400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史

著者 : 竹中平蔵
  • KADOKAWA/中経出版 (2015年8月18日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046011671

作品紹介

世界で戦う日本人になるためのキーワードは「川を上り(=歴史に学び)海を渡れ(海外の状況を知る)」。歴史とは私たちが生きている社会ができたプロセス。流れを捉えるれば今、起きていることの意味が見えてくる

400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史の感想・レビュー・書評

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  • ・明治維新において急激な近代化をどうして成し得たのかといえば、それは「危機感」であり、危機感があったからこそ、人々は改革を受け入れた。 → 危機感をどううまくリーダーが醸成できるかが鍵。

    ・少しずつ変えるというやり方では、古い権益を持った人たちが力を持ち続けて、常に揺り戻しを起こすので一気に変えなければならない。

    ・戦後の日本ではすべての領域に投資をできなかったので、特定の分野に資金、人材、資材を集中させ、相互が循環することによる産業全体の拡大を目指した。(傾斜生産方式)しかし、そのことが企業と政府をくっつけすぎてしまった可能性も否めない。

    ・トップたるもの、何をやっても批判される。それを受け入れる度量がなくてはダメで、批判をすべて受け入れ、それでも自分の考えを貫く必要がある。何かを変えようととすれば血が流れることもある。多方面から批判が来る。それが普通。

    ・やればできるのにいつまで経ってもやらない。スピードが上がらないというのはよくあること。締め切りがあるのにやらなければ叩かれるので、すぐに取り掛かり、スピードも上がる。

    ・小泉は経済のことあgわかっていないから竹中に丸投げだ、という批判に対して、「一番わかっている人にやってもらえばいいんだよな」といった。誰に任さればいいか。的確な人材登用を行うことこそが見識であり、指導力である。

  • 数々の大臣を歴任し、経済に精通されている竹中平蔵氏が経済史から自信の経験や見解をかかれた一冊。

    本書を読んで経済史の勉強にもなり、かつ大臣を歴任されていたこともあり、元首相の小泉氏の横顔や安倍現総理の話も載っており、非常に勉強になるとともに参考になる話も多くあると感じた一冊でした。

    本書で印象に残っている場面では、オリンピックでのインフラの発展の話などは面白かったことやサステナブルが良く使われるようになった要因も知ることができたことは印象に残っています。
    また、民主党の失敗などからリーダー論や時代の変革に伴う条件なども書かれており、勉強になりました。
    あと、トップは批判に対する受けの姿勢が大事なことは非常になるほどと感じました。

    日本がここまできたことを本書から学ぶと共に一時代に最前線にいた著者の話は非常に刺激を受けました。読了後、これからまた新しい革新的なリーダーが出てきて、民間と政府が協力して経済を盛り上げていく姿を期待したくなる一冊でした。

  • 少し小泉元総理びいきが見受けられますが、それだけ経済的にも大きな影響を与えた人なんだろうと思う。

  • 公的資金を投入する目的は金融機関を救済するためではなく、金融システムを守ること。
    民主党の失敗は、自民党を全否定したこと。
    景気は空気の景色、それを変えようとsているのがアベノミクス。

  • 中高で習って以来、体系的に歴史に触れることが無くスッカラカンに近い脳には、とても読み応えがあった。ビジネスマンとして知っておくべき最低限の経済知識が流れとともにわかる。マクロな視点で歴史と今日の経済を考えるとこうなるのか、と目から鱗。非常に勉強になった。

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