東大に2回合格した医者が教える 脳を一番効率よく使う勉強法

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 95
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002884

作品紹介・あらすじ

最も効率の良い勉強法がこの一冊に。医学的に正しい勉強法でムダ撲滅!

感想・レビュー・書評

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  • 勉強しようと思う

  • 時間ないとかいいながら、時間がある学生に向けた内容。
    スキマ時間を使う社会人が「資格取得しよう!」というのには向かない。
    高校生だけでなく、中学生等、受験を考える年頃の子を持つ親御さんに薦めたい。

    医学的(脳科学?)な方向から、どうやれば学習効率がいいかを、医学的な根拠から説明している。

    よくある『著者だけが経験した上手くいった勉強法』を説明しているが、それだけの本ではなく『医学的な根拠』を出している。
    「この勉強法合わないんだよ、出来る根拠を出せよ」とか言う屁理屈タイプの人間に渡すとよろしい。

  • <目次>
    第0章  「受験生の悩み」の脳科学的解決法
    第1章  脳科学的勉強法の基礎
    第2章  英語の脳科学的勉強法
    第3章  国語の脳科学的勉強法
    第4章  地歴の脳科学的勉強法
    第5章  数学の脳科学的勉強法
    第6章  理科の脳科学的勉強法

    <内容>
    東大に2年続けて合格(1年目=文Ⅱ、2年目=理Ⅲ)した医者(脳科学が専門)による、勉強法の本。内容に斬新さはない。他の勉強法の本にもおおかた書いてあること。ただ、脳科学的なことばが振りかけてある分、信憑性が増している(大方の本は自分の経験や家庭教師などの経験をまとめたもの)。少しいい点は、数理について、具体的な参考書名が書いてあること。と言っても「チャート式」などだけど…。語り口も読みやすいので高校生などにお勧めかもしれません。あとは実践あるのみ(これが一番大変なのだけど…)!

  • 脳科学の観点から書かれた本で、今までに読んだことのないタイプの本であった。
    受験勉強用に書かれている内容であはあるが、社会人が勉強する際にも使える。

    βエンドルフィンをうまく利用して、勉強を快感に変えるという考え方は理屈ではわかるがそう簡単にはいかない方法であると思う。うまく利用できれば、勉強もどんどん進むであろう。

    右脳の利用方法はおもしろい。
    左脳と右脳の働きが脳科学的に説明されていて、右脳を利用する意味がよく理解できた。
    イメージをつかみ、詳細な内容と結びつける方法は、どの勉強でも応用できるであろう。

    また、勉強法の本をたくさん読んできて共通して書かれている、復讐のタイミング、寝る前の学習の効果、エピソード記憶に関しては、脳科学的に見ても効果があることが書かれていたのはうれしいことである。

    今まで読んできた本の内容を科学的に裏付けてくれた気がする。成功者の経験と、脳科学的裏付けで、確かに効果があるということを再確認できた。

  • 脳のメカニズムに照らして効果的・効率的な勉強法が紹介されている。
    読者としては大学の受験生がターゲットであり、センター試験科目それぞれを取り上げて、どのように勉強をすればよいか、どんな教材を利用するのかまで具体的に示してくれている。
    記憶するために、複数の感覚器官を利用すること、特に音読の効用が印象的。また、失敗も大いに残念に思う感情を積極的に活用するなど、受験に限らず参考になった。
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著者プロフィール

医学博士。開成中学・開成高校を経て、東大の文2に入学。文2の在学中に、記憶のメカニズムや効率的な勉強法を身につける。その効果を確かめるため、10月に仮退学しわずか4ヶ月半の受験勉強で、東大の理3に合格した。東大医学部を卒業後は、医師として勤務しつつ、勉強法や脳科学に関する著書や雑誌記事を執筆。医学的根拠のある科学的勉強法を受験生に薦めている。現在は老人ホームの施設長・理事。医学博士。

「2018年 『改訂版 東大に2回合格した医者が教える 脳を一番効率よく使う勉強法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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