持たない暮らし

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 292
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002082

感想・レビュー・書評

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  • 死に方を考えることは生き方を考えること。

  • NHKアナウンサー時代は上品な方だった。80歳を過ぎて、毒舌のエリート。シンプルな生活をしている著者のモットーは分かり易いのだけど、なかなか難しくて実行できていない日本人の何と多いことか。著者によれば「シンプルに暮らす」とは捨てることではなく、「物を大切にすることだ」と一言!説得力に富んだ話が展開していく。ユニクロの魅力もシンプルさ、ベーシックにあるという!著者はバーゲンで安いものは買わない、ちょっといいものは買わない。ブランド品は買わない!著者の好みですべてを統一するとは、これは凄い自信だと思う。マンションの名前でシンプルなものは良いが、ややこしい名前のものは概してこてこてした装飾やつくりになっているという指摘には苦笑いである。

  • どっちかいったらアホほどものを買い込んでたセレブが「いいものを厳選」になったという感じの内容。まぁまぁ自慢も入っててタイトルとは趣向がちょっと違う感じ。持たないではないな。

  • 著者の主張が強く共感できなかった。
    服も住まいもそれぞれ好きにすれば良いと思う。
    自分の好みを皆そうすべしと押し付けるのは違うと思う。
    最後まで読む気になれず半分からは流し読みで終わり。

  • 著者の主張が強く、少し嫌悪感や違和感を感じざるを得ないという印象。時代に沿わない非効率すぎることを推進している箇所等も見られ、仕事を持ち働いているような人間には対応不能な内容も多く見受けられた。あくまでも著者の考える「持たない暮らし」を記した書籍。

  • シンプルな生活を実践すべくいろいろな本を読んでいますが、これは最近多いミニマムなシンプルライフとはまた少し違うような感じを受けました。
    「持たない暮らし」というよりも、「少し高くても気に入ったものを持とう」という暮らしかな。
    著者は別荘を持ち、骨董収集をしているし、旅先で気に入った布などを買って持っていった服を捨てる方法を提言していたりしますので。
    もちろん、「ものがありすぎると知恵の入り込む余地がない」というようにうなずくところもありましたが。
    出版されたのがかなり前なのもあるかもしれません。

    あ、利休の朝顔の茶会の話には引き込まれました。

  • 持たない暮らし、ではないような…。
    筆者、けっこうモノ(不動産も!)をもっていらっしゃいます。

    暮らしのこだわり
    くだらないものは持たない暮らし

    という感じでした。

    大富豪ではないのでしょうが、リッチな方なので庶民とは少し違うなとおもいました…

  • なんとなく予想外につまらない本でした。
    自分のコンディションの問題なんだと思いますが。

著者プロフィール

1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長。
主な著書にベストセラー『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(以上、幻冬舎新書)、『鋼の女――最後のご女・小林ハル』(集英社文庫)、『持たない暮らし』(KADOKAWA)、『夫婦という他人』(講談社+α新書)、『老いも死も、初めてだから面白い』(祥伝社新書)、『自分に正直に生きる』『この一句 108人の俳人たち』(以上、だいわ文庫)他多数。


「2023年 『年をかさねるほど自由に楽しくなった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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