織田信長 戦国最強の軍事カリスマ (新人物文庫)

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  • KADOKAWA/中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (743ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046010186

感想・レビュー・書評

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  • 「軍事カリスマ」という縦糸を通すことで、かなり長い文章でありながら読みやすい構成になっている。

    ただし、筆者も言う通り、時代ごとに割かれる分量に大幅な偏りがあり、しかもそれが最も古い時代に重心が置かれていることがやや残念。天下統一事業に乗り出してからの軍事政策などの記述がもうすこしあれば良かった。

    軍事カリスマという観点から通したために、逆にその視点に頼りすぎ、信長の求心力や他者との比較優位性についての考察が不足しているようにも感じた。読みやすさの点からは致し方ないかもしれないが。

    しかし、これまでの信長に関する研究をまとめ、そのそれぞれに批判を加え、もっとも合理的と考えるものを採用していく方法論は評価したい。

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著者プロフィール

昭和29年(1954)、鹿児島生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。専門は織豊時代と薩摩の歴史。主な著書に『本能寺の変と明智光秀』(共著 洋泉社)、『織田信長─戦国最強の軍事カリスマ─』(KADOKAWA)、『さつま人国誌』戦国・近世編1~3、幕末・明治編1~3(南日本新聞社)、『関ヶ原 島津退き口』(学研パブリッシング)他多数。南日本新聞に歴史コラム「さつま人国誌」を10年間連載した。

「2017年 『西郷隆盛という生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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