できる子はどっち?

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著者 : 沖山賢吾
  • KADOKAWA/中経出版 (2015年5月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046012067

作品紹介

できる子になる子と、そうでない子の間には明らかに「差」があります!育つ環境、習慣、心構え、そして親の影響などなど、わが子をできる子に育てたい人必見!

できる子はどっち?の感想・レビュー・書評

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  • ・多くの時間とお金をかけている割には、ほとんどの家庭がその成果・結果を感じられていない。原因は2つ。
    1)どの家庭も目先のテストの点数やママ友同士の評判・噂話ばかりが話題の中心になっていること。偏差値や知名度、見栄だけで学校や塾を安易に選ぶため、子どもの実力が伴わず、結果として必要以上に無駄な時間とお金を費やしてしまう。
    2)単純に「本当のことをしらない」から。安易な学校選び・塾選びをやめて「もったいない」状態から抜け出そう。

    ・約40年ぶりに実施される「大学入試改革」は明治以来続く、日本の教育制度を変える大事業。大学進学の受験制度が変わるということは、そこに至る前の高校・中学・小学などすべての教育制度や受験システムが変わることを意味する。いわゆる受験エリートのような「できる子」とは異なる、10年後、20年後も活躍できる人材となれる「できる子」とはどんな子かを考えよう。

    ・開成高校に東大合格者が多いのは「やりたいこと」「目標にしていること」に無頓着な「できる子」がたくさんいるため。明確な目標や、やりたいことがどうのという前に、勉強をする環境に身をおくこと。目標は決めず、「とりあえず」始め、知らず知らずのうちに将来の選択肢を増やしている子が「できる子」。

    ・初めから他人のために行動するのは難しい。いい人ぶらず、「for me」を突き詰めていくとそれがいつか「for you」になる。

    ・成功体験にこだわると、行動量が落ちてしまう。失敗が多いほど、成功するチャンスもより増してくる。

    ・他人を知る前に自分を知る。たくさん動いてたくさん経験を積んでおけば、似たような状況にいる他人を思いやることができる。

    ・「意識」を変えるのは難しいからまずは「行動」を変えてしまおう。ただしその前には人間らしい感情があることも忘れずに。「勉強してほしい、合格してほしい」と思っても子どもに好かれなければ何をいっても聞いてくれない。カッコよくいえば子どもからリスペクトされること。小言で嫌われずに自分の言葉を聞いてもらえるように親がカッコいい存在となるか、本人が勝手に動いてくれるような興味・関心を見つけ、それを膨らますことに全力を注ごう。

    ・大学の序列が一気に変わっていく。伝統や評判という「枠」を取り払い、20年後にも必要とされる大学はどこか、よく吟味しよう。

    ・留学渡航先としては、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ヴェトナム中心のアジアを薦める。費用を抑えて留学し、多様な人種・文化や価値観を学びながらLCCを使って飛び回りつつ、優秀な成績を修めて奨学金をとりつけてから欧米の高等教育機関に進むという作戦。アジアへの留学はとにかく安価。また、世界人口の40億以上がアジアで暮らしているため、たくさんの人や人種、歴史や文化、価値観が存在する。さらにアジアには欧米の大学が競ってその出先機関をつくっている。つまりアジアの学校で優秀な成績を修めれば、奨学金をもらって欧米の高等教育へつなげることも可能となってきた。アジアには人口が増えていく「若い国」もたくさんある。今後20年、40年というスパンで考えると、この若年層が世に出ることになる。今の子どもたちは日本人同士の接点よりも外国人との接点、特にインド、中東、アフリカの人たちと関わる可能性が高いと言える。そのときに役立つ要素は英語力と自己主張の強さ。また、文化や宗教に関する「教養」が必要な時代になるのは確実。またフランスの植民地が多くフランス語がきーとなるが、ヴェトナムもフランス語やフランス文化を知ることができる。費用を抑えて海外経験を積みながら、インド人のように英語力を鍛えて主張することを学び、インドネシアやマレーシアでムスリム文化を学びながらヴェトナムでフランスの香りに触れる。LCCを使ってさまざまな国へ渡りつつ、将来を見据えて研鑽し、奨学金を得て欧米へ。これを小学校高学年から中学生の間くらいに実施しておけば、「できる子」の下地にもなり、選択肢を広げられる。もちろん新しい大学受験制度にも対応できる。事件や事故に巻き込まれないよう自分の身を守る「リスク管理」も含め、自分で判断して行動することも学ばせるために、単身留学させるのもポイント。

    ・失敗を失敗と認められる能力もできる子の素養。視野が狭すぎるから浪人しそうになる。百歩譲って浪人して第一志望大学を目指さず現役で第二志望の大学に進学すること。変なプライドはかなぐり捨てて入ってから考える。1年間を「たかが受験勉強」に費やすことのほうがもったいない。

    ・親のもっている「これまでの杖」を取り払わなければ、いくら時間とお金があってもきりがない。「これから」は子どもが自分で行動し、経験し、判断力を身に付けて生きていく時代。「転ばぬ先の杖」も10本、100本あったら邪魔。大人がもっている「枠」を少しでも取り除くことが、子どもにとって最も大事なこと。大人が意識を変えていくことで普段の生活のなかでも充分にアンテナが働くようになる。

  • 「できる子」という、いささか恥ずかしいタイトルが引っかかったものの、思いの外良書でした。2020年の大学入試改革を核に、それに向けて高→中→小と遡って何を学び身につければ良いのか、親はどんな心構えでいればいいのかが分かりやすく説明してあり、お金がなくとも、留学させられなくとも悲観しないでおこうと前向きになれました。
    子供が小さいと幼児教育など今時点での教育に目を向けがちですが、大局を見ることはこれからの時代に必要な親のスキルではないかと思いました。

  • 6年後に大学入試は大きく変わる。筆記はなくなり面接や推薦書中心になるという。中学受験に莫大なお金をかけるべきではない。一部のできる子以外はあきらめて、好きなことを探すためにいろいろなものごとを紹介するためにお金を使うべき。
    中学で、アジアへの留学がおすすめ。
    今後、英語が出来なきゃ話にならない社会になる。
    ありきたりだけど、勉強法も紹介されている

  • 集団塾で約1,000件、個別指導塾で約4,000件、合わせて5,000件を超える進学・教育相談を経験した著者の見解。

    「多くの時間とお金をかけている割には、ほとんどの過程がその成果・結果を感じられないのはなぜか」という、強い疑問を持つようになった原因は2つ。


    1つ目は、どの家庭も、目先のテストの点数や、ママ友同士の評判・噂話ばかりが話題の中心になっていること。

    偏差値や知名度、見栄だけで学校や塾を安易に選んでしまうため子どもの実力が伴わず、結果として必要以上に無駄な時間とお金を費やしてしまう。

    2つ目は、ただ単に「本当のことを知らない」から。

    志望校選びや各科目の勉強法、塾選びのポイントや利用法など、本当に有効な方法を知らないために、”もったいない”状態となる。

    まずは本当のことを知り、安易な学校選び・塾選びをやめて”もったいない”状態から抜け出しましょう。

    二者択一で、詳細が書かれてある。

    目次

    第一章 できる子のマインドアクション

    チェック①

    □ A 目標を立ててから始める
    □ B とりあえず始める

    答え B 目標が達成できずにやる気がなくなったら本末転倒!とりあえず始めてみてから考えよう!


    開成高校の東大合格者数が多い理由の1つは

    「進振があるから」、「進振」とは「進学振分け」のこと。東大では2年生までの成績によって、3年生から学ぶ内容が選べるようになっている。

    もう1つの理由は、「みんな東大を受けているから」。周りに引っ張られていつのまにか勉強量が増えている。


    チェック②

    □ A わからないことはきちんと調べる
    □ B わからないことはやり過ごす

    答え B わからないことがあっても丁寧に調べない!答えをすぐ見て納得した気になったら、先に進もう!

    ”できる子”は自分の得意・不得意を知っている

    ”できる子”の場合、調べること自体が上手で時間がかからない。自分の得意・不得意を過去の経験上把握しているので、どの参考書のどのページを見れば良いかなどをしっている。

    ”できる子”たちが、自分の得意・不得意を見極められる理由は、多くの時間を勉強に費やし、経験値や学習量が一定量確保できたから。

    ”今”できない子や、やる気のない子に、自分の得意・不得意を見極めさせようとするのは無理。

    得意・不得意をわからせてあげるために、まずは量を積ませてあげましょう。正しい「量の積ませ方」は、数多くの問題に触れさせること。

    わからないことをがんばってその場で理解しても、1週間も経てば忘れる。教材のレベルだけ適切に決めたら、どんどん進めて一通りの範囲を終える。終えたことで得られる達成感を味わうことを優先する。

    量をこなしていくうちに、自分の得意・不得意を自然に把握できるようになる。


    チェック③

    □ A 先生から言われた通りやる
    □ B 自分で工夫してやる

    答え A まずは言われたことを「素直に」やってみる!経験が積み重なれば、そのうちよいやり方をみつけられる!

    まずは「言われた通りそのままやることこそすごい!」ことを知る!

    言われた通りにやるには、自分の力のなさを認めて、上司や先輩の経験を尊重する気持ちが必要


    チェック④

    □ A とりあえず続けてみる
    □ B あっさり諦める

    答え A つらくても迷っても、「次」がはっきり決まるまでは続けてみよう!そのうち、びっくりするくらい”あっさり”行動できるようになる!


    「続けるか」「諦めるか」の選択をするときに”基準”を設ける。

    「次の道がはっきりするまでは”とりあえず”続け”はっきりしたら”あっさり”諦める」


    チェック⑤

    □ A やりたいことをやる
    □ B 決められたことをやる

    答え A やりたいことなら続けられる!動き続けるための原動力を見つけられたら、その力があとでなんとでもしてくれる!


    ”できる子”ができる子たる所以は「行動量」にある。

    ”できる子”は、

    ①目標は無理に立てずとりあえず始め、
    ②わからないことがあっても適当にやり過ごし、
    ③言われたことは指示通りにやってみて、
    ④それでも疑問がわいたら聞いてみながら、
    ⑤自分が楽しく、そして楽にやれるようにとりあえず継続しているうちに、
    ⑥膨大な経験値が蓄積されることで自分の得意・不得意が理解できるようになった結果、
    ⑦さまざま場面に遭遇しても、自ら判断できる力が身に付いてくる。

    といったように、知らず知らずのうちに動き続けている。


    チェック⑦

    □ A 成功体験が多い
    □ B 失敗体験が多い

    答え B 成功体験にこだわると、行動量が落ちてしまう!失敗が多いほど、成功するチャンスもより増してくる!

    ”できる子”に育てたいなら、失敗を歓迎する


    チェック⑨

    □ A 芸術系の習い事をさせる
    □ B 運動系の習い事をさせる

    答え A 勉強以外に何か好きなもの、続けられるものを持とう!できるだけ多くの習い事に触れれば、好き嫌い・向き不向きもわかる!


    芸術系の習い事のメリットは、ノンヴァーヴァル(非言語)コミュニケーションの1つとして重要度が増す

    身体を動かすこと自体、脳にもいい影響がある

    2020年をめどに整備される教育制度改革の軸には、筆記試験での知識偏重から、人物重視への変更が捉えられている。また、そうした手間のかかる選択を採用し、在学中に人材を育てようとする学校ほど国の支援を受けられるようになる。

    座学よりも実践的体験がより求められるようになる。


    チェック⑩

    □ A 気の合う仲間とだけ付き合う
    □ B 苦手な人とも付き合う

    答え B これからは、異なるものを受け入れる必要が出てくる時代!少しずつ、自分とは違うものを受け入れる練習をしよう!

    これまでは気の合う仲間とだけ付き合えばいい時代だったのが、苦手な人とも積極的に付き合っていかなければならない時代へ突入することになりそう。


    日本の15歳未満人口の推移(カッコ内は各学年の平均同級生数)

    2015年 約1,582万人(約105万人)
    2025年 約1,324万人(約88万人)
    2035年 約1,203万人(約80万人)
    2045年 約1,128万人(約75万人)
    ※国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口」都道府県別データ(2013年3月27日公表)より


    チェック⑫

    □ A 高校生までに留学する
    □ B 大学生以降に留学する

    答え A 今より楽になる学年はない!動けるうちにきっかけをつくる!40年ぶりの制度改革に向け、時間とお金の使い方を検討しよう!


    今後、海外留学はほぼ必須。できれば高校生よりも中学生での留学を強くオススメする!

    日本の受験制度では、算数や数学ができる子が最も得をするようになっている。

    英語は丸暗記でごまかしておけばいい

    40年ぶりの制度改革が与える影響のおおきさ

    どんなに数学ができても英語ができないと受験できない学校が増えるかもしれない。

    日本の私立大学の4割が赤字。さらに親の世代と比べて、今の18歳人口は半分以下なので、国公立も含めた全大学の約6割はつぶれてしまうでしょう。

    スーパーグローバル大学(トップ型13校)

    北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、広島大学、九州大学、慶應義塾大学、早稲田大学


    チェック⑬

    □ A 欧米に留学する
    □ B アジアに留学する

    答え B 何千万円ものお金を日本の制度内だけで消費するのはもったいない!費用を削って転用すれば、いくらでも将来の選択肢を増やしていける!


    留学渡航先としてアジアを勧める。理想としては、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムを中心に、費用を抑えて留学し、多様な人種・文化や価値観を学びながら、格安航空会社(LCC)を使って飛び回りつつ、優秀な成績を修めて奨学金をとりつけてから欧米の高等教育機関に進む、という作戦。

    今後世界の人口は、インド、中東、アフリカの順に増えるそうです。15歳未満の未就労人口でみると、インドは4人に1人で約3億人、インドネシアは約3人に1人で約8,000万人。日本には約1,600万人しかいません。
    ちなみにインドは国全体の平均年齢も約27歳。


    チェック⑭

    □ A 競争意識がある
    □ B マイペース

    答え B 競争心をつけようと思わないこと!”できる子”は競争意識がない!自分の価値観で自分の好きなことをみつけ、そこに向かって進むだけ!

    他人と比べても何もいいことはありません。他社比較をせず、自己比較をしよう。

    やる気とは内側からでてくるもの

    ”できる子”たちをみてきてわかったのは、周りが働きかけたり必要以上に競争意識をもたせてやる気を出しているのではなく、自分から勝手にやる気が”出てくる”ということです。

    興味・関心のあるものを見つけることを最優先にする。


    チェック⑯

    □ A ある程度親がレールを敷いている
    □ B その都度親が判断していく

    答え B レールは親が考えた時点ですでに過去のもの!変化を恐れず、その都度その都度動きを変えていこう!

    『チェンジメーカー』と『リスクテーカー』を育てることに特化する


    チェック⑰

    □ A お父さんの意見を尊重する
    □ B お母さんの意見を尊重する

    答え B お父さんが×で、お母さんは○!4つの条件nをそろえたお母さんなら◎!


    お父さんが参加すると、それが「仕事」になってしまう。結果・成果を求めて、エクセルで計画表をつくったり、志望校ごとの傾向や対策を分析して数値化するなど、全体的に”管理”し始めます。「仕事」になってしまうと、子どもの感情がないがしろにされ、勉強が機械的な作業になってしまう。その割には、自分の仕事の都合で定期的に見られない、進められないという状況になってしまうなど、「継続性」という点でもお父さんは×!

    お父さんができることは「大丈夫!」と笑っていることくらい。大きく構えて!

    お母さんが基本路線をつくる

    できるお母さんの4つの条件

    ただし、お母さんが基本路線をつくる場合、

    ①お子さんが一人っ子 
    ②お母さんが専業主婦 
    ③お母さんに受験や指導の経験がある 
    ④お母さんに冷静さがある 

    ことが理想。


    チェック⑱

    □ A お母さんが専業主婦
    □ B 両親が共働き

    答え B 子どもに関わる時間が多くなる分、専業主婦はメリットもあるがリスクも高い!頭の中から子どものことを忘れる時間をつくってリフレッシュしよう1


    ”できる子”の条件は、「本人が」・「勝手に」行動し続けるためにやりたいことをみつけること。

    そこに向かいやすいのは、共働きの二人っ子以上。


    チェック⑲

    □ A 子どもにはどんどん干渉する
    □ B 子どもはほとんど放置する

    答え B 興味・関心をなくすような干渉はしない!子どもを信頼して、待つ!

    基本路線を「放置する」にしたほうが、子離れ・親離れにとってもプラスです。

    ”できる子”は、興味・関心のあることを軸にして、自分で勝手に前向きな行動をし続けられる子ですから、自ら判断する癖をつけさせましょう。



    チェック⑳

    □ A 意識を変えてから行動を変える
    □ B 行動を変えてから意識を変える

    答え B ”意識”を変えるのは難しいからまずは”行動”を変えてしまおう!ただしその前には人間らしい”感情”があることも忘れずに

    「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」松井秀喜氏の座右の銘

    ”意識”ではなく、”行動”を変えてしまうのがよい。

    「心が変われば行動が変わる」という言葉の” 心 ”は、” 感情 ”と捉えるべきなのです。


    コラム2 国語力は上げられるか?

    「国語力」には2つの意味がある。

    「論理的思考力(読解力)」は人から習ってもそれほど簡単に変わりません。

    「得点力(暗記力)」は人から習えば意外と簡単に変えられます。

    前者は、家庭環境(会話が多いかどうか)や人生経験(読書量や作文・日記など)によるものだからです。後者は「なぜ?」と聞かれたら「~だから」でまとめる、「どういうことか?」と聞かれれば「~ということ」でまとめるといった「解放のコツやテクニック」を知って、練習すれば向上します。


    そもそも「思考力」で合格・不合格が分かれるのは、御三家など超トップの数校だけです。また、漢字や慣用句は塾に行ってできるようになるもおではなく、自分の練習量次第です。

    ということは、塾で国語を習うこと自体、ほとんど意味がないのです。それならその時間とお金を、最も差がつく算数に注ぎ込んでください。算数の文章題で「思考力」を養えば、算数の「得点力」と国語の「思考力」の両方を鍛えられます。


    チェック22

    □ A 大手の塾に通う
    □ B 小規模な塾に通う

    答え A 塾・予備校選びのポイントは講師!実力のある講師ほど大手の塾に集まる!中・小規模の塾にいるのは”それなり”の講師だからその規模で留まっていると考えよう!

    「なぜ大手の塾は大手になったのか?」
    最大の理由は” 講師の力 !

    力のある人ほど、よい給料や待遇を求めるのと同時に、実力者の揃う世界で自分の力を試したくなります。

    ”できる人” は ”できる子” に教えたいものなのです

    中・小規模の塾・予備校には、ほとんどの場合、「中・小程度の講師しかいない」ということです。

    こういった講師は決して収入がよいわけではないので、いくつもの塾をかけもちしないと生計が成り立たないことも多いようです。

    ですから、「どこそこの塾・予備校にいた」という経歴は3割減くらいに受け取ったほうがいい。
    できる講師はうわさで、間違いなく大手に引き抜かれる。

    公立高校受験の場合は、地元の小規模塾が有利。

    公立高校受験では、内申点が大きなウェイトを占めるため、定期試験対策が必要になる。昔からある地元の塾だと、各中学ごとの「過去問」をもっていることが多く、テスト対策の面で、大手より小回りが利きます。


    チェック24

    □ A 集団塾に通う
    □ B 個別指導塾に通う

    答え A すでに”できる子”なら集団塾、そうでないなら個別指導を上手に使う!それでもうまくいかないときは、諦めて別の道を探る勇気を”親”がもっておく!


    個別指導や家庭教師を利用する場合、最も大事な点は、「注文をつけること」

    「個別だからていねいだろう」「個別だからピンポイントでできるようにしてくれるだろう」という幻想は捨ててください。

    家庭教師や個別指導をする講師に本当の実力者はまずいません。できる講師は大手の集団塾にいるものです。
    時給1,000円台~5,000円、「プロ」と呼べる講師はまずいません。もともと講師の力を当てにしてはいけない。

    それでは個別指導塾の何を活かすかといえば、”密な連携”です。講師一人ひとりの力量は弱くても、スケールメリットを活かせるのです。
    講師に多少うるさいと思われてもどんどん注文をつける。

    「うちの子は質問に行かなくて困る」とぼやかず、「質問があるかどうかうちの子に聞いてみてください」と講師に頼む。

    ちなみに1対2や1対3で行う指導も「個別指導と呼ばれているが、これは費用対効果が低いので避けてください。
    なぜなら、このスタイルでは、演習時間が必ず1コマの中に含まれるからです。

    演習時間分を除いて、実際に指導されている時間、講師への「実質人件費」を計算すると、1対2、1対3の個別指導はかなり割高。

    塾側の売り文句は、「演習しないと身につかない」というものだが、そもそも自分で演習さえしない子を受験させること自体、無理があると考えましょう。


    チェック25

    □ A 転塾を繰り返す
    □ B 1つの塾に通い続ける

    答え A 苦しい環境と条件にわざわざ身を置く必要はない! ”やる気”をもって行動し続けられるよう、前向きな転塾を繰り返そう!


    人は環境と条件を変えるだけで、劇的に変わる可能性を秘めている。

    大切なのは、その子自身が楽しく前向きに取り組めているか、また、前より成績が上がったかどうかで判断・選択すること。


    チェック26

    □ A 中学受験で勝負する
    □ B 高校受験で勝負する

    答え B これから10年で空前の変化が訪れる!これまでの価値観、現在の価値観をゼロに戻して将来を考えよう!

    現在の中学1年生が初代となる予定の新大学入試制度では、面接試験を中心に、書いたり話したりする発信型の能力が問われます。また、机上の学習にとどまらず、課外活動やボランティアなど、社会性のある行動力なども重視されます。もちろん、英語をはじめとした語学や教養も必要

    これからの時代に合う学校、楽しみな学校

    開成中高 カレッジフェア開催、グローバル開成会設立(OBの留学支援)

    私立武蔵中高 REDプログラムスタート2013年~

    渋谷教育学園幕張中高 海外大合格者数45名、2013年卒業生の12%。一般性21名、帰国生24名。スーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校

    渋谷教育学園渋谷中高 海外大合格者数41名(2014年卒業生の20.5%)、SGH指定校

    三田国際学園中高 共学化し、国際化教育に注力(2015年志願者数2001名、前年比1200%)

    開智日本橋学園中 開智学園と提携。 共学化し、国際化教育に注力(2015年一般入試平均倍率9.5倍)

    東京学園高 河合塾と提携し、2017年から中高一貫の共学校として、国際化教育に注力

    茗溪学園中高 2017年から高校で実施する国際バカロレア(IB)のディプロマプログラム希望者を中学受験で募集開始。SGHアンシエイト指定校

    都立日比谷高 東京大学合格者1993年1名から2014年37名(全国14位、公立では最多)まで復権

    都立国際高 全国の公立高初のIBディプロマプログラムを2016年から開始。2015年入試倍率は4.4倍

    公立中高一貫校 全国500校を整備予定(2012年時点で全国192校)

    公立小中一貫校 2014年時点で全国1,130組の小中が独自に実践、正式に制度化の運び


    チェック27

    □ A 対面で生の授業を受ける
    □ B パソコンやアプリで映像の授業を受ける

    答え B オンラインで知識を入れ、個別指導で理解を深める!教育費用を、子どものやりたいことに回していこう!

    超有名大学の講義も無料で公開される時代

    リクルートの子会社が運営する「受験サプリ」
    主に大学受験向けの有名講師の授業を、月額980円で、PCやスマホを通じていつでも受講できるオンライン講座。会員数30万人、受験生の2人に1人は利用している。

    ムーク、コーセラ、エデックスは、ハーバード大やマサチューセッツ工科大、スタンフォード大など、アメリカの大学で行われる講義をオンライン上で無料公開するサービスですが、コーセラの登録者数は全世界で500万人ともいわれています。

    日本でも、日本版ムークとして、「Jムーク」が稼動し、東大や早稲田・慶応の授業が無料で受講できる時代になっている。

    今はインターネットで情報や知識はほとんど”タダ”で入手できる時代。大学受験や大学講義自体も、その流れに乗っています。

    ということは、高校受験や中学受験も同様、価格破壊が進むのは避けられないでしょう。(そういう意味でも中学受験にお金をかけすぎるのは賛同できません)

    ”できる子”でないと継続的な受講は難しい

    ”いまはできない子”の場合は、対面で人にこまかく指導してもらいましょう。

    集団指導というのは時代遅れの指導形態、一度にたくさんの生徒に向けた講義は、すでにオンラインで無料化されてきている。


    チェック28

    □ A 英会話スクールに通う
    □ B オンライン英会話を利用する

    答え B ”できる子”の成り立ちと「塾の選び方」との応用で、英語習得の苦労も減る!時間とお金をかけずに、来たる制度変化に備えよう!


    英語4技能習得が算数・数学よりも優位に

    ”できる子”はオンライン、”今はできない子”はスクール!


    楽しい・好きという気持ちのやり取りを中心に、興味・関心を引く話や絵本・素材をその都度提示してもらう

    興味・関心が強まって、英語に取り組む意思がしっかりしたら、オンラインで安く済ませましょう

    オンラインだと講師の数や経験、受講できる時間帯などはかなり融通がきくため、コストパフォーマンスは抜群です。

    なかには、作文の添削指導や、TOEIC・TOEFLなどのテスト対策を、会話とは別に受講することができる講座も用意されている。

    無料サイトの「Weblio翻訳」や、「グーグル翻訳」も非常に有効です。


    チェック31

    □ A 1冊の問題集をたくさんやる
    □ B たくさんの問題集を1回ずつやる

    答え A 1冊を10周、20周やったら2冊めを追加!2冊め、3冊めと増やしていくうちに、たくさんの問題集をやることになる!

    まずは「1冊の問題集をたくさん」やる

    やり方は

    1、問題集見開き2ページを5分で解く
    2、答え合わせをする
    3、間違えた問題の番号に×をつける
    4、間違えた問題の解説を読む
    5、次のページに進み、5分で解く

    この基本の流れを繰り返す。


    1・問題集を5分で解けるようにするために

    ●ノートではなく、チラシやコピーの裏紙などに答えを書く。あとで答えあわせができれば良い

    ●解く時間は1問につき10秒、最大30秒、それでもわからないものは×をつけて次に進む。

    ●見開き10分かかるところがあってもいいが、絶対にそれ以上かけない。10分経ったら解けていない問題にすべて×をつけて次に進む


    ●通常は時間がかかる和訳、英訳、整序英作(並べ替え)、書き換え問題などは日本語(英語)を書かずに頭で
    思い浮かべる。すぐに答えを読んで、まったく異なっていれば×をつけて次に進む。思い浮かばないものも×をつけて次に進む。

    ●章末のまとめ問題や実力テストなどは、全体を3周から5周するまでやらない。


    2・答えあわせについて

    ● ○はつけない。
    ● 鉛筆や黒ペンのみ使用する。赤ペンなどカラーペンは使わない。

    3・×をつける

    ● 間違えたのが1回めの問題は、問題番号の右上から左下に「/」を書く。間違えたのが3回めの問題は、1回めの「/」の上下いずれかに少しずらして「/」を書く。間違えたのが4回めの問題は、2回め「/」の上下いずらかに少しずらして「/」を書く。以降同様に、少しずらしながら奇数かは「/」、偶数回は「\」を重ねていく。


    4・間違えた問題の解説を読む

    ●合っていた問題の解説は読まない

    ●間違えた問題の解説だけ読んで「ふーん」と適当に納得する。
    ●解説の内容に踏み込まない。参考書や単語帳、辞書、ノートを広げない。


    5・問題集のレベル・構成について

    ●10問解いて8問合っている問題集を選ぶ。

    ●左に問題、右に解答があるものを選ぶ

    ●解説が多いものではなく、問題が多いものを選ぶ。

    ●安いものを選ぶ。

    ●小さいものを選ぶ。


    6・おススメ教材

    『基礎英文法問題精講』『入門英文法問題精講』旺文社
    『新Aクラス中学英文法問題集』(登龍堂出版)、『最高水準特進問題集』『10日でできる中1・2年の総復習』(文英堂)、『高校入試速修24時間英文法・英作文』(文理)、『高校入試15時間完成英文法・作文』『定期テスト対策22回完成トレーニングノート』(増進堂・受験研究社)、

    1回あたりを軽く薄く適当にすませ、何度も何度も見て読んで、記憶にとどめるようにする。



    チェック32

    □ A テキストに書き込まれずノートをまとめる
    □ B ノートにまとめずテキストに書き込む

    答え B たくさんの演習を経験したから、きれいにノートをまとめられるだけ!ノートをまとめる時間があったら、その文問題集を進めてしまおう!

    「東大生のノートは必ず美しい」(文芸春秋)

    「ノートがきれいだから”できる子”」なのではなく「”できる子”だからノートがきれい」なのです。


    チェック33

    □ A 単語帳を使って覚える
    □ B 単語帳を使わないで覚える

    答え B 単語帳はあくまでチェック用!
    演習量をきちっと増やせば、その「問題」にある単語はおさえられる!


    結論からすると、単語帳を使って単語の勉強なんかしているから単語も覚えられないし、英語もできるようにならない。

    問題を解けるようにしたら単語も覚えていた、という流れにするのが”できる子”の考え方。

    経験上、ノートをていねいにまとめている子はたいてい”できない子”です。問題集をていねいに、まじめにこつこつやるタイプに似ています。

    「できない」という自覚が強く、「できる」という自信がないからこそ、ていねいにコツコツ、まじめにノートをまとめて理解しよう、覚えようとしている。

    しかし、それでは行動の総量が増えないため、できるようにはならない。

    「ノートをまとめる作業は、勉強をしている気になって、自分を安心させているだけのことだ」と、伝えてあげる必要がある。子どもを塾にいかせていることで安心してしまう親の気持ちと似ている。


    チェック34

    □ A 絶対評価を信じる
    □ B 相対評価を信じる

    答え B まず学外の相対評価を基準にする!よりよいのは外部の絶対評価!
    正しい基準を設けることで無駄に一喜一憂しなくなる!


    学校が絶対評価になって◎が多いのは、◎をつけておけば親から文句が出ないから。

    学校評価のあいまいさを回避し、しっかりと実力を把握するためには、まず学校や塾の外の生徒と相対評価できる、模擬試験などを参考にすること。
    学外の絶対評価となる基準をもうけておく。


    スーパーグローバル大学SGU(グローバル化牽引型24校)

    千葉大学、東京外国語大、東京芸術大、長岡技術科学大、金沢大、豊橋技術科学大、京都工芸繊維大、奈良先端科学技術大学院大、岡山大学、熊本大学、国際教養大学、会津大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、上智大学、東洋大学、法政大学、明治大学、立教大学、創価大学、国際大学、立命館大学、関西学院大学、立命館アジア太平洋大学。

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