世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002655

作品紹介・あらすじ

ハーバード、プリンストンと並ぶ米名門校の教授法をベースに再構成!!「目で見て・口を動かす」が「使える英語」の最短ルート。元イェール大学助教授が公開する世界最強メソッド。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り。
    元イェール大学助教授で、現在は英語塾を経営している著者が教える、英語の学習方法。
    最近は英語学習のモチベーションが高いので購入。
    勉強をするときは、まず勉強方法から学ぶのが効率的、というのが個人的イメージ。
    方向的には大体想像通りだった印象。

    個人的に印象的だったところを以下に列挙。
    ・イェール大学でも日本人だけ英語ができない。
    ・状況→文→単語・文法 の流れが世界の標準的な語学教授法。日本はその逆をやってる。
    ・動画で、状況・文化と一緒に英語を学ぶのが効率的。
    ・発音の練習の重要性。
    ・単語はイメージ・イラストで覚える。
    ・英語は、英語で学べ。
    ・「読む・聞く・書く」よりも「話す」が最優先。

  • 「イェール大学」ってついてるのは話に説得力を持たせるためのただの飾りで釣り。
    読者の英語力によってはもっと突っ込んだ内容を期待して、期待ハズレと感じるかもしれない。

    受験勉強みたく日本語で書かれた参考書を使って独学で勉強している人にとっては、視点を変えた勉強方法を得られる良書だと思う。
    これから英語を学び始める人や実践的な英語をどうやって効率よく学ぶのが良いか知りたい人には有益。
    オススメの書籍とその理由が書かれており自分にあったものを選べる。多くは英語の書籍であり、英語ができない人にとってはそもそもどの書籍が良いかの情報もなかなか得られないため、英語の書籍で勉強したい人にとっては良い情報が書かれている。
    留学したことのある人や、英語である程度コミュニケーションを図れる人がさらにもう一歩先に進みたいと思って読む本ではないかも。

  • 1英語学習
    英語文化を学ぶ 状況→分析 動画 英語の字幕は可

    2発音 語学は発音から
    ・意識的に音を区別すること
    ・発音記号・フォニックス

    ・大きな口で・1オクターブ低く腹式呼吸・ 英語では息を強める
    ・シャドーイング・発音をまず掴んでスペルを確認すればいい・Siri

    3単語学習法
    ・初級 絵
    ・文化的理解 動画
    ・TPR環境 身体全体で覚える
    ・東大6000新聞雑誌10000自在15000ネイティブ30000
    ・Advanced 語幹 接頭辞 接尾辞

    4文法習得法
    ・優先順位 発音→ グラマー→ Sp Wr Ls Rd
    ・一冊全てより必要な所だけ
    ・文法,口で言えるまで徹底的に
    .抽象語 状況+ロジック

    5英語勉強法
    Speaking
    ・in95 out5→in80out20(speaking and writing)  音読→シャドーイング
    ・会話 いくつかの答えを覚えておく  発言ではメモを用意
    ・自分の英語を客観視
    ・自己紹介等 使う分野は情報を仕入れる

    Writing
    ・Introduction BodyParagraphs Conclusion
    Introduction  導入-->主題-->理由*3
    BodyParagraph  topic sentence-->具体例-->補足-->まとめ
    Conclusion  一般論-->根拠の列挙-->主題の強調

    Listening
    発音記号-->動画字幕-->動画-->Audiobook+script
    動画news ディクテーション
    NHK World RADIO JAPAN
    聞き込み 息継ぎ イントネーション スピード

    Reading
    一冊読む 流れを把握する
    英語で勉強する
    最初の20%をじっくり

    6イメージ
    最初に必要なことを押さえて後は実践しながら学んでいく
    自転車的には 最初補助輪付き公園で練習→外を走り回る
    いつまで練習してるの?

    英語は短時間で習得して道具として使うもの

  • 「最も効率的な学習法はすでに答えが出ている」といい、ほとんどの日本人が間違った方法で学んでいるから、世界標準で正しい英語学習をする必要があると主張する。

    TOEIC等のテストで高得点を目指すのではなく、どうやって使える英語を学ぶのか、という内容。
    イェール大学うんぬんは残念ながらそこまで関係がない。動画学習法をおすすめしているが、そうではなくyoutubeにそもそもネイティブがだいぶん前からこのような英語学習法を紹介している。
    要は留学環境をそのまま再現すればいいということ。

    テストで高得点をとりたいなら英語学習とテストのための点数をとる学習
    英語が話したいならば我々が生まれてから経た母国語習得体系を第二言語で再現すればいい、というだけの話。

    先生がネイティブであるなら、その先生のマネをすれば近づけるのは当たり前じゃないかと。
    地域によって訛りはあるとは思いますがそれもまた英語発音の特徴でしょう。決して間違いではないはずです。


    なんというか総じて本書には英語学習法に一貫性がなく、同系列と思われるような学習法だけをお勧めしているわけではないところに疑問がわきます。要はイェール大学で行われている英語学習法を紹介しているのではなく、イェール大学で行われている学習法に著者の主観が大分混じっているのではないかと思われます。

    事細かに書いてありますがそのへんは先に記したように生まれてから経た母国語習得体系を第二言語で再現すればいいというだけ。
    あとは練習あるのみと。
    様々な著者が主張する英語学習法、著者自身のそれ、イェール大学のそれらを足してグチャッとしたのが本書。

  • ・動画が最強のツール
    ・60minuts
    ・発音から学ぶ、日本人のための英語発音完全教本
    ・word by word basic picture dictionary
    ・語源とイラストで一気に覚える英単語
    ・時制は重要
    ・現在→
    1現在の習慣2職業状態3科学的事実4確定した予定
    ・現在進行形→
    1現在進行中の動作2普段とは違う状況3状況の変化4個人の予定
    ・nhk world radio japan

  • う〜ん。はい、そうですか。いろいろとやり方が紹介されていたけれど、やっぱりそこまでやる気がしない。道理で上達しないわけです。残念ながらこの本からはとくにコレという強い印象が残らなかった。唯一面白かったのは、疑問文ではanyを使う、って学校で習ったよね、っていうやつ。確かにそう習った。でもいつもそうとは限らないよね、といって挙げている例文で、「Would you like any coffee?」って摩訶不思議なのには思わず吹いてしまった。

  • なんともぱっとしない。
    イエールっぽいことがそんな書いてないような。。これでイエール教えられるの?!
    って感じ。実際授業でどう指導したり、課題出してるか書いてない。

  • 教育する人が、教育方法に関する知見やスキルを備えないで、「教授する知識」のみを持っているのが日本の教育者の実情。
    日本方式の教授法には甚だ疑問なだけに、大変興味深い示唆が多い。

  • この手の本は、読んだ直後にすんごいやる気にさせてくれる。

    確かに、義務教育も含めて10年以上英語を学習しているが、発音記号の読み方なんぞ習ったことがなかった。

  • 英語を使えるようになるための(受験のためとか、何かの試験に合格とかそういうことではなく)ポイントを説明した本です。著者がイェール大学での大学院生、助教授としての経験を元にしています。

    文章の量は少ないですが、日本人が陥りがちな罠や、それに対してどのような学習方法が効果的か、とお勧めの教材がコンパクトにまとめられています。

    私にとっては良いガイドラインになりそうです。
    仕事で使う英語ドキュメントの読み書きができればいい、聞く話すは別にできなくてもいい、ただ読むスピードを上げたいたいのだけど良い方法はないかなと思ってこの本を手に取りました。王道はなくても、効率の良い道筋はあるということですね。地道にがんばります。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。J PREP斉藤塾代表。上智大学外国語学部英語学科卒業、同大学国際関係論専攻博士課程前期課程修了後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院を経てイェール大学大学院政治学専攻にて博士号(政治学)を取得。フランクリン・マーシャル大学助教授等を経て2008年イェール大学政治学科助教授に。2012年に帰国し、東京都と山形県で英語と教養を教える私塾を創業。2002‐03年衆議院議員(山形4区)。主な著書に、10万部を超えるベストセラーとなった『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA)ほか、『10歳から身につく 問い、考え、表現する力』(NHK出版新書)、また、研究者としては、第54回日経・経済図書文化賞ほかを受賞した『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)がある。

「2023年 『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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