人生の9割は40代で決まる (中経の文庫)

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  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046003003

作品紹介・あらすじ

40代は肉体的にも精神的にも「衰え」を感じ始める年代です。けれども、結果的に成功したものも、そうでもないものも含めて、40代でいろいろ選択をしたこと、そしてなにより40代にめいっぱい働いたことが、その後に生きるのです。本書では、そんな40代のスタートラインで知っておくべき「学び」「仕事」「人間関係」「お金と趣味」「心と体の健康」についてお教えします。

感想・レビュー・書評

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  • 40代 脳の前頭葉が萎縮し始める→意欲、創造性が衰え、仕事に対してやる気がわかなくなる、斬新なアイディアが浮かびにくくなる。
    この10年が勝負だと意識できるかどうか

    1章学び 2章仕事 3章人間関係 4章老後への準備、お金と趣味 5・6章心と体の健康

    テレビを疑える力があるか? WHOアルコール類の広告控えるよう勧告☆日本のTVは酒=良い事・スポンサーの戦略?
    かもしれない思考 意識的に異論を学んで会話のセンスを鈍らせない
    師は本から探せ→直接会いに行くのは有効
    出世のために必要なビジョン 中国、インド…コストカットのため自社製品を海外工場→海外の技術レベルで生産可能なものというイメージがつく。
    格差社会は一層進む 勝ち組負け組 10年後の日本を想定・どちらの暮らしをしているか?
    騙されないという意識を持って勉強する→勉強にあたってのスケジュール管理は1週間の目標で!☆気象予報士の勉強・テキスト買っただけで1年経過・1週間でコツコツ始めてみること!R050819Sat
    質の高い勉強のためお金を投資する→効果が感じられないなら、勉強の基本を見直す。

    浅田次郎(1951年生まれ・ぽっぽや)「チャンスが回ってくる。肝心なのはその時に依頼を断らずに全部できるかどうか。それができる体力のあるものだけが人気作家として生き残ることができる。」
    管理職への昇進を断るという選択肢・会社に尽くす生き方→損をするリスクが高い。
    年下との人間関係を大切にする。高齢の入院患者→お見舞いに来る人数の差

    深い人間関係を築ける相手との出会いを意識する→自分自身が成長できるか、個人的な充足、メンタルヘルスで価値があるか
    子供の状態をきちんと見ておく必要あり→朝ご飯
    子供の自立の手助けをする→親がいなくても生きられるようにすることが子育てのゴール
    40代→新しいパートナーを探せる可能性高い。40代で結婚した人とは長続きする☆若くて結婚しても離婚していたら意味がない。
    子供中心ではなく、夫婦を家族の基本にする。
    親の幸せ→80代後半あたりで要介護状態になるケース多・介護には割り切りも必要・施設の利用

    介護費用→自己負担は1割・週に4、5日デイサービス・月額3万4万程度
    高齢で持ち家→貯金は夫婦合わせて1,000万円あれば充分 民間の介護保険で要介護状態になったら、お金を受け取れるようにしておく。
    まずは情報収集 お金を回して増やす発想・ブラジルレアル建て債権、年利13%・不動産投資1,000万円の物件で賃貸毎月7万8万の家賃収入→お金を回して増やす。☆一気に興ざめする発想・アパート経営なんて儲かるイメージなし・人口減少で買い叩かれるのがオチ・2014年4月発行の本ブラジルW杯・リオ五輪の前

    40代のうちに一生モノの趣味を見つける→本物のおいしいワインは実際に飲まないとわからない ×一万程度のワイン〇10万のワインを20本
    ゴルフ→最初にお金をかけて良いコーチ ヨーロッパ旅行→ビジネスクラス 趣味にお金をかける。
    趣味にお金をかけ、経験と知識のストックをつくる

    40代は肉を積極的に食べる・オリーブオイル 外食はバリエーション豊かな食材を効率よく取れる→フレンチ、懐石料理

    うつを防ぐ生活習慣3原則→肉を食べる・十分な睡眠・太陽の光
    悩むのは、自分が解決できることだけにする→悩むべき事柄を間違ってないか考える。☆夏休み中の既提出書類を気にしていた・結局問題なし・今はカナ気がかり
    身内以外に深い悩みを打ち明けられる相手を持つ。

  • まー、興味とか好奇心は確かに年取ると難しいのかも。今のうちかもね。

  • 40代に限定した人生観のようなものもあるが、全世代に共通して大切なことも述べられている。
    出世を求めず仕事はほどほどに趣味や副業、自分への投資に当てるのは一理ある。
    仕事も人間関係も、今のタイミングで見つめ直すいいきっかけになりそうだ。

  • 40代のダイエットは栄養不足につながるというのは意外だった。

  • まもなく39歳になるので、手に取ってみました。

  • 読了

  • 図書館で借りた。何か自信なくすな

  • ちょうど40歳なので読みました。本当に40代で生き方を見直す必要があることを痛感しました。


    ・40代は出世に固執せず(管理職への昇進を断る)、年収の上がる生き方を考える
    ・出世をあきらめた時点で「仕事以外のことに使える時間が確保でき、なおかつクビになりにくい道」を選ぶ

  • 勉強本などの数々の著作をもつ精神科医でもある著者が、40代のスタートラインで知っておくべき事柄について述べた一冊。

    近々40代に突入するため、その心構えをしようと参考までに手にした次第。

    本書は「学び」「仕事」「人間関係」「お金と趣味」「心と体の健康」という章に分かれ、それぞれで40代特有の注意点が述べられている。

    自分でも心がけたいと思った点は以下。

    ・月に1〜2万円でもお金になりそうな仕事ははじめてみる。
    ・深い人間関係を築ける相手との出会いを意識する。
    ・比較的感情の若い40代から趣味をさがす。
    ・親が生きていけることを子育てのゴールにする。
    ・パーフェクトでない自分を受け入れる。

    40代はまだまだ働き盛りとはいえ、そろそろ老後がみえてくる年代でもある。
    この年代の過ごし方によって老後を生き生きと暮らしていけるかが決まってくるというのは、頷ける話。

    趣味や定年後の仕事の準備を今からしっかりしていきたい。

  • 上手く言えないけど、「強い人」向けの本という感じがしました。40代はまだまだやり直しも、新しい挑戦もできるってことだけど、40代を過ぎた人が言うからこその説得力みたいなものはありました。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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