仕事の結果は「はじめる前」に決まっている マッキンゼーで学んだ段取りの技法

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 69
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046011008

作品紹介・あらすじ

「忙しいばかりで結果がなかなか出ない……」

残業や休日出勤をして、一生懸命仕事をしているのに、
それに見合った結果が出ない人は
作業にムダが多く、力が分散している可能性があります。

マッキンゼーのコンサルタントや
私がこれまでに出会った多くの優秀なビジネスエリートの仕事には、
驚くほどムダがありません。

「もっとも力を入れるべきところ」だけに
100%の力を注ぐので、
彼らは結果を出すことができるのです。

では、ムダな仕事をなくすには、どうすればよいのか?

それは、「段取り」です。

仕事は段取りがすべて。

仕事の結果は、仕事を始める前の「段取り」ですでに決まっているのです。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事を始める前の段取りの重要性、手順を紹介した一冊。
    「イシューから始めよ」「仮説思考」を足して、エッセンスを簡単にした印象といったところでしょうか。
    確かに仕事を始める前の準備は大切です。今後とも意識していきたいですね。

    ▼「ミニマム思考」:価値を生み出す最も重要なことに集中して、最小の力でそれを成し遂げる思考法のこと

    ▼「バリュー(価値)」:自分もしくは相手にとっての「メリット」
     あなたの提供するバリューは何か?

    ▼バリューを出すための段取りを組んでいく上での必要不可欠な技術
    ①仮説を立てる技術
    ②全体を設計する技術
    ③アウトプットをデザインする技術

    <目次>
    第1章 ミニマム思考――最小の力で最大の成果を得る
    第2章 あらゆる仕事に「仮説」をもつ
    第3章 「全体設計」が最短のルートを示す
    第4章 「アウトプット」がバリューを左右する
    第5章 結果が変わる!「五感」を研ぎ澄ます習慣

  • ・バリューとは、自分もしくは相手にとっての「メリット」。「こんなものがあったらいいな」や「こんな悩みが解決したらいいな」に応えるということ。

    ・バリューを出すための段取りで必要不可欠な技術3つ。
    ① 仮説を立てる
    ② 全体を設計する
    ③ アウトプットをデザインする

    ・イシューを解決することが目指すべき「バリュー」

    ・解決策を打ち出す「空・雨・傘」フレームワーク
     空……現状はどうなっているか(事実)
     雨……その現状が何を意味するか(解釈)
     傘……その意味合いから何をするのか(行動)

    ・仕事を進めるうえでは、常にゼロから考え「そもそも」に立ち返ること。まず何が前提となっているのかを見つけ出し、その前提が本当なのか見極める。

  • パワーフレーズ
    「仕事の結果は「はじめる前」に決まっている」
    まさにそのとおり。段取り本を読んできた中で、事前事前が大切なことはわかった。なぜ大切かをここまでまとめて、魅力的に書いた本はまさにこの1冊だけだろう。仕事というよりその「価値」が決まるということだ。
    愚弟的には「段取りチャート」この1枚でおおむねすべてが説明できそうだ。
    また読みたい。

  • 仕事の結果は「はじめる前」に決まっている マッキンゼーで学んだ段取りの技法  2016/9/28 著:大嶋 祥誉

    段取り上手は、最小の力で最大の成果を得る。
    そんな「ミニマム思考」が身についている。
    仕事は段取りがすべて。結果を始める前の「思考」で決まるのだ。

    「ミニマム思考」とは、価値を生み出す最も重要なことに集中して、最小の力でそれを成し遂げる思考法のこと。

    そんな「ミニマム思考」を根底とした仕事の段取りについて以下の6章により説明している。
    ①ミニマム思考 最小の力で最大の成果を得る
    ②あらゆる仕事に「仮説」をもつ
    ③「全体設計」が最短のルートを示す
    ④「アウトプット」がバリューを左右する
    ⑤ワンランク上の超・段取り術
    ⑥結果が変わる!「五感」を研ぎ澄ます習慣

    ものすごくわかりやすく、実践的。
    コンサル出身の方が書かれた仕事術の本は芯はしっかりしているもののやはりどこま小難しかったり現場の行動レベルや自分の現状に落とし込むまでは難しかったりするケースも多い。

    しかし、本書はそんな難しい背景をもちろん踏まえながら簡単にわかりやすく今日から取り組めるまでに分解して本質のみ抜き出して書かれていることが素晴らしい。

    書かれていることは当たり前のことであったり、今まで多くの方が言われていることばかりではあるものの、著者の言葉ですべてを全体を通して説明されていることにより、1から10まで納得しながら読み終えることができた。

    仕事のスピード・質で迷うことがあれば手に取りもう一度初心に戻る気持ちを忘れないように手元においておきたい一冊。

  • マッキンゼーの、
    ・空 現状はどうなっているか(事実)
    ・雨 その現状が何を意味するか(傘)
    ・傘 その意味合いから何をするのか(行動)
    は、実存主義というか、存在するとのには何かの意義があるという発想が根底にあると思う。

    仕事の段取りを組む場合は、「できそうだと思った時間」の2倍の時間を見積もる。

  • どんな仕事もそうだが、まずは全体を把握し、
    それぞれにかかる時間を試算して、優先順位を設定、
    最後にアウトプットをイメージする。

    WBSを作るときにやっていることですが、
    意外と出来ていない人が多いように感じる。

    いきなり着手してしまって手戻りが発生し、
    結果的に時間がかかってしまってガッカリする。
    時間がかかってもいいから、まず全体を把握する、
    ブレークダウンするといった作業をひと手間かけてから、
    作業に着手するようにすることが大切です。

    【勉強になったこと】
    ・時間は有限であり、限られた時間の中で
     最高のアウトプットを出すことが常に求められる。
     そのためには注力すべきこととそうでないことを
     分別して作業に取り組むことが重要。
     極端なことを言えば、注力すべきでないなら捨てることも
     視野に入れて作業に取り掛かること。
     こういった考え方を「ミニマム思考」と言う。

    ・結果を出すために必要な技術
     仮説を立てる技術
     全体を設計する技術
     アウトプットをデザインする技術

    ・アウトプットをデザインするときに役に立つのが
     フレームワーク。
      空・雨・傘:事実・解釈・行動
      マトリクス:2軸を定義して整理 

    ・クライアントの問題解決に取り組むとき(3ー6ヶ月)、
     最初の1 - 2週間が勝負。この最初で出来るだけ筋の良い
     仮説を立てられるか、段取りを組めるかが勝負。

    ・仮説があれば、質問もしやすいし10個くらいは出せる。
     目利きの人に聞くにしても仮説は重要。

    ・仮説を立てるときに参考にする情報は、
     出来るだけ加工されていない一次情報を参考にすること。
     二次情報だと人の見解等レイヤーがかかっている。

    ・作業を視覚化するときのポイント
     やるべき作業がモレなく網羅されている
     作業の期限が明確である
     視覚的に見やすい(全体を把握しやすい)
     最終成果物が明記されている

    ・一般的なメーカーにおけるビジネスシステムは、
     商品開発→製造→マーケティング→物流→営業→店頭管理
     という流れを踏んでビジネスが成立している。

    ・提案書ではひな型を用意しておくとアウトプットを
     出しやすくなる。
      提案書サンプル:
       表紙→ご挨拶→弊社の理解(市場、ライバル動向)
       →弊社の理解(貴社の状況、課題、強み)
       →提案内容サマリー→提案内容詳細
       →提案のメリット→提案の課題
       →スケジュール、体制→お見積もり

    ・依頼された仕事に対しては、いきなり着手するのではなく、
     依頼者がどんな成果物を期待しているかを把握すること。
     どのレベルの成果物をいつまでに必要としているのか、
     どんな背景からその成果物が必要となっているのか、
     どんな目的で使うのかを確認すること。

    ・作業のプロセス、タスクを整理するときは、
     ゴールの明確化、プロセスの細分化、
     各プロセスで必要なタスク出しと全体から考えること。

  • 仕事の進め方、考え方のフレームなど、「仕事ができる」人が行っている思考、行動のパターンが可視化されている。勉強になりました。

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著者プロフィール

センジュヒューマンデザインワークス代表取締役
上智大学外国語学部卒業。米国デューク大学Fuqua School of Business MBA取得。米国シカゴ大学大学院人文科学学科修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアットなどの外資系コンサルティング会社や、日系シンクタンクの三和総合研究所などで経営戦略や人材マネジメントへのコンサルティングに携わる。
また、17年以上にわたり、エグゼクティブへの“人材戦略コンサルタント”として活動。一部上場企業を中心に経営者、役員、幹部へのパーソナル・コンサルティングを行う。結果を出す“チームビルディング”にも定評があり、大手企業からベンチャー企業まで2000以上のチームに対してチームビルディングを実施。「良いチーム」を作るプロでもある。
誰でも出来る「思考整理」「ロジカルシンキング」などのメソッドや「ノート術」の達人としても活躍。ワークショップや研修を行い、わかりやすさやシンプルさに定評がある。

「2018年 『マッキンゼーで当たり前にやっている働き方デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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