ひとつひとつ。少しずつ。

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  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002976

感想・レビュー・書評

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  • オリンピックへ2度出場したフィギュアスケーター鈴木明子。
    彼女は遅咲きとも称された。摂食障害を経験したことから、リンクに再び上がることは難しいと思われていた時期もあったが、それでもスケートが好きという気持ちは変わらなかった。

    自称「できないくせに完璧主義」の性格。
    そんな性格を見据えて、鈴木明子は自分でひとつひとつ、少しずつを心がけるようになる。


    できない自分を受け入れること
    遠回りではないことを結果で証明すること
    そのときの自分が決めたことを信じること
    心の弱さは技術の不安、打破するには練習を積み重ねること
    瞬時にミスを分析して、できることを探すこと
    まあ、いいかと思うこと
    落ち込んだときは小さなことに感謝すること
    願うだけでは何も叶わないこと
    楽しい!と思える方法を見つけること
    何も考えずに言われたことを素直にやること



    生きるためのエッセンスのようなものが凝縮された本。

  • なかなか新刊では買えない自分だけど、
    今後の彼女を応援する気持ちを込めて本屋さんで購入。

    私が彼女の演技に魅せられ、応援したくなるのは
    彼女自身がとても素敵な女性だからなのだと再認識した。

    プロスケーターとしては勿論、
    新しい夢である振付師に向かう彼女をこれからも応援していきたい。

  • このひと、摂食障害になったことあったのか、それがびっくりでした。
    そんな逆境があっても自分のやれる範囲のことをこつこつと続けることが大切。
    決してできるひとではない、鈴木さんの努力が垣間見れる本でした。

  • ファンとしてはこの分量でも満足だけど、せっかく内容がいいのだから
    スケートファン以外の人にも判りやすいように、編集サイドで
    補足説明があればもっと良かったのではないかな?と思う。
    そういう意味で「急いで発行しちゃった」という感じが否めない。

著者プロフィール

北里大学医療衛生学部教授
主要著書:
精神科作業療法(共編),医学書院,1970.
作業療法総論(共編),医歯薬出版,1976.
作業療法各論(共編),医師薬出版,1978.
作業療法—心身障害に対するアプローチ(上・下)(共編),創造出版,1990-92.


「1986年 『日本における作業療法教育の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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