- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046008978
作品紹介・あらすじ
著名な哲学者の考え方を知りたい、悩みを解決して元気になりたい、思考をスッキリ整理したい……。そんな人たちのために、プラトンやニーチェなど古今の哲学者たちが哲学講義をしてくれる、対話形式の哲学入門書。
感想・レビュー・書評
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人生に関わる13人の哲学者のエッセンスが分かる本。
哲学も生きる力になると思える一冊でした。
印象に残った文章
⒈ 人の一生なんて長い地球の歴史のほんの一瞬にすぎません。だから日々生きていることを楽しむべきです。人生にはそのことにしか意味がありません。
⒉ 自分の心をつねってみる。
⒊ 正しさを決めるのはやはり自分自身なのかもしれません。
⒋ うまくいったからうれしいのではなく、自分がうれしいからうまくいったのだ。
⒌ じっとしていては幸せになれない。
⒍ 実存は本質に先立つ。
⒎ いま、ここに生きている私のほうこそが世の中のあり方を決める。
⒏ すべては自分が何かを望む気持ちによって生み出された虚構にすぎないのです。
⒐ 人生には絶対的な意味などなく、むしろ日々の生に喜びを覚えるべきなのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名前や名称は聞いたことがあるものの、何が何だかさっぱり分からなかった哲学について物語形式で分かりやすく書かれているため非常に読みやすかった。近頃、「他人」「恋愛」「将来」など人生について考える時間が多かったのでそれらに対する哲学的な視野を学ぶことができた。
中でも永遠回帰という考え方が興味深かった。「人生に意義なんてない。」というとネガティブなイメージを持ってしまうが、そう言い切ることで強くなるという考えを知り、あいまいに人生の意義を求め続けることの無意味さを感じた。意義について考えるよりも今を大切に生きたいと思う。
ぜひ、著者の他の作品にも触れ哲学カフェにも参加してみたいと思う。 -
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とにかく、やっぱ自分の頭で考える、考え続ける、ことが大切なのね。どの本でも詰まる所はその点に主張が集約されている気がする。
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哲学者たちが現代にいたら、という設定で
愛、正義、仕事などについて一つ一つのテーマにそって授業してくれます。
雰囲気的には読みやすくてとっつきやすいんですが、テーマによっては正直まだまだ難しいなと感じるものが多かったです。
理解できたものもあるけど、よくわからずなものもあり…ってかんじでした。 -
14人の哲学者が現代に甦り、高校で授業をしてくれる。分かりやすくて、取っつきやすかった。秋の夜長には、哲学が読みたくなる。ニーチェが好きだなと思った。ネガティブに見えて、ポジティブな人生についての哲学者。
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わかりやすくそれぞれの哲学者の思想が紹介されており、哲学を全く知らない私でも楽しく読めた。
また、哲学に興味がわき、哲学書を読んでみたいと思った。
哲学入門書として最高な本だと思う。 -
ニーチェいいなぁ。
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感想未記入。引用省略