは社会的な関係であり、家族や友人と過ごす時間は前向きな気持ちを促進する。お金の決定を時間の決定に変えることで、人々は幸福を促進する活動に勤しむようになる。

    時は金なり、は幸福の観点から考えると有害。お金を稼ぐための乗り物であるとみなすより、幸せな時間を過ごすこと自体を目的にした方が良い。

    4.先に支払って、後で消費する

    旅行の出発前が一番楽しいように、将来に手に入る予定のものの方が、すでに手に入れてしまったものよりも多くの喜びをもたらす。未来に起こりうる出来事は、過去に起こった同じ出来事よりも多くの感情を引き起こす。

    クレジットカードは、購入時の痛みを最小化し、無意識にお金を使ってしまうため、現金払いの方が支払いの苦痛をより感じる。クレジットカードではなくデビットカードを使うことで、負債を減らし支出を抑えることができる。

    先に支払って後で消費することで、期待する喜びと消費する楽しみが増し、他の原則も適用しやすくなる。少ないお金でより多くの幸福を買うためには、この方法が有効である。

    心の眼には、現在の喜びと苦痛がとりわけ強烈に映るので、支払いの痛みを即座に感じ、消費の喜びが遠くにあるような買い物に躊躇してしまう。これに逆らうことで、少ないお金でより多くの幸福を買うことができる。

    5.他人に投資する

    少ないお金でも他人のために使うと、自分の幸福感に効果が現れる。ただし、強制された場合は与えることの喜びは失われる。幸福感を得るためには人とのつながりが必要であり、他人とのつながりを深めるような方法で投資することが重要である。ある調査によると、他人への投資と自分のために使う金額の適度な比率は1:10以上が望ましいとされている。

  • タイトルの邦訳はすごくいかがわしく思えるけど、どちらかというと「幸せを感じるお金の使い方」の方が近いかな。幸せを感じるには、経験を買う、ご褒美にする、時間を買う、先に支払ってあとで消費する、他人に投資する、という5つの使い方がある。お金を使うときに「これから使おうとしているのは幸せになるためのお金の使い方だろうか?」「これから使おうとしているお金によって、最大の幸福を得られるだろうか?」と考えて使うのが良いらしい。国が国民の幸福度を上げるための税金の取り方も、日本みたいに先に大目に支払ってあとで源泉徴収で返した方が幸せを感じるらしい。確かになんか得したような気になるよね。あと寄付するときは自発的であればさらに幸せを高めることができるとか。なかなかためになった。

  • 幸せをお金で買う5つの原則
    1. 経験を買う
    2. ご褒美にする 少し先延ばしにして
    3. 時間を買う
    4. 先に支払って、あとで消費する おあずけ戦略
    5. 他人に投資する
    どれも良いお金の使い方で、当たり前の原則だが、復習のつもりで読んだ。

  • タイトルだけ見ると逆の意味に捉えてしまうけれど、
    自分が幸せを感じられるお金の使い方について教えてくれる本。

    最近は将来のためにお金を貯めたいと思っているけど、そのために少し無理に節約したり、趣味への投資を抑えたりしちゃっています。
    でもそれってやっぱり楽しくない…
    そう思ったのがきっかけで読みました。
    少し気が楽になりました。

  • 全然この本がブクログの検索で引っかからない…

    幸せを感じるお金の使い方5選
    ①経験を買う
    ・モノより思い出

    ②ご褒美にする
    ・月曜から木曜まで安いコーヒーで我慢して、金曜日にキャラメルフラペチーノを飲む。
    ・美味いものは毎日でも飲みたいけど、敢えてやらずに、ご褒美にする

    ③時間を買う
    ・時間がたっぷりあると思えると幸せに感じる
    ・家事代行を買うとか。
    ・運動、読書、祈り、エッチをしている時は幸せ度が上がるので、それらにお金を使う

    ④先に支払って、後で消費する
    ・支払いが後に待ってると感じると幸せ感が減る。
    ・先に支払って、楽しんだ方が良い。

    ⑤他人に投資する
    ・友達や家族のためにお金を使うと幸福感が高い
    ・または、寄付をすると高まる

  • NHK「幸福学」白熱教室やTEDで話題となった心理学とマーケティングの研究者が「お金を幸福に変える方法」を提案する本。ある程度以上のお金を持っていても幸福は増大しない、という研究結果は広く知られるようになってきた。では、今あるお金の使い方を変えることでもっと幸福になることはできないだろうか? 答えはYesだ。
    この本では「これから使おうとしているお金によって最大の幸福を得られるだろうか?」と自問するよう提案している。

    適用できる原則は以下の5つ。
    1.経験を買う (Buy Experiences):物質的な買い物より経験的な買い物。
    2.ご褒美にする (Make It Treat):慣れると幸福感は薄れる。中断して制限するなどして希少性を高めると感謝できやすい。
    3.時間を買う (Buy Time):わずかでも他の人のために時間を費やすと、自分の生活により多くの時間があるように感じ、心の余裕が生まれる。今ある時間の中で、もっと幸せに感じる方法を考えよう。
    4.先に支払って、後で消費する (Pay Now, Comsume Later):そうすれば遠い将来のこと(通常は明るい希望を抱くもの)を考えるようになり、幸福のために賢く采配を振るうことができる。
    5.他人に投資する (Invest in Others):たとえ少額でも、義務感からであっても、幸福感を得られる。しかも、心身の健康にプラスの効果がある。他人とのつながりを深めるような方法だとなお良い。

  • お金を稼ぐより使い方を考えたほうが幸せになれるのでは。

    1、経験を買う、
    高い住宅の満足度はだんだん下がる。経験の満足度はだんだん上がる。アイスホテルに泊まる、宇宙旅行、など。
    経験を比較することは難しいので、後悔にならない。
    やったことよりもやらなかったことの失望。

    2、ご褒美にする、
    飽きないように、好きなことはご褒美としてとらえる。物事はなんでも慣れてしまう。お金持ちになることは幸福になることではない。ささやかな楽しみ(ご褒美)を感じられるほうが幸福になる。
    不足は最善の友。地元の観光地にはいかない=存在に慣れているから=ビッグベン問題。
    制限されると喜びになる。

    3、時間を買う、
    効率を上げるためだけの製品は、その効果が裏目に出る。
    ボランティア活動のような一見無駄な時間は、時間が豊かにあるように思えて幸福度が上がる。
    テレビで時間をつぶさない。
    プール付きの家を持つと時間がとられて幸せになれない。
    比較できるものはその違いが際立って見える。
    豊かさを求めると自由な時間が奪われる。

    4、先に支払ってあとで消費する、
    結果が不確実なほうが幸福度が増す。
    お預けは幸福度が増す。

    5、他人に投資する、
    少ない金額でも他人のために使うと幸福度が増す。

  • お金を稼ぐことより、使い方を変えることで幸福度が増えるという話。5つのテーマに沿ってわかりやすく、調査や実験結果も踏まえて解説されている。理屈ではわかる。なるほどと思う。どのように実践するか。いつもそれが課題だ。
    以下、自分の備忘録的に書いたもの。これだけ読んでもあまり意味がわからないと思いますが。

    1 経験を買う
    家を買うことで幸福が増すと言う証拠はほとんどない
    家に対する満足度は上がるが、生活全体の幸福感は全く向上しない
    経験を買う方が物を買うよりずっと幸せになれる
    50歳以上の成人の支出で幸福度にとって重要なのはレジャーの項目のみ

    2 ご褒美にする
    まだしていないことに焦点を合わせると、今していることの価値を認めるきっかけになる。
    アプリ「トラベラーズポイント」で、まだ行く機会のない場所をマークする
    恋人の前で自分の一番いいところを見せる努力をするのは価値がある
    フランスのマクドナルドはアメリカよりポテトのサイズが30%小さいが、客の滞在時間は50%長い

    3 時間を買う
    通勤に片道1時間以上かかると、幸福度にネガティブな影響を与える。
    電車通勤の人は自動車通勤者よりストレスを感じにくい
    テレビを1日30分以上見る人は、それ以下の人より幸福度が低い
    1つの買い物が自分たちの幸福な時間にどのくらい影響を与えるかを予測して買い物する
    お金についての決定を時間についての決定に変える

    4 先に支払って後で消費する
    将来起こりうる出来事が、過去に起こった同じ出来事よりも多くの感情を引き起こす
    大学生の好きな曜日は、日曜日よりも金曜日の方が上位になる
    心の健康な人は怯えや不快の感情から逃げるためバラ色の未来を描く傾向がある
    「ス・レジュイール」フランス語で未来を予想することから現在の喜びを引き出すという動詞
    消費を先送りするとポジティブな期待を膨らませる時間が増えて、想像と実際との亀裂を埋める能力も高まる
    クレジットカードは購入時の支払いの痛みをすごく小さくするので、賢く有能な人でさえ結果に無頓着になり、平気でお金を使ってしまう。
    負債金額は、稼ぐ金額よりも幸福度に関して重要である
    負債が増えるほど夫婦間の衝突が増える
    デビットカードで「いま支払う」人は、使用しない人に比べて負債が少ない

    5 他人に投資する
    少額でも他人のためにお金を使うと自分の幸福感に効果が現れる
    自分たちのために使った金額は全体的な幸福度には関係がない、人にあげた金額が多いほど幸福度が増す
    貧しい国や幼児でも人に与える経験は幸福度を増やす
    他人に投資するときの3つの戦略
    1.選択する
    寄付行為は強制でなく自己の選択によって行う
    2.つながりを作る
    人は、より強い関係のある人のためにお金を使うことに喜びを感じる
    最大の幸福が得られるのは、人々との繋がりを深めるやり方で他人に投資すること
    3.インパクトを与える
    自分の寄付行動が与える影響が大きいほど幸福を感じられる
    他人を助けることは健康にもよい影響をもたらす。(ストレスホルモンのコルチゾールが減る)
    チャリティーや同僚に対する支出は、従業員のモチベーションを高める効果がある

    貯金の効果
    お金を貯めることは幸福を増す材料になる
    5つの支出原則のカテゴリーに分けて使ったお金を分類する
    その中に入らない支出をどのくらい減らせるか試す

    経験を買うのは幸福に大きな影響を与える
    経験するにはそれをする時間が必要
    デンマークは国の休暇条例で毎年5週間の有給休暇が与えられる

  • エリザベス・ダン/マイケル・ノートン/古川 奈々子

  • ・経験に投資しろ
    ・物事は当たり前になるとつまらない
    ・金より心のゆとり
    ・他者に投資しろ

  • やっぱり自分のために募金してたんだな、と腑に落ちました。
    資本主義に踊らされることなくお金を自覚的に使う方法が学べます。

  • お金の使いかたを学べる本です

    価値観にあわせて使うことを学べました

  • お金を増やすことにとらわれず、今あるお金でどう幸せになるかを教えてくれる本だった。
    幸せは、ものをいっぱい持つことではなく、身近な人と一緒に過ごす時間に投資する、経験に投資すること。お金の幸せになる使い方を勉強できた。

  • 本田健さん
    一瞬で人生を変えるお金の秘密で出てきた本

  • 幸せをお金で買うことができるのか?という命題について科学的エビデンスをもとに書かれた本。良書。

  • お金を稼いで、豪華な暮らしをすることが、幸福だと刷り込まれている現代人すべてが読むべき。

  • お金の考え方の教科書。何度も読みたくなる本。

  • お金をたくさん持っているのに幸せそうじゃない人がいる。

    お金があるといろんなものを買えるし、いろんなことができるけど、上手に使わないとせっかく持っていても幸せになれない。

    じゃあ上手な使い方ってなに?というのがこの本に書かれています。

    通勤に時間を使いたくないから近所で働くとか、幸せとか特別に考えずにすでにやっていることもありましたが、ものではなく経験に使うとか、人に使うというのは意識して取り入れたいと思いました。

    お金を上手に使うことで、心を豊かにしたい。

  • お金を貯めることも大事だけど、どう使うかも同じくらい大事。
    1.経験を買う
    2.ご褒美にする はなるほどと思った。
    モノを買った喜びの持続時間は確かに短い。
    経験は、例え良くない経験でも笑い話になったり、ずっと心に残ってる。

    3.時間を買う(時短云々ではなく、他人に時間を使う)
    4.先に支払ってあとで消費
    5.他人に投資
    はあまり共感できず。

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