ひらあやまり

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
3.96
  • (10)
  • (7)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 88
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046010810

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 奥さん、知ってるでしょう?
    「水曜どうでしょう」のカメラ担当ディレクター、嬉野雅道の本でございます。

    わたくし、出演者2人よりも藤村ディレクターよりも、うれしーが好きなんでございます。
    決してイケイケGOGO!ではない、ゆるさ。
    頑固にマイペースを守り、常識に疑問を呈し、何物をも否定しない。
    ご実家がお寺なので、その影響は強いと思いますが、なんと言いましょうか言葉に説得力がございます。

    自分が生きる意味は自分にはわからない。
    でも、周りの人がきっと知っているんじゃないか。

    “幸福って、けして人を大きく育てはしない気がするから。
    だったら小っちゃくて好いね。だって、とっても幸福なんだから。”

    欲張らない。ひとり占めしない。
    だからみんなで幸せ。

    自分は温室育ちなので、辛いことが苦手ですと言い切るうれしー。
    “私は温室に育つか弱い生きものです。ならばその私が生きられる世界は、ほとんどの人もたやすく生きうる世界であるはずです。ならば私はひとつの風見鶏です。私が枯れていなければきっと誰も枯れない。”

    本当は1章1章をゆっくり味わって読むべきなのかもしれません。
    あとからじわじわ効いてくるうれしー節を、私はまたもやがっついて読んでしまいました。
    文書のプロではないので、少しくせのある文体は慣れない人には違和感があるかもしれません。
    でも。
    自然体でのびやかに生きたい人の、心の支えになるような言葉がいっぱい詰まっています。
    取り越し苦労をして一歩を踏み出せない人には、取り越し苦労の方へ引っ張られないように。
    「人間は意識を向けたものに引っ張られるんです」

    “この緑豊かな島国の上でいつまでも幸福に生きる姿を世界に見せ続ける。
    それが、日本人の果たすべき、国際貢献になるのだと。”

    うれしー、珍しく断言しています。

    会社の会議室で、勤務時間中にカフェを開いちゃうおっさんの心の内を、どうか皆さんにも知っていただきたい。
    そんなことを読み終わったときに思いましたよ。

  • 水曜どうでしょう、のカメラマン。あの独特のカメラワークをする、近年ちょっとあかぬけていらっしゃった素敵なおじさまと化した嬉野D。
    あの穏やかさがそのまま文章になって、もはや僧侶のようなそんな内容です。中にはほろりと、くすっといろんなうれしーの世界観が広がっていて、更に今まで以上に虜になること間違いなし。また読みたい。バイブルにしたい。

  • ふじやんばかり本出して、
    わたしの聞きたかったのは、
    ずーっとずっとうれしーの言葉だったんだよ!

    書籍とは、
    購入前に扉をめくり、
    試し読みのできるものだけれど、
    それゆえにジャケ買いということは、
    ほとんどない。

    でも、この本は、
    見つけた瞬間、間髪を入れず、
    即購入。ものの5秒。

    うれしーの、
    ありがたい言葉。

    うれしーの言葉に、
    いつも救われる。

  • 読みながら色々と映像が頭の中に浮かんでくる。どうでしょう班としても面白かった。

  • 気が抜けた感じが良いと思う

  • 内容を振り返ると、うまく思い出せないのです。
    ただ読み終わったときに、ホッとするといいますか、「人生は素晴らしい」とか、「こうやって生きていてもいいんだ」とか、そんな感情があふれてきました。

    生きている意味など分からなくても、必ずどこかに、自分が及ばないところかもしれないけれど、意味がある。
    そんなことを思いました。

  • 水曜どうでしょう、うれしーのエッセイ
    水曜どうでしょうが好きな人には必携書で、そうでもないひとでも、一度でも、彼らの日記や、その言葉遣いにくすっと心の琴線が動いたことがある人には手に取ってほしいと思います。中には大泉洋さんとの長いメールのやり取りや水曜どうでしょうに関係することも取り上げられているけれど、基本は、あの心地よい空間、番組を作った人の考えていることを体感してみようというものです。テーマは大きく愛や平和ですが、読後の効能としては生き方、肩の力を抜いていこうみたいなゆったりとした気持ちになります。色々な機会で悩み相談に乗ってきた著者が、必死に平和に生きるコツに気がつかせてくれます。「ひらあやまり」はさらけだしてる、だから許さざるおえない。でもなんでか、ただ従ってるようにも見えて、でも実はベロ出してる。そんな余裕があると素敵。
    次回作も楽しみすぎます!
    https://www.amazon.co.jp/dp/4046015527/

  • 世の中、こんなに力の入っていない人はいないんじゃないだろうか。

  • あのうれしーが本を書いた。うれしーファンなら見逃せないと思って買ってみた。
    もちろん文章は嬉野節で書かれている。なんとなく説教ぽくてぼんやり読むのは難しい、というかぼんやり読むと読みにくい気がする。

    でも人生でいろんな経験をしてきた人と、お話をしているような感覚の本です。あーこういう視点があるのだな、こうやって生きると人生豊かなのかなと思います。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

嬉野雅道(うれしの まさみち)1959年生まれ。佐賀県出身。「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)のカメラ担当ディレクター。愛称は「うれしー」。ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、文化庁芸術祭賞優秀賞など多くの賞を受賞したドラマ「ミエルヒ」では企画を担当し、福屋渉氏とともにプロデューサーも務めた。「愛と平和と商売繁盛」「負けない」がモットー。どうでしょう藩士と奥様に人気。著書に『ひらあやまり』(KADOKAWA)、共著に『人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの悩むだけ損!』(KADOKAWA)など。

「2017年 『ぬかよろこび』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ひらあやまりのその他の作品

ひらあやまり Kindle版 ひらあやまり 嬉野雅道

嬉野雅道の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
藤村 忠寿
塩田 武士
米澤 穂信
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印

ひらあやまりを本棚に登録しているひと

ツイートする