ひとつひとつ。少しずつ。

  • KADOKAWA (2014年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784046002976

作品紹介・あらすじ

結果が出なくてもあきらめない、日が当たらなくても腐らない。ただ、ひとつのことをコツコツと丁寧に積み上げる--28歳でチャンピオンになった鈴木明子の生き方に迫る!

みんなの感想まとめ

努力を重ね、あきらめずに生きる姿勢を描いた自伝的エッセイで、フィギュアスケーター鈴木明子の真摯な生き方が紹介されています。明子さんの誠実さや完璧主義は、彼女が直面した摂食障害や親子関係の影響を通じて深...

感想・レビュー・書評

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  • ものすごく久しぶりに読んだアスリートの本。
    タイトルに惹かれて読みました。
    僕は昔から、なぜか、千里の道も一歩から、まず隗より始めよ、高きに登るは低きよりす、といった小さなことからコツコツとといった言葉が好きです。

    『ひとつひとつ。少しずつ。』
    すごく素敵なタイトルだと思いました。

    文章が多いというわけではないけれど、言っていることがものすごく心に染み込んでくる感じがしました。
    理由を考えてみると、鈴木さんの22年間のスケート人生がものすごく濃密なものであったからというのはもちろんですが、驚くほどに自分の性格と似ている事実と、若いうちに病気をして当たり前のことができなくなるという体験をされていて、共感できる部分があったからだと思います。

    胸に刻んでおきたい言葉がたくさんあり、写し書きしました。

    ひとつひとつ。少しずつ。
    そうやって、このまま日々を紡いでいきたい、
    背中を押してもらえる作品でした。
    ありがとうございました。

  • (No.14-11) フィギュアスケーター鈴木明子さんの自伝的エッセイです。

    本を読んで、明子さんは私が抱いていたイメージそのままの方だと思いました。
    真面目で誠実で完璧主義、要領よくごまかすことが出来ないので大変なことも多い。

    そんな真面目な方ですから、あまり触れずにさらっと流してしまってもよかったかもしれない摂食障害のことも詳しく書いてありました。
    この病気は、根っこに親子関係が潜んでいることが多いと聞きます。
    明子さんの場合もお母さんとの関係が原因の一つだったようです。でも不思議なことに発症したのは一人暮らしをはじめてから。
    環境の変化がそれまで抑えていたことを表に出したのでしょうか。
    そして何も出来なくなってしまった状態で家に戻った明子さんを、丸ごとお母さんが受け入れてくれたことで回復していくことが出来ました。心って不思議ですね。

    長久保先生も辛かったでしょう。小さい時から長期の休みのたびに仙台まで練習にやってきていた生徒が大学生になり、さあこれから本格的に教えて上げられるというとき病気になってしまった。(本にはそういうことは書いてありませんでしたが)長久保先生は、自分のせいではないかと悩んだりしたこともあったのでは?と思います。
    仙台のリンクが閉鎖になった後拠点を名古屋に移す決断では、明子さんのことを考えたからかもしれないな、なんて考えました。

    諦めないでこつこつ努力を続けることで、異例の遅咲きのフィギュアスケーターとして活躍した明子さん。
    今後試合に出ることはなくなりますが、プロスケーターとして滑り続けたいとのこと。
    振付師になる夢も、明子さんならきっと叶えることができるでしょう。
    明子さんの振り付けで試合に出る選手を見るのを、楽しみに待ってます!

  • 図書館にて借りました。

    とても読みやすく、明子さんの人柄が出た作品だと思います。
    「ひとつひとつ、少しづつ」
    「出来るまでやればいい」
    「出来た自分を自分で褒めてあげよう」

    こう書くと当たり前の事なのですが、つい忘れてしまう言葉ですね。

    でも少し不満なのが、〆きりや予算の都合上なのか写真が全て白黒・・・(泣)
    せっかく素敵な衣装とポーズなんですからカラーで見たかったし、作って差し上げて欲しかったです。

  •  日本を代表するフィギュアスケーターである著者の原点は、
    「いまできること」を全部やる。自分の持っている力を出す。
    ということです。
     本書は、様々な苦しみや困難を乗り越えて成長し、息長く第一線で活躍し続けることができた秘訣をまとめた一冊です。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=2477

  • 真央ちゃん、美姫ちゃん、かなちゃん、ゆかりちゃん…、
    世界の表彰台に上がる素晴らしい日本女子のフィギュアスケーターの中でも、
    特に鮮烈に覚えているのが、あっこちゃんの滑り。

    高難度のジャンプではなくても、その視線で、そのステップで、その演技で観るもの、すべての視線を奪っていった
    数々のプログラム。

    2008年のNHK杯で生で観られたのが、いかに幸いだったか。それから6年間、ひとつ、ひとつ、着実に積み上がっていって、毎年毎年、わんわん泣かせてくれた、あっこちゃんの演技がとても好きだった。

    ふと気づくと、いつも、あっこちゃんがスタオベに時には涙で、時には笑顔で答えている姿を思い出す。
    バンクーバーの「ウエストサイド」、はじめて3回転-3回転を決めてぴょんぴょん跳び上がっていた「ハンガリアン・ラプソディ」
    キル・ビルのハイドロブレードも最高にかっこよかった!

    ひとつずつ、ひとつずつ、積み重なって
    完成されたあっこちゃんのスケート人生。

    次は振付師として、ひとつずつ積み上げる大事さと
    あっこちゃんが身につけたその演技を次の世代につなげてもらいたい!

  • オリンピックでメダルをとるような人でも、精神的な病気になるのと?思いました。周りの人に支えながら、
    迷いながらも自分自身をしっかり
    見つめ、一歩いや半歩かもしれないが、着実に、ひとつひとつ少しずつ
    進んで行くプロセスが自分も似たような病気があるので、とても勇気づけられました。

  • ソチオリンピックのフィギュア日本代表の鈴木明子さんの話。若い子が多いフィギュアの世界にあって、28歳まで現役を続けたのは驚異。その理由がここにある。摂食障害を経て、20過ぎに0から身体を作り直したとのこと。気の遠くなるようなゴールに向けて、ひとつひとつ少しずつ、歩んでいけば、必ずゴールに到達できる。つい銀の弾丸を求めたがる自分に猛省。

  • オーディオブックで。

    鈴木明子さんのスケーター人生自叙伝であり、頑張りたいと願っている人に自身の体験を参考にして欲しいとの想いが詰った内容。

    外で聞きながら、泣きそうになった。
    彼女の頑張りと、困難にぶつかっている人へのメッセージが温かく伝わってきた。
    もうオリンピック選手としては引退されていますが、当時こんなに困難と闘っていたとは・・。

    将来は振付師になつのが夢とのことですが、彼女ならきっと選手のメンタルな面もサポートも兼ね、良い振付師として活躍されると思う。

    鈴木明子さんを応援したいと思ったし、彼女から応援された本。

    スケートをやっている人はもちろんのこと、他の分野でお頑張っている人、頑張りたいと思っている人におすすめの一冊。

  • 焦ってうまくいかない今だから
    とても響きました。

    鈴木選手のおっとりとひとつひとつ。少しずつ。積み重ねる姿勢。
    なによりも、落ち着くことが大切なのだと。

    ありがとうございます。

  • 苦しいこともつらいことも、嫌なことも、すべて自分には必要だったのです。152
    135、何かを手に入れたいと思うなら、我慢や犠牲は仕方がない
    つらい練習をがんばった経験が無いのに、心だけが強い人がいるでしょうか?106
    摂食障害からの復帰
    「もどる」んじゃなくて「進む」んだ、と思ったときに一歩前に進めた気がします

    63、自分の弱さに向き合うことは、強い人にしかできません
    私がずっと取り組んできたのは「底辺を上げること」27

  • 2015年度今週の1冊
    目標に向かって努力を継続するには、どうすればいいのか。分かりやすい言葉で、ご自身の経験から導かれた答えを、惜しまず伝えてくれます。(2015/10/26)

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • オリンピックへ2度出場したフィギュアスケーター鈴木明子。
    彼女は遅咲きとも称された。摂食障害を経験したことから、リンクに再び上がることは難しいと思われていた時期もあったが、それでもスケートが好きという気持ちは変わらなかった。

    自称「できないくせに完璧主義」の性格。
    そんな性格を見据えて、鈴木明子は自分でひとつひとつ、少しずつを心がけるようになる。


    できない自分を受け入れること
    遠回りではないことを結果で証明すること
    そのときの自分が決めたことを信じること
    心の弱さは技術の不安、打破するには練習を積み重ねること
    瞬時にミスを分析して、できることを探すこと
    まあ、いいかと思うこと
    落ち込んだときは小さなことに感謝すること
    願うだけでは何も叶わないこと
    楽しい!と思える方法を見つけること
    何も考えずに言われたことを素直にやること



    生きるためのエッセンスのようなものが凝縮された本。

  • フィギュアスケート競技22年を終え、オリンピック二度出場を果たしたあっこちゃんの自叙伝というか啓発本。
    努力の大切さとか、目標の大切さとか、病気を経てから変わった考え方とか。
    いろいろな経験をして、でもぶれなかったスケートへの思いとか、現役を終えてすぐに語られる彼女の言葉が勇気を与えてくれる。

  • 明子ちゃんは好き。
    でも本は別に読まなくても良かったかも。

  • 人は人、自分は自分。
    いつ成長するかはだれにもわかりません。
    でも、いつかできる、と自分が信じないと。
    心が折れることがあってもいい。
    でも、あきらめないことが肝心です。

    元にもどることを目指すのではなく、成長しようと。

    毎日の積み重ねが心を育てる。

    天才でもない。
    特別な才能もセンスもない。
    そんな自分を受け入れた瞬間から、地道な努力をする覚悟が決まりました。

  • 鈴木明子さんは、私の甥と、同年です。
    (生まれたのは彼女の方が一月ほど早いので、学年はひとつ上になります。)
    だから、姪のような、年の離れた妹のような気持ちで応援してきました。

    でも、彼女に色々学ばされました。
    共感できる部分も多かった。

    この本は市の図書館にリクエストして
    購入してもらったのですが
    自分でも購入して、読み返したくなったほどです。

  • なかなか新刊では買えない自分だけど、
    今後の彼女を応援する気持ちを込めて本屋さんで購入。

    私が彼女の演技に魅せられ、応援したくなるのは
    彼女自身がとても素敵な女性だからなのだと再認識した。

    プロスケーターとしては勿論、
    新しい夢である振付師に向かう彼女をこれからも応援していきたい。

  • このひと、摂食障害になったことあったのか、それがびっくりでした。
    そんな逆境があっても自分のやれる範囲のことをこつこつと続けることが大切。
    決してできるひとではない、鈴木さんの努力が垣間見れる本でした。

  • 自分に自信がもてない人のための応援ブック。人と比べない、練習を重ねて技術をつける。この2つ。こんなシンプルでいい。小さくてもいいから何か行動しようという気になります。

  • 読み始めてすぐに号泣
    鈴木明子さんの言葉が胸に染みます。

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著者プロフィール

北里大学医療衛生学部教授
主要著書:
精神科作業療法(共編),医学書院,1970.
作業療法総論(共編),医歯薬出版,1976.
作業療法各論(共編),医師薬出版,1978.
作業療法—心身障害に対するアプローチ(上・下)(共編),創造出版,1990-92.


「1986年 『日本における作業療法教育の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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