寂しさや不安を癒す 人生のくすり箱

  • KADOKAWA (2014年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784046005083

作品紹介・あらすじ

誰の心にも「不安」や「寂しさ」が必ずありますが、それらと向き合うことや抱きしめること、愛することは難しいもの。そこで、このふたつのことと友達になるための考え方や上手なつき合い方を「禅」から学びます。

みんなの感想まとめ

不安や寂しさと向き合うためのヒントが詰まった一冊で、心の持ち方を変える力を与えてくれます。著者は、日常生活の中で感じる孤独感をテーマにし、私たちが抱える悩みや不安に対してどのように対処すればよいかを示...

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んで思った事。

    錬金術って、全ての物質を
    私達が欲する<金>に変える技術(魔術?)だと言うけれど
    それって、物質的なモノじゃなく、
    ただの言葉を
    人の心から淀みを消し去る事が可能な言葉に変える術の事だと言っても過言ではない気がする。

    金の言葉。

    年を重ねてからの悩みや不安は実際深い。
    もはや逃亡もリセットも引きこもりも不可能。
    行く手にはにやにやと<死>が待ってるだけであり、
    「ここに来るまでになんとか解決してこいや。」
    と、脅しをかけてくる。

    そうだ、
    もう悩みや不安から逃げてはいられない。
    真っ向から勝負するしかないのだ。

    でも、
    枡野住職のお話を聞いていると、
    空っぽだった右手に敵をなぎ倒す<武器>がわらわらと現れてくる様だった。
    金ピカに光る勇者の剣、の様な…(笑

    言葉、と言う実体も無きただ意志を伝えるツールから、
    頼もしい武器が生まれた。
    これを錬金術といわずして何と言う…?

  • 日常の中で感じる寂しさや孤独感との向き合い方を主としたテーマにしながら日常で起きる事柄に対してのヒントを提供している。

    まえがきで書いてる内容が印象的だった。
    昔のお寺の役割は今よりもはるかに幅広く、親がいない子や困窮で育てられなくなった子供を受け入れ養育し、集落の人の悩みを聞き、寺子屋で教育を施し、災害のような非常時には門戸を開放する。それを自治体でなく僧侶と集落の人々で作り上げていた。
    そんな時代だったら、お寺が心の拠り所になっただろう。だからどの村町にもお寺があるのだと思う。

    だが、現在はそのような場所、特に精神的な拠り所になるところは現在はとても少ない。
    そんな現状を踏まえて、それでもどのようにして自らの中に拠り所を作るかの話をしてもらえる。

  • 心の持ち方は、自分次第で変われる。
    著者の書を時々、読んでは何とか不安の芽を摘んで頑張って行かなくちゃと思わせてもらってる。

    ・悩みより動く
    ・人は人、自分は自分
    ・ねばならないと思わないこと
    ・前向きな人と一緒にいること

  • 幸せは誰もが平等に持っていて、
    周りにはたくさん落ちている。

    その幸せを見つけ出す力。
    その力を養っていくことこそが、
    人間としての成長なのです。

    幸せとは自身の心にこそ宿っている。

    (桝野俊明/住職・庭園デザイナー
    『人生のくすり箱』より)

    * * *

    あなたにとって
    「豊かな生活」とは何ですか?

    そんな質問をされたことがある

    わたしにとって豊かさとは……

    “何かを得ること”ではなく

    いまあるものに感謝して
    「このままでいい」
    「いまがいい」
    と感じられることだ、と答えた

    自分が足りていると知る
    感謝の気持ちを忘れないでいる

    ありのままを認める
    ありのままでいられる

    豊かさも幸せも
    いまここにある

    小さなことに喜びを感じて
    おだやかなココロでいたい

  • タイトルのとおり、ふと訪れる不安や知らず知らずに持ってしまっていたこだわりを捨て、今を思い残すことなく生きましょうという本。
    これを読むと座禅を組んだあとの清々しさが得られます。

  • 人生には不安が付きもの。そんな不安を軽くする、あるいはうまく付き合っていくにはどうすればよいのかについて優しい筆致で書かれています。書かれていることひとつひとつが、そうだよなあと納得させられます。読みやすい良い本です。

  • いつ購入したかも覚えてないですが、家で積み本となってました、
    急な入院となり家から本を持ってほしいと母に頼み手元に届いたのがこの本でした。
    これこそご縁なのかもしてないですね、
    いきなりの入院で不安で思うことが多く、職場の変化もあったばかりでこれからという時にこんな状況に、、、

    最初はそんな考えで本を手に取り読み進めました。
    第一章「何があなたを縛っているのですか?」
    を読んで、縛られてるのか?私は? なんて、疑問を抱きながら読みましたが、いろんなものを抱えすぎていろんなものを手に入れようとしすぎていたんだなと気がつくことができました。
    忘れっぽくて覚えが悪いからちゃんとしないといけない。
    そんなふうに考えながら生きてきました。
    今回のこともそう職場には迷惑かけたからその分頑張らないといけない。
    など、、、何にそんなに焦って不安を感じているのだろう、今に目を向ければ病院のベットでやれることなんて何もないのにと、、本を読み終わればそう感じることが出来ました。
    欲しいものやお金そんなものに目を向けすぎて、肝心の周りの家族や友達などを大切に出来てなかったかなと思い感じることが出来ました。本当に大事なものってなんだっけ?と振り返るきっかけにもなりました。
    ありがとうございました。
    合唱

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著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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