楫取素彦と吉田松陰の妹・文 (新人物文庫)

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  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046009371

作品紹介・あらすじ

天才で知られる吉田松陰の陰で、彼を生涯支え続け、松陰の死後もその志を継いだ楫取素彦。本書は、楫取素彦と吉田松陰、その妹・文の生涯を丹念に描いた労作。巻末には、坂本龍馬との出会いを語る楫取の回顧録「薩長連合の発端」と文(美和子)が松陰がいた頃の杉家の話を語った「楫取美和子回顧録」を特別収録。

感想・レビュー・書評

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  • ◇目次
    ○はじめに
    ○第1章:吉田松陰との出会い
    ○第2章:吉田松陰との別れ
    ○第3章:藩主側近として
    ○第4章:藩内戦
    ○第5章:幕府を討つ
    ○第6章:明治を生きる
    ○巻末付録
     付録①:薩長連合の発端
     付録②:楫取美和子回顧録

    楫取素彦(小田村四郎)の一代記を史料によって描いた一冊。基本、『楫取家史料』が刊本化されてたりするが、楫取や杉家の人物面を描いた箇所は昭和一桁年代に刊行された所謂維新本で補っており、当時の人々の動きや関係性が生き生きと著されている。
    自分自身は専門でもあるので、楫取の政治史的な動きを時系列でまとめられているため、辞書的にも使いやすそうに感じた。

  • 楫取素彦の評伝。楫取を直接扱った本はそれほどないし、『花燃ゆ』関係著作が粗製濫造状態のなかで、氏の著作は史料にちゃんとあたっているのでその点で信頼できる。歴史学の著作として面白いと思えるかどうかは、そうでもないのだが…。あとは最後のほうの叙述は、別の本とほとんど同じ内容だったりして、なんともいえない気持ちになる部分もある。

  • 今年のNHK大河ドラマの主人公文が支えた楫取素彦の生涯を描いた作品。吉田松陰の義弟であり盟友でもあり松陰を支え、その死後も松陰言うところの”至誠”を受け継いだ男の人生。晩年は群馬県令として活躍、「群馬の父」と呼ばれたという。

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