世界基準の上司

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 139
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046010506

作品紹介・あらすじ

部下を持つ者は皆、上司。コマツ、スタンフォード、マッキンゼーとキャリアを積み重ねた著者がかかわった「上司」は、優に三千人超。ナショナルカンパニー、ベンチャー企業で指導してきた上司育成法を実践的に解説

感想・レビュー・書評

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  • 著者の赤羽雄二氏は、小松製作所、マッキンゼーを経て、ブレークスルーパートナーズを設立。

    感想。参考になるフレーズが多かった。でもやってみないとわからない。

    備忘録。
    ・部下を水に投げ込み、自力で泳ぐことを期待するのはダメ上司。
    ・あいまい指示もダメ上司。
    ・世界基準で活躍する上司の基本は、方針を明確に打ち出して、部門と部下の力を最大限引き出し、成果を出しつつ、部下を最速最大限育成する。
    ・全体を動かすには担当者だった頃と考え方を根本的に変える必要あり。自分よりすぎると劣る部下一人一人に目標を与え、具体的な行動内容を決め、進捗を管理する。相当面倒だが部下とのスキル差に気を配れれば難しいことではない。
    ・担当者だった頃は客のことを良く観察。上司は部下のことも良く観察すべし。
    ・自分で全部やっていたら壁にぶつかる。部下を使いこなすスキルは重要。
    ・問題があるとしたら、部下より上司であることの方が多い。
    ・部下に苛立ちを持たないのが大切。「自分の若い頃は」とあう発想を捨て、相手の視点で最善を尽くす。
    ・ああまいな指示でこちらのニーズを理解して欲しい、汲み取って欲しいというのは無茶な願いで、上司のわがまま。横暴。
    ・「部下に任せきらないと成長しない」と考えている上司は多いが、部下は上司の何分の一の情報しか持っていない。その情報を適切に共有した上で任せるのがポイント。
    ・上司がこれまで工夫し体で覚えてきたノウハウは膨大にある。それを「自分で工夫しろ」「いちいち教えることではない」「気合いが足りない」と、思うのではなく、細かい工夫も部下に教えよう。
    ・自分はできた、できるやつはできるとか思わないこと。一人一人の状況に合わせて必要なフォローをする。
    ・部下の面倒をみることについて「どうしてここまでやらないといけないのか」という考えを捨てる。
    ・部下に情報を共有しないのは、もっと勿体無いバカな上司。上司の威厳やパワーの源泉を「部下より多くの情報を持ってある」とおもうのは勘違い。

  • 自分自身が部下であったことを忘れることなく、部下に接すること。部下を褒めること。明確な指示。人材育成のコツ多数記載あり。

  • 人によっては、よくある上司本。内容そのものは他の本でも書かれている事が多いと思う。
    この本の特徴は、一部でHow toに踏み込んでいる点である。
    実践に繋げやすい点ではとても良いが、会社の雰囲気や組織が各社あるはずなので必ずしも万人の役に立つとは言いにくい。

  • 「上司」は「自分」と読みます。

    全ての原因は自分が関係している。
    仕事が進むのも進まないのも誰のせいでもなく自分のせい。
    部門の成果が上がるのも上がらないのも自分が影響する。
    組織が成長するのもしないのも明らかに自分が影響する。

    「部下」は「仲間」「同僚」「身の回りの人」とも読みます。
    世の為人の為に仕事の成果、組織の成果を上げるにはまず身近なステークホルダーである部下の為になることを考える。

    この人にどうやって活躍してもらうか。
    親ではないけれど親の様に考える。
    コミュニケーションをとる。話を聴く。傾聴する。

    一人であげる成果と組織で上げる成果、どちらが大きいのか。
    蟻は巨像にもなりうる。

    巨像になりたいなら・・・
    身近な「人」に興味を持つこと。

  • 非常に納得のいく内容。部下を成長させるのが上司の役目。部下がきちんとしたアウトプットを出してこないのは、指示の仕方が悪い、指示が足りないから。ふわっと伝えて、できてない!はあまりに時間の無駄ですね。

  • 日本の組織にありがちな問題点をキレイに抽出して、対処方法が書いてあります。
    1番量が多いのは部下育成についてです。やっぱり上司の一番の仕事というのは、部下を育てることなんですね。
    あとがきの「日本をもっと元気にしていきましょう」という一言が1番胸に響きました。

  • 主にマッキンゼーの優秀な上司たちの、上司としての振る舞いを紹介。
    マッキンゼーなんか、スタッフ1人1人がフリーランサーなイメージだったが、意外と上司が手取り足取り指導するし、きめ細かい人事評価制度もあるらしい。

  • 大崎Lib

  • これまで自分でチームを作ってきて部下が増えていて迷うこともなかったが、人事異動などで自分が採用した部下でない者も見るようになり購入。

    自分基準⇔世間基準(国内)
    自分基準⇔世界基準

    のギャップを推し量りたいという期待あり。
    また一方で部下とのよくある関係性についても、欧米主導のリーダーシップ論、とは少し目線の違う部下とは?から始まる「上司論」を期待した。

    期待は、期待通りといえば期待通り。当たり前のことが整理されて記述されており再確認するにはちょうどよい。
    ブックマークした箇所を後からパラパラ眺める、そんな使い方が今後できそうな本となってくれた。

    それにしてもシンプルに部下の実際、上司の現実がまとめられており、現実はこんなものだろうと良く良く理解でき楽になった。

  • タイトルに”世界基準”とあるが、グローバル企業の○○で採用されているなどの具体的なものではなく、組織としてベストパフォーマンスを発揮し続けるために、部下をどう使い、育成していくのかが述べられている。
    指示内容(特に資料作成)のスケルトンを明示してやることで、上司のイメージに沿った作業が進められるし、余裕をもって8割の完成から熟成させることにより部下の学びにもなるとの指摘には納得した。
    部下評価のフォーマットも示されているが、目標の共有や強み・課題の評価などに実際に取り組むにはハードルの高さを感じた。
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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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