- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046010469
作品紹介・あらすじ
モスバーガーのトップが明かす!「ひと手間経営」の秘密。
感想・レビュー・書評
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モスバーガーのお話。表題に”家族を巻き込みなさい”と書かれているが、会社と家庭を切り離さず家族の理解のもとで仕事をこなし、会社自体も家族的経営(従業員との関係)で行うことを示唆しているように感じた。行き着くところはコミュニケーション。これが一番有効であるし、一番難しくもあると思う。また人の話を聴き、相手に答えをすべては与えず見守る。なかなか重要な事を改めて感じた1冊。
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モスバーガーといえば日本のバーガーショップ。
その店内を始め、独特の雰囲気を醸し出す店
家族経営を謳い、実践している企業方針を知ることが出来た。
ハンバーガーは少子化に伴い、趣向が変わってくるだろうから、モスの今後の展開がおもしろそうです。 -
いい仕事をしたいなら、家族を巻き込みなさい!
2014/12/26
櫻田 厚
著者は、㈱モスフードサービス代表取締役会長兼社長。1972年に叔父の誘いで創業に参画。1994年取締役主任。1988年代表取締役社長就任。2014年より会長も兼務。
巨大な企業になるためには、より多くのお客様に「素早く」「手軽」【安く」商品を提供する「仕組み」が必要になる。
しかしそれを重視するあたり切り捨てられるものがある。お客様との関係性だったり、地域社会との連帯感だったり、スタッフ同士のつながりだったり、本社とフランチャイズ店オーナーの信頼だったり。
これが本書で取り上げられている「家族的な関係性」である。
その「家族的な関係性」を根本として本書は以下の4章により構成されている。
①家族的なつながりが、現場を強くする
②家族的なつながりが、強い会社をつくる
③家族的なつながりの中で、会社や社員を成長させる
④家族的なつながりから、働き方を考える
著者の考えや提言については素晴らしく参考になる点も多い。
しかし、構成において同じ表現や同じことを何度も取り上げているという点については非常に気になった。内容が素晴らしいだけに構成に置いてそのようなひっかかりがなく読めなことだけが悔やまれる。
日本のハンバーガーチェーンの代表企業である「モス」。
背景としてこのような経営者がいて家族を大切にするマインドを持ってサービス商品が提供されているなんて想像もつかなかった。
ハンバーガーチェーン=マニュアルでがっちりというのではなく、それに対する関係性を重視しているという点についても企業の現状の顧客からの満足度からすれば容易に理解できる。
効率だけではない大切なものに向き合う必要性を再度教えてくれた。 -
なるほどと思う部分は多い。基本をしっかりやることで、大きなものに勝っているというストーリーが素晴らしい。
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モスは好きだがこの表紙を見て引いてしまった。
ただ、読むと、家族主義を取ることを強制するもいうよりは、(面接時についてこれない人をかなり篩にかけるとはいえ)そうしたくなるように各所も努力はしておるようで。まあ傾くことはなかろうと思うので良い。ところで、かつて、百万遍店が潰れて私のQOLは大きく下がった。 -
MOSの社長がMOSを自ら語った本。帯にあるように「カンブリア宮殿」に出演しているところは以前見たが、一途な人。その一途さがここまでの企業に育て上げたのだと思う。