東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 402
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046009319

感想・レビュー・書評

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  • 読み途中ですが…

    (人工知能を備えた)ロボットが人間を超えるとしたら、映画『マトリックス』のように人間は栄養分としての価値になるかもしれないですねという話の流れで、

    栄養分は栄養分でも、別に人間じゃなくても、もっと最適な方法がありそうですけどね。

    とさらっと松尾先生がお話されていてツボってしまいました。
    まどマギのテーマに繋がりますね、これ。

  • 「人工知能ってよく聞くけど、実際何ができるの?」を知る最初の一歩に最適だと思います。

  • この分野を勉強する必要があり、感触として読んだのだけれど、知識に広がりは得られたが深みは得られず。インターネットとかで、AIとは大体こんな感じかな、という知識を持っている人なら、あまり新たな気付きはないかな。

    AIって何??の初体験は私にとっては、ドラクエ4。味方キャラが、作戦に合わせて自ら行動を考え出すと。画期的にも思えたが、じゃあ敵キャラは違うの??その時から、AIがよく分からないままだった。

    感覚的には、キャラクターのコマンドパターンを環境に合わせて最適に処理するだけのプログラムをAIと言っていて、そのパターン数と環境数が多ければ、より最適化されるという事。しかし、これは知能と呼ぶのだろうか。最近では、これを自己育成していく方向性やビッグデータとの連結が考えられている。ただ、どうしても、AIに心が備わっていない限り、ただのスーパーコンピュータの域を超えない。しかし、人間がコンピュータに求めるのが完璧性である限り、好き嫌いや得意不得意を生むような感情は植えつけられない。感情パターンを擬似的にインプットする事は出来るが、結局、パターン処理の凄いヤツだ。

    だからこそ、AIが人間に反逆を、なんて言うのは映画の中だけの世界だと思っている。それなのに、本著では、AIは怖くないのか?みたいなテーマが何ページ分か割かれる。うーむ、やっぱりAIがよく分からない。

  • 人口知能研究者の松尾豊氏、最近メディアや本などに多数出演執筆されている。AIvs人間を語っているが、とっても人間味よりのお考えの持ち主で面白い方。AIが進化する社会の中で、AI社会を批判するでもなく、より人間とは?人は何をすべきか?という点に注釈されてとても共感できます。今後のご活躍を期待します。

  • インターネットの普及に伴い機械処理可能なデータ量が爆発的に増加し、マシンラーニングやディープラーニングによる人工知能の実装も急速に現実味をおびてきた。
    そのような人工知能の利点、限界、人間との本質的な違いなどを一般論的に、また哲学的に対談している。
    文系的な読み物として面白く、人工知能の詳細への興味をかき立てる。

  • 人工知能は、それを作っていく時に、まず人間に似せるか違うものにするかの選択肢があるといいますが、人間に似せるほうを選んだ場合、人工知能の研究が人間自体の研究にもなっていく、それもかなり深いところまでも。ゆえにその研究者が人間の認知だとか脳や心理に、相当通じるようになる。これは人間をいろいろ総合的に知るのに良い、面白い分野だと思いました。優秀な人工知能の登場により、教育が変わり、交通が変わり、医療が変わりなどしていくだろうと予測されています。つまり、社会が変わっていき、常識も劇的に変化していくだろうと見通されていました。本書の対談によって、それらが浮いた話などではなく、現在と地続きで、近く到来する未来、それも議論されているものとの誤差はそれほど大きくはなさそうな形でやってきそうだ、とその理路や知識情報からうまく納得させられるようにそう感じました。とはいえ、いつも未来というものは、予想したそのものの通りにはいかず、けっこう違うものとなって現実になっていくような気がします。はたして、本書で語られたことがどこまで実現するか本当のところはわかりませんが、AIの研究がどういう道筋の上にあるかを知るにはうってつけだと思いました。

  • <目次>
    プロローグ えっ、人工知能ってそんなことまでできるの!?
    第一章 ウェブとビッグデータ、人工知能 − 人工知能の怖さ
     01 何をもって「人工知能」と見なす?
     02 人工知能の怖さは予測精度にある
     03 人工知能の得意・不得意が見えてきた
     04 クリエイティブなコンピューターは出現するか?
     05 核心は「近似」の判断にあり
    第二章 政治も経済も、国境すらも変わる − 近い将来、国はなくなるか
     06 「予測」の仕組みが見えてきた
     07 ディープラーニングってそんなにすごいの?
     08 株価予測で抜け駆けはできる?
     09 ビッグデータが新しい国家を作る
     10 ビッグデータは誰のもの?
    第三章 ヒトと人工知能 − 人の「意思」は作り出せるか
     11 脳をそのままコピーできるのか
     12 ネット上に自己の「意識」は放てる?
     13 「飽きる」は機械にはない特性
     14 人はイルカの「知」をもっと引き出せる?
     15 人工知能は「人」の領域を広げるか?
    第四章 ロボットに限界は必要か − すべての犯罪が記録される世の中に
     16 すべての犯罪を見逃さない社会がやってくる
     17 ビッグデータと人工知能が不平等をあぶり出す
     18 自動運転は良い事ばかりじゃない!?
     19 命を秤に掛ける判断が問われる
     20 人間と共存する機械は感情を持つべき?
     21 経済活動がリアルタイムで変化しはじめる
     22 ロボットには寿命が必要
     23 コンピューターに、愛は伝わるか?
    第五章 身体と学習、教育の役割 − もう公教育は必要ない
     24 人間は何をどう学べばいいの?
     25 勉強できる子、できない子はどうやってフォローする?
     26 教育は本当にフラット化されるか
     27 人工知能は「いまどきの若者」を底上げできる?
     28 医師やコンサルタントも格付けされる?
     29 人工知能はウェアラブルから人体直結へ?
     30 人間の尊厳はどこで保たれるか?
    エピローグ 未来はそこまでやってきている


    2015.03.17 経営協創基盤のWEBで見つける。
    2015.06.29 読書開始
    2015.07.01 読了

  •  人間の脳が人工知能に現段階で勝っているのは、抽象化能力。
     抽象化能力を磨くためには、やっぱり記憶力が必要。
     そんな思いを新たにした。



    <目次>
    プロローグ えっ、人工知能ってそんなことまでできるの!?
    第一章 ウェブとビッグデータ、人工知能 − 人工知能の怖さ
     01 何をもって「人工知能」と見なす?
     02 人工知能の怖さは予測精度にある
     03 人工知能の得意・不得意が見えてきた
     04 クリエイティブなコンピューターは出現するか?
     05 核心は「近似」の判断にあり
    第二章 政治も経済も、国境すらも変わる − 近い将来、国はなくなるか
     06 「予測」の仕組みが見えてきた
     07 ディープラーニングってそんなにすごいの?
     08 株価予測で抜け駆けはできる?
     09 ビッグデータが新しい国家を作る
     10 ビッグデータは誰のもの?
    第三章 ヒトと人工知能 − 人の「意思」は作り出せるか
     11 脳をそのままコピーできるのか
     12 ネット上に自己の「意識」は放てる?
     13 「飽きる」は機械にはない特性
     14 人はイルカの「知」をもっと引き出せる?
     15 人工知能は「人」の領域を広げるか?
    第四章 ロボットに限界は必要か − すべての犯罪が記録される世の中に
     16 すべての犯罪を見逃さない社会がやってくる
     17 ビッグデータと人工知能が不平等をあぶり出す
     18 自動運転は良い事ばかりじゃない!?
     19 命を秤に掛ける判断が問われる
     20 人間と共存する機械は感情を持つべき?
     21 経済活動がリアルタイムで変化しはじめる
     22 ロボットには寿命が必要
     23 コンピューターに、愛は伝わるか?
    第五章 身体と学習、教育の役割 − もう公教育は必要ない
     24 人間は何をどう学べばいいの?
     25 勉強できる子、できない子はどうやってフォローする?
     26 教育は本当にフラット化されるか
     27 人工知能は「いまどきの若者」を底上げできる?
     28 医師やコンサルタントも格付けされる?
     29 人工知能はウェアラブルから人体直結へ?
     30 人間の尊厳はどこで保たれるか?
    エピローグ 未来はそこまでやってきている[/private]

  • ●人工知能、とりわけディープラーニングによって、人間社会はどのような変容をとげるのか? ビッグデータの分析や単純作業は機械に取って代わり、大部分で合理化・効率化が図られそう。

  • 2:人工知能の入門書として。対談形式で読みやすく、現在どんなことができるか、今後どのような形での発展が見込めるか、が語られていて一通り読んだだけやけど何となくわかった気になってる。話の受け手としての塩野さんが博識すぎて……!
    ロボットと感情とか、ベンチャー国家の話が面白かったな。

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著者プロフィール

東京大学大学院工学系研究科総合研究機構、知の構造化センター、技術経営戦略学専攻の特任准教授。専門分野は、人工知能、ウェブ工学、ソーシャルメディア分析。『人工知能は人間を超えるか』(KADOKAWA)著者。

「2018年 『マンガでわかる! 人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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