- KADOKAWA (2014年8月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784046004055
作品紹介・あらすじ
歴代皇后の事績を1冊にまとめた完全保存版。
感想・レビュー・書評
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とりもなおさず、入手性・携帯性・所蔵性に優れ、日本人として知っておくべき知識を手っ取り早く仕入れられるのは事実。ただ、巻頭の「女系(意図的に混同されているが正確には雑系)」継承推進論や、誤植の多さ、アンソロジー形式による文体(特に天皇皇族方に対する敬語の程度)のばらつき、系図の不徹底(平安期の摂関家のそれは必要だろう)、生歿年未表記(本書の主役たる皇后の他、天皇にも必要かと)など、ダメな部分も少なくない。
院政期に関しては、やむをえないものでもあろうが、当代の項ではほぼ先帝=院の物語に終始し、その人に関しては次代にて(以下同)…というズレが発生し、読みにくいことはなはだしい。また、神代における「〜と記紀にはあるが事実とは思われない」「この帝の実在は疑わしい」といういちいちの記述は必要なのか。たとえば、アンチでないキリスト教の研究書で、「イエスが手をかざしたら重病人がたちまち立って歩いたとあるが、このようなことはありえない。眉唾である」などとことさらに書きたてるであろうか。そういう検証がやりたいのなら、「中立的な本ですよ」といった衣をまとうべきではないだろう。
2014/10/1〜10/4読了詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
『歴史読本』編集部の作品
