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- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046009371
作品紹介・あらすじ
天才で知られる吉田松陰の陰で、彼を生涯支え続け、松陰の死後もその志を継いだ楫取素彦。本書は、楫取素彦と吉田松陰、その妹・文の生涯を丹念に描いた労作。巻末には、坂本龍馬との出会いを語る楫取の回顧録「薩長連合の発端」と文(美和子)が松陰がいた頃の杉家の話を語った「楫取美和子回顧録」を特別収録。
感想・レビュー・書評
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楫取素彦の評伝。楫取を直接扱った本はそれほどないし、『花燃ゆ』関係著作が粗製濫造状態のなかで、氏の著作は史料にちゃんとあたっているのでその点で信頼できる。歴史学の著作として面白いと思えるかどうかは、そうでもないのだが…。あとは最後のほうの叙述は、別の本とほとんど同じ内容だったりして、なんともいえない気持ちになる部分もある。
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今年のNHK大河ドラマの主人公文が支えた楫取素彦の生涯を描いた作品。吉田松陰の義弟であり盟友でもあり松陰を支え、その死後も松陰言うところの”至誠”を受け継いだ男の人生。晩年は群馬県令として活躍、「群馬の父」と呼ばれたという。
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