大人のための読書の全技術

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046004796

感想・レビュー・書評

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  • 本の読むことの大切さを繰り返し説いている
    精読と速読に分けて読み方を変えること、読んだことをアウトプットして生活に生かしていくこと。
    読むことを楽しむこと。

    読むこと、それが素敵であると繰り返し説いている。

  • 著者のように、ありとあらゆるジャンルの本を楽しんで、自分なりの感想を言語化出来たら楽しいだろうなって思える内容。本を読むことの大事さ、その奥ゆかしさがわかる。
    そのためにもアウトプットをする、アウトプットを意識しながら読書しようと思う。
    文学はこうやって楽しむのかと、読んでてワクワクしてくる。

    社会人が読むべき50選は全部一読したい。

    スティーブ・ジョブズの言葉を借りて
    将来に目を向けて点と点を繋ぐことはできない。振り返って初めて、点と点を繋ぐことができる。だから、点と点が何らかの形で未来に繋がっていくことを信じて、
    点を、本を読むことで増やし続けるのが大事だと、
    とても良い締めくくりであった。

  • 齋藤孝先生の本は2冊目であったためか、スッと読むことができました。(これは正しく本内容の速読術そのもの)

    読書の目的と締切を決める。
    誰かに説明するつもりで読む。
    音読して読む。

    個人的に今年は精読に力を入れたいと思っていて、自分には引用力がないと常々感じているためその克服をしたい。小説に出てくる登場人物のように有名な詩を諳んじてみたいとずっと思っているわけだけど…

    速読術は学んだ訳では無かったが、これを読む限りいつの間にか身についているような気がする。今年はこれで12冊目になったので以前に比べて格段に読むペースが上がっていた。

    2014年の発行ということで、ピックアップしている単語などは少し内容が古いと感じるものもありました。また齋藤先生の他の本と内容が重複する部分も多かったため星3。

  • 23歳のときにこの本を読みました。
    それまでの人生、読書と無縁でしたが、
    この本をきっかけに読書するようになりました。
    読書をするようになって人生が豊かになりました。
    この本に出会えてよかったです。

  • 読書をすることがいかに大切かを改めて教えてくれる一冊。

    なかなか本を読む習慣が続かないという方にも是非読んでいただきたい。
    本書には本の選び方や読み方、作者オススメの本が掲載されている。

  • 読書の重要性や本の読み方を再確認したいときに、さらっと読み直す。
    思えば、本をしっかり読むようになったのは、高校生のときに「読書力」を読んだからだ。
    今は、読書に対する捉え方も自分なりの考え方が形成されるようになったが、大元の考えはこの本に書かれていることが基盤になっている。

  • ☆速読:読書の目的と締切を一緒に設定する(大学で、5冊の新書を5分程度にまとめ、発表する課題)
    ・結論から読む、2割を飛ばし飛ばし読む、キーワードを探す、
    ・同時並行読書術:30冊同時
    ☆精読
    音読が基本。原文。古文。暗唱。例)シェルダン tell me your dream
    ・3色ボールペン(赤:最重要、青:まあ大事、緑:おもしろい)
    ・好きな文章を3つ選んで引用する。
    ・この1冊を持ち歩く。
    ・書き写す。
    ・芋づる式読書
    ・カシオ エクスワード:日本国語大辞典、広辞苑、大辞泉、ブリタニカ国際大百科事典、ランダムハウス英和大辞典、リーダーズ・プラス(ジャンプ機能)
    ・アウトプットを意識した読書
    ・フォーマットを作る(対象、タイトル、狙い、素材(テキスト)、キーワード(コンセプト)、段取り、仕込み(準備)

    (社会人が読んでおくべき50冊)

  •  最後の本書の紹介は不要。

  • 読書の重要性や面白さ、読書しかた(速読・精読・自分の内への取り入れ方等)を学ぶことができた。
    今まであまり読書はしてこなかったが、とにかくたくさん本を読みたい衝動に駆られる。

  • 【概要】
    誰よりもたくさんの本を誰よりも精密に読み込み、すぐに仕事に応用できるようになる正しい読書術を知ってさえいれば、本を「楽しむ」だけでいつの間にか大量の本を正確に読み込むことが出来るようになる
    ①読書を習慣づけるための秘訣
    ②大量の読書を実現する速読の全技術
    ③読書の質を向上させる精読の全技術
    ④読書の効率を最大にする本選びの全技術
    ⑤読書で得たものを仕事で使うアウトプットの全技術

    【感想】
    知識を得るために多くの本を読みたい、読んだ本の内容を思い出せず読書をした意義を見出せないという悩みがあった。この本を読んで冒頭から順を追って読む必要はない、最後まで読む必要は無いと気付き、本を読むことへの抵抗感を和らいだ。読書量を増やすほど読書がラクにかつ実りあるものとなるので、まずは固く考えず多読していこうと思う。

    【キーワード】
    「同時並行読書術」
    複数冊たとえば10冊を同時に読む。読む速度はバラバラで読破できない本があっても良い

    「引用タペストリー方式」
    本を読むときに好きな文章を3つ選び、人と話すときやエッセイや日記を書くとき引用する。自分のその作品への関わり方を整理し、文章が自分のものになっていく

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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