本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046002600
作品紹介・あらすじ
-不変なものなど何もない。だから頼れるのは自分自身だけ。これがつらい思いをして私が学んだことよ。時代のアイコンとして世界を魅了した史上もっとも有名なファースト・レディ、ジャクリーン・ケネディ。夫の暗殺、大富豪との再婚、マリリン・モンローやマリア・カラスとの女の戦い、マイケル・ジャクソンの自伝の出版…。生涯を通してマスコミに追われ続け、聖母にされ、悪女にされ、バッシングを浴びたが、つねに周囲の声ではなく自分自身を信じた。過酷な境遇を「強か」に生き抜いたジャクリーンの人生を、共感をもって描き出す、勇気という名のエナジーあふれる一冊。
感想・レビュー・書評
-
映画「ジャッキー」からの流れで、一気に読んだ。なんて魅力的な女性だろう。賢く、したたかでありながら、他人には媚びず、自らの生き方をとおした。世界中に愛されたファーストレディ、隣に座っていた夫が頭を銃で打ち抜かれ、その後大富豪と再婚して大バッシング。このあたりは知識としては知っていたけれど、その後の編集者としての活躍ぶりはほとんど知らなかった。これだけの過去をもちながら出版社で一編集者として働きだすことは、なかなか想像できない展開に思える。このバイタリティは、一体どこから生まれてくるんだろう。
世界中を惹きつけたという彼女の魅力の根源を垣間見た気がした。そして、映画も再び観たくなった。
批判するのは簡単だけれど、著者の視点は常にジャクリーンに寄りそっていて優しい。ネットの情報を寄せ集めたような本ではなく、参考文献の一覧もきちんと載っている。とても興味深く読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示