- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046002198
作品紹介・あらすじ
「英語」の勉強は、「国語・数学・理科・社会」の勉強とは違う-。日本人の多くは、そのことに気づいていません。だから、勉強しているはずなのになかなか英語が上達しないのです。語学をマスターするには、語学ならではの方法があります。本書で紹介するのは、著者がこれまでの25年間、数多くの生徒を教え、自分でも実践して成果をあげた方法です。報われない努力ほど辛いものはありません。英語の勉強をはじめる前に、ぜひ知っておいてほしいこと、そのすべてを本書で公開します!
感想・レビュー・書評
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音読を学習の中心へ
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英語勉強法によくある、一つの教材を覚えるレベルまで勉強しなさい。と書いてある本。特に新しい要素はありませんでした。勉強のやり方が少し古いかな。今はもっとアプリやネットを活用するやり方があると思います。
音読が良いという点については、非常に共感できますが、あまりにも反復練習しすぎると飽きて続かないのが難点です。 -
留学等せずに英語を習得した英語講師の安河内哲也氏の「これまでの体験から得た英語学習成功の秘訣がぎゅっと凝縮されている」英語勉強法の本。
基本的なスタンスとしては、
・聞く話す読む書くのバランスが大切
・英語は知識ではなく技術→反射力が必要→音読が50%
・英文法は中学〜高校1年程度で十分
・ヒアリングだけでは、頭の柔らかい子どもが1日中英語漬けの言う場合以外は無理(日本人が日本語をきちんと話せるのが中学生くらいまでかかることの比較から)
という感じ。
具体的な方法については、次のような感じ
音読について
・リピーティング(テキスト付音声の反復音読)
・リテンション(テキストなし音声の反復音読)
・リード&ルックアップ(テキストの暗誦)
英文法について
・言葉の「ルール」なので短期間に言語を習得するための「最強ツール」である
・中学〜高校1年程度の文法について、例文を音読暗記する
・知識吸収→例文音読100回→例文暗誦100回→実践練習
聞く力
・精聴→ディクテーション
・力をつけるため、初級者は同じものを反復して聞く
話す力
・シンプルパターンの習得
・内容を充実させる
読む力
・訳さずに語順のままに読む訓練
・語句注のある教材を使う
・100の読み飛ばしより10の精読
書く力
・話す内容(日本語)を単純化する
・資格試験などを通じ語彙力を増やす
忘れない記憶
・単語のネットワーク化(テーマごとにまとめて覚える)
・「皿まわし暗記術」(いったん覚えてもしっかりメンテンナスし、常に覚えている状態にする) -
やっぱり自然と出るまで練習しないといけないんだ。
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もう勉強本は買わないと決めていたのに、また買ってしまった・・・>.<
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読みやすく、頭に入りやすく、やる気になる。完全保存版と言ってるだけあって隙がない。保存しとこう。
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同じ著者のこの前読んだ本は学生向けだったけどこの本は社会人向けなのでダイレクトに役立つ情報が多かった。
内容的にはこの前読んだものと似ていて、音読をとてもすすめている。
なるほど、が多く参考になりました。 -
英語を勉強する前に読むべき本。受験生でも大人でも役に立つ。どうやって勉強するか、よりも、どういう心がけで勉強するかについて書かれた部分が印象的だった。
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人の英語を論評している限り、まわりの目から脱却することができない。他人のことをあれこれ言わなくなると自分自身がどう思われているのかも気にならなくなる。その結果言いたいことだけに集中できるようになる。
外国人として英語を学ぶことを考えれば、声に出して読む速度で読めるようになるという最初の段階まで到達できれば大成功。