思考停止という病

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  • KADOKAWA (2016年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784046011725

作品紹介・あらすじ

思考停止せずに生きることは、自分次第で誰にでもできる!

自分の頭で考えている人は、自ら解決策を提案し、実践することで何かしらの結果に繋げるが、自分の頭で考えない人は、何度も同じ間違いを繰り返してしまう。なぜそういった人が多いのか? 脳の視点と社会的な視点の両方から解き明かす!

なぜ、人は「考えること」をやめてしまうのか? 1億2000万人、総思考停止状態の日本を生き抜くトDr.トマベチ式・自発脳のつくり方。「脳が働いていない」という病気状態を脱し、「考える脳」を取り戻す!

みんなの感想まとめ

思考を停止させずに生きるためには、知識の蓄積が不可欠であるというテーマが中心です。著者は、知識が思考の基盤となり、情報化社会においては特に読書がその重要な手段であると強調しています。読書を通じて情報を...

感想・レビュー・書評

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  •  思考停止しないためにはシンプルに「知識」が必要。思考は知識の上に成り立つもの、知識がなければ考えるものも考えられない。そして、知識を蓄えるために最も有効なものが「読書」であると筆者は述べている。これも文字のみの情報を脳で処理して理解する過程にも鍛えるといった意味合いがあるため。筆者も多くの書籍から知識を得るというが、読書するスピードが違う。例えば、学校の授業で使う教科書は200ページ程であれば1日で一通り読み切れるといい、教科書が配られたら一気に読み切ることで、授業が復習と自分で読んでわからなかった部分の補てんになるという。それくらいのスピードで情報を獲得すること、本を読むことは現代の変化の激しい情報化社会において重要。
     新しい環境で新しいこと(仕事や習い事等)を始めるときに良く聞くのが「ゆっくり、少しずつ経験しながら学んでいけばいいから」という言葉である。これに対しても、特にビジネスにおいてはそんなことを言っている場合ではないのである。激しい変化の中で少しずつやっていては、いつまで経っても思考をするための下地としての知識をためることができない。よって、様々な環境での新人の立場では、まず一気に知識をため込むことが大切。そうすることで、目の前のことだけでなく全体を俯瞰すること(抽象的に考えること)ができるようになる。見通しがもてれば、思考は停止しにくくなる。
     また、筆者おすすめのロジカルシンキングとして「トゥールミンロジック」が紹介されていた。「データ:事実」「ワラント:主張を裏付ける論拠」「クレーム:主張」を用いた思考フレーム。

  • 2016年の本なので、目新しいことは無かったですが、思考停止している現代人が多いという現状がわかり、思考停止しないためには、自分の頭でしっかり考えることが大切であるとが書かれています。そしてその考える技術や、読書こそが思考停止の特効薬であること、言語化することが大切であることが書かれてました。

  • 書いてあることはその通りだと思う。
    論理的思考を作るには仮説、根拠、それを裏付ける事実を絶えずあらゆる分野で考えるべきだろう。
    ただ、知識を増やせというのは納得出来るようで納得出来ない。増やすことは人生が豊かになるのでいいことだと思う。だが、知識が増えすぎることで、その知識を自分の意見だとする錯覚が起きてしまわないか、そう心配になった。

  • 思考停止に陥らないためにゴールを設定しなければならず、そのゴールは「今の会社で出世する」というような現状の延長に置いてはならないのだとか。現在の延長に設定しがちだし、ゴールを見つけるのが難しい人も多いだろう。難しい用語が多めだが、全体を通して納得できる内容だった。特に知識量が必要、という章は同意。

  • 内容も難しくなく、サクサク読めた。
    自分の大事にしている考えの1つに"思考停止に陥らないこと"があるが、世の中は思考停止人間が多いように感じるし、思考停止して生きている方がずいぶんと楽なんだろうなと思う。
    でも、著者がハッキリとした物言いで思考停止人間=進化が止まった人、進化の可能性を放棄している人、すなわち死んだも同然、自分の頭で考えない人は「奴隷の人生」を歩んでるも同じ、思考を停止するということは自分で生きることを放棄し、他人に自分の人生を委ねている、これを奴隷というのです、情弱人間は端的に言えば自分で考えられないバカな人ですetc...には笑ったけど、いや本当にそのとおりだな〜と思って読んでいた(笑)
    著者の本を私は初めて読んだが、仏教の教えや進化論を交えて書いていてその点でも非常に面白かった。そして、読んだあとやはり思考停止人間には陥りたくないと思ったし、私も常に思考を回転させ続けられる人になりたい。

  • 知識がないと思考できない。ゴールがないと何も見えない。常識を疑わないと新常識は現れない。トゥールミンロジックについてもう少し深堀りしたくなった。

  • 好きな事であれば勉強なんていう洗脳的な言葉が無くなり楽しみの一つになる。
    いかに自分の今までの人生が多因子から作られつつもそれにもがきどうにかしようというのが救われるようなものでもあった。仮説を常に持ち進化したい。

  • 考えなくなること
    その状態がいかにして起こるのかが、分かりやすいかいてある。
    人の噂を鵜呑みにすること。
    相手から言われたことを鵜呑みにすること。
    また、政府や会社トップにとっても、考えなくなることが都合が良い。
    ただその状態は危ういと警鐘をならしている。
    お金や地位より本当にやりたいことを見つける。
    副業でも良いから。

  • 職業とファイナンスは別にしてよい。
    常に課題を設定

  • 1
    最近やることが多くて思考停止になっていることが多かったので読んでみました。この本は私の思考停止とは違って日本人によくある慣習に従って、自分で考えないで行動する方の思考停止に関して書かれた本です。そうならないためには新しいこと、want to を探して、更に圧倒的な知識やディベートを用いてドンドン突き進めみたいな内容だったと思います。
    かえってやることが増えたような・・・でも、面白かったです。

  • まず知識がないとなんの疑問も、思考も生まれない。
    自分の知らないことを知る努力を日々していこうと思った!

  • 本題とは関係ないが、まずは夢(すぐに達成できるものではない)を持つことが大切だということが理解できた。

  • 思考停止に陥らないために、読書がやっぱり大事です。

  • 最近、停止気味なので喝を入れよう

    思考する
    1 物理的な脳の活動
    2 創造的な問題解決活動
    分析する(考察する)
    意思決定する
    問題を解決する(最適解を見つける)
    仮説をつくる

    問題意識を持つ
    興味がストコーマを外すための大前提
    知識や興味とゴールを合致させる

    ゴールを設定する
    大量の知識を習得する
    情報空間をヒルクライミング

    お金を稼ぐ仕事と職業は分けて考える

    本当に好きなことをして生きることをめざす

  • 知識を増やすこと
    お金をゴールにしない、自分がどうありたいか?が重要

  • あっという間に読める。ゴールは、8つ持つ。仕事、健康、趣味、生涯学習、家庭、ファイナンス、ちいきかつどう、社会全体に対する貢献活動。
    苫米地さんの本を読むと、頭の回転が明らかに、はやくなる。

  • むむむ。
    この著者は何者?怪しい香りがする。
    人生のゴールを決めよ。仕事=金取り、でない、世の中のためになるものを。自分中心でないものを。
    1分間、考えてみた。
    画家、これは自分中心だな。
    農業者側に立った法人経営。これかも、農業者が作ってくれてありがとう、消費者が美味しいものをありがとう、と言ってくれる法人を立ち上げ、軌道に乗せ、税金を払えるようにすること。

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著者プロフィール

認知科学者。コグニティブリサーチラボ株式会社CEO兼基礎研究所長、カーネギーメロン大学CyLabフェロー、ジョージメイソン大学指揮・統制・通信・コンピューティング・サイバー・インテリジェンス(C5I)研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会会長、一般社団法人日本外交政策学会会長。UNIDO(国際連合工業開発機関)次世代型人道的地雷保護プロジェクト代表。
1972年、米国にて13歳で大学数学を履修。マサチューセッツ大学を経て、上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。1985年、フルブライト全額給付生としてイエール大学大学院計算機科学科博士課程に留学し、「人工知能の父」と呼ばれるロジャー・シャンクに師事。イエール大学認知科学研究所、同人工知能研究所研究員を兼任。1987年カーネギーメロン大学奨学生として博士課程に転籍。計算機科学部など複数のプロジェクトで、米国政府予算等による研究に従事。また、1989年の三菱地所によるロックフェラーセンター買収に財務担当として在学中に従事。
1986年にはカーネギーメロン大学機械翻訳研究所で世界初の音声通訳システムの開発に成功。同時期、最初期の生成AI開発に従事し、1990年には研究中のATRにおいて、AI幻覚問題を生成AIと記号AIの並列稼働により解決するMONA-LISAアーキテクチャを、密結合共有メモリ型並列マシン上に並列プログラミング言語で実装することに成功。1993年、全米で4人目、日本人として初の計算言語学博士号(Ph.D)を取得。また、1988年には米在住のまま、世界でも最初期、日本では初の人工知能研究開発専門企業コグニティブ・リサーチ・ラボラトリィズ株式会社(現コグニティブリサーチラボ株式会社)を設立。
帰国後、徳島大学知能情報工学科助教授、ジャストシステム・ディレクター兼基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。1990年代にはハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院との合同研究において、世界最初期の機能脳科学研究に従事。日本政府プロジェクトとしては、1998年から現在まで計算機科学・人工知能分野の複数の政府予算研究開発代表として研究に従事。2008年、カーネギーメロン大学CyLabフェロー。2014年から2019年3月まで、河野克俊統合幕僚長(当時)直轄の自衛隊サイバー軍創設に、カーネギーメロン大学代表として協力。
2007年、戦争領域が認知領域に拡大することに警鐘を鳴らし、「Cognitive Warfare」という英語を造語し、自ら「認知戦」と日本語訳も造語。2019年よりジョージメイソン大学C5I研究教授として、米国で初の認知戦研究専任教授となり、現在に至る。2022年8月には米インド太平洋軍司令官に世界初の認知戦システムをプレゼンテーション。2025年2月には、米軍並びにワシントンDC関係者に認知戦講義を行った。
2025年2月より国連UNIDOプロジェクト代表として、非戦地における民間人の犠牲を全世界で防ぐことを目的とした「ドローンを活用した空中地雷探知およびデジタル警告システム」研究開発リーダーを務める。国土の約4分の1、2,500種類の地雷が埋設されているウクライナで、2025年7月に最初のフィールドテストに成功。有事や自然災害による大規模停電、通信網やインターネット切断、GPS切断時にも正確な地雷位置をセキュアに民間人へ提示する技術の実証に成功した。
一方で、コーチングの元祖ルー・タイスの晩年には、その右腕として、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「TPIE」「PX2」「TICEコーチング」などの開発を担当。現在もルー・タイスの遺言により、その後継者として、コーチング普及・発展に尽力している。

「2026年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2026年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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