大人のための読書の全技術

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
3.84
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本棚登録 : 1842
レビュー : 231
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046004796

作品紹介・あらすじ

他人の10倍速く読み、100倍深く理解するために。齋藤メソッドのすべてをこの一冊に詰め込みました。社会人が読んでおくべき50冊の必読リスト付き。

感想・レビュー・書評

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  • 読書に関わる総論本です。
    ここで述べられている項目はさらに各論として別に出版
    されている場合もありますが、この本でも十分に「読書」
    とは、を学ぶことができます。

    巻末の読むべき50冊も有用です。

    内容を少し紹介すると、ショウぺハウエルの言葉が印象
    的でした。
    「読書は言ってみれば自分の頭ではなく、他人の頭で考
    えることである。絶えず読書を続けていれば、仮借する
    ことなく他人の思想が我々の頭脳に流れ込んでくる。
    ところが少しの隙もないほど完結した体系とはいかなく
    ても、常にまとまった思想を自分で生み出そうとする
    思索にとって、これほど有害なものはない」

    どうですか。「オレがオレが」では成長はないです。

  • 読書の重要性を説き、
    習慣化するための方法論を伝え、
    量をこなすための技術と質を高めるための技術、
    本の選び方、そして自身のアウトプットにつなげるまでー。
    とてもわかりやすくまとめられていて非常に勉強になった。
    ただ、なぜ読書なのかという点での論理の飛躍や
    電子書籍へのまなざし(刊行時点ではやむを得ないか)など疑問点も多く残る。
    それこそ、本書に書かれているように
    「うのみにすることなく、自ら解釈する」ことが求められる。

  • とても感銘を受けました。最近、自分の仕事などで、自分の能力の限界を感じて、悶々としていました。そんな時に、この本に出会いました。「筆者の思考をなぞるように読んでいくことにより、筆者の思考を自分のものにする」。
    様々なジャンルの本を読み、そして、その中で、語彙力、思考力、新しい概念、言語能力、会話力などを高める。
    とりあえず、この本を信じて、年間、50冊以上を目標にして読んで行きたい。

  • 【本の内容を一言で】
    誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法の全てを書いた本。


    【内容まとめ】
    1.世の中の情報はネットやTVではなく読書で培う
    2.たくさんの書籍による情報収集を、「20分の速読」と「30冊の並読」で行なう
    3.読書によって人生のデザインを先人から学ぶ、またモチベーションの維持やメンタル強化を行なうこと。


    【感想】
    斉藤孝の本は非常に参考になり、とても分かり易い。「さぁ試してみよう」とアクションも起こしやすい。
    自分自身読書量が最近それほど少ないわけではないが、「速読」と「並読」はあまり行なっていなかったので、これはやってみようと思う。
    並読に関してはまずは10冊以上を読み、速読に関しては全文をしっかりと理解するまで読まずに飛ばし読みをしようと思う。
    (この感想文を書く為にはメモが必要なので、「20分間で1冊をさばく」っていうのは不可能だが・・・)

    あと、読書によるモチベーションUPやメンタル強化はとても頷けるなぁ。
    仕事が忙しくなっても、読書の習慣はなくならないようにしよう。成長がSTOPしてしまう。
    とても参考になりました!


    【引用】
    誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる方法の全てを書いた本。
    →ただ、、皆忙しくて読書する時間なんて取れない・・・

    まずは読書自体を楽しむ!
    読書は修行ではない!
    楽しむだけで、いつの間にか大量の本を正確に読み込める!
    そんな「最強の読書術」!


    p4
    今、私たちの周りには、新聞・TV・インターネットなど様々な媒介を介して、様々な情報が駆け巡っています。
    高度に情報化された現代化社会では、人類史上かつてなかったほど様々な知識と教養が求められるようになっています。
    しかもそれらは、あらゆる分野で常に新しいものに更新されており、私たちは日々最新のものを吸収し続ける必要に迫られています。
    膨大な情報の中から、本当に必要とする情報をセレクトし、体系立てて自分のものにしていくのはとても大変です。

    →そのために、「誰よりもたくさんの本を、誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる」こと。


    p24
    ・「意識的に自分自身をデザインし、ブランド化していく時代だ」
    自分はどんな人間になりたいのか、どんな人生を送りたいのか。
    明確に目標を定め、それに向かって努力することによって自分をデザインすることが可能になる。

    ①自分をデザインするやり方を先人に学ぶこと
    ②強烈なモチベーションを持つこと


    p30
    ・「何事にも屈しない鋼の精神力」より、むしろ「どんな変化にも対応できる精神力」が必要!
    読書を続けることによって、ストレスに負けない精神力を身につける。


    p40
    読書について:ドイツ哲学者 ショウペン・ハウエル
    「読書は言ってみれば自分の頭ではなく他人の頭で考えることである。
    絶えず読書を続けていれば、仮借することなく他人の思想が我々の頭脳に流れ込んでくる」


    p44
    ・電車に乗ったら携帯をやめて本を読む
    続けているうちに、自分がルールを守っているということが面白く感じられる。
    他の人はずっと携帯をイジっているけれど、自分は高尚な世界に雄飛しているような気持ちになれる。


    p86
    ・速読技術は現代人に不可欠である(もちろん速読同様、精読の重要性も増している)
    ①本を読む目的を設定する
    「今読んでいる本の内容を誰かに説明するのだ!」という負荷をかける。
    読むだけでは足りない。「要約」が必要!

    ②締切を設定し、強制的に読書スピードを速くする

    ③最初に目次を読んで、どこをしっかり読めば良いかを予め把握する


    p109
    ・2割読書法
    全体の2割を読んで概要を掴む!
    「全部読まなきゃ勿体無い、分からない」
    →人間の記憶は曖昧。数年前に読んだ本の内容について、全部覚えているわけがない。
     大事な2割部分だけの概要を覚えていれば充分役に立つ。

    店頭の立ち読みで数冊の内容を凡そ把握できるのが目的。


    p117
    ・同時並行読書術
    10~30冊を同時に読む。
    読むスピードはバラバラでOK!
    蔵書のすべてを前ページ読破しない!

    「最初から最後までちゃんと読んだ本は今まで手にした5%くらいです」
    →この方が知識人。1冊1冊を読破することに重きをあまり置かない。


    p126
    ・精読の基本は「音読」
    音読で身につけた知識や知恵が一生モノになる!
    3色ボールペンで線引きをする


    p172
    「読書は、人生という果てしない大海原を進む為の羅針盤を手に入れるための作業」


    p236
    ・「1を聞いて10を知る」
    理解力を発揮するには想像力や推測力が求められます。
    あることを聞いた時、想像力を働かせなければ本当に理解することは出来ないからです。


    p350
    ・スティーブ・ジョブス名言「ハングリーであれ、愚かであれ」
    ハングリーであれ
    →満足する事無く、自分には色々な事がもっと足りないと自覚して、それを獲得するような意欲を持て

    愚かであれ
    →気にしすぎず、無頓着であり、色々な事を恐れるな!

  • 読書に関してのより効果的な方法などを知ることができたのは良い点。

    読書仲間と同じ本を共有して意見交流する、などアウトプット重視の読書で頭に馴染むようにする、というのは特に気になった。

    オススメの本50冊のレビューも面白く、何冊かはいつか買って読もうと思った。


    難点は、ページ数の割に中身があまりなかったかな?と感じた。

    中身の3割程は書評と偉人についての情報だったのでそう感じたのかもしれない。

    しかし、読書家と呼べるまで本を読もう!
    とモチベーションの上がる一冊だった。

  • 読むヤル気を与えてくれる本。
    本は如何に汚すかが重要。

  • 効率的な読書をするためには
    ① 量をこなす
    ② 目次を確認
    ③ 目的を持つ
    ④ 速読
    ➄ アウトプットを意識
    であると解説されております。速読はある程度慣れが必要ですが習得したいと思いました。
    また、巻末の本リストも役に立ちました。論語を本格的に読んでみようと思います。

  • ・読書の大事さから始まり、読む量を増やす速読の方法、読んだ内容を把握する精読の方法、効率的なアウトプットの仕方が分かり易く纏められている
    ・取り入れたい読書法の他、読書で垂直次元思考を鍛えること、書き言葉で考えること、古典を読むことが結局一番コストパフォーマンスが良いことが印象的だった
    ・巻末の社会人が読んでおくべき50冊は有益

    1. 速読
    ・ハウツー本は最初に目的を決めて読むことで無駄な所に目が行かないようにする
    ・時間制限を設けて読むことで集中する
    ・目次を見て重要箇所を予想する
    ・逆算読書法で目的の箇所から読む
    ・二割読書法で内容は把握できる
    ・買ってすぐ「捌く」ことでその後の読書が非常に効率的になる
    ・サーチライト読書法で目的の箇所だけ読む
    ・同時平行して10冊を読み進める

    2. 精読
    ・素読で内容を記憶する
    ・三色ボールペンを使い、本を読書メモにする
    ・速音読で速読・精読力を鍛える
    ・暗誦で自身の一部とする
    ・クライマックスだけでも暗誦する
    ・引用ベストスリー法でいつでも引用できるようにする(Twitter)

    3. アウトプット
    ・後で人に説明するつもりで読む
    ・一言コメントを付けた読書メモを作成する(Twitter)
    ・コメント力・質問力はビジネスで必須。読書をしながら自分の頭で考えることにより鍛えられる
    ・概念変換力を鍛えて、読書で得た新しい概念をビジネスにも応用する。

  • 大人の方がよりよい読書を行うための技術を教えてくれる本です

    前半は、読書の仕方、状況における読み方などを例をいれながら解説

    後半の方は齋藤さんおすすめの読んでおくべき本のレビューが書かれています

    もちろん、人それぞれなので読書の仕方やターゲットも違い
    変わってくるであろうと思いますが
    読んでいて納得する分や再確認する部分など為になりました

  • 早稲田大学の齋藤孝教授による読書術について書かれた一冊。

    精読や速読などの読書法から本選びやアウトプットできる読み方まで著者ならではの視点で読書術について様々なことが書かれていました。
    速読については詳しく知りたいと思っていたので、時間の制約や2割読書法や三色ペンやを使った読書法などは今後活用していきたいと感じました。

    本書を読んで、速読術や精読に関しては新しい発見があり、非常に勉強になりました。
    読書の効用や素晴らしさを本書から感じることができ、また著者の読者量や知識の深さに感嘆しました。

    巻末には著者のおすすめの50冊も紹介されています。
    読書することによって大人としての教養を身に付け、更に自分を磨いていきたいと感じた一冊でした。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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