- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046012142
作品紹介・あらすじ
study と learn
think of と think about
shop と store
なんとなくわかったつもりになっていても、いざ説明しようとするとうまく言えない、
似ている2つの言葉の使い方の違い。
このような言葉には実際どんな違いがあるのか、
「なぜ日本人がこれを間違うのか」
「どんなときにどの言葉を使えばいいのか」
という点をふまえて解説したのが本書です。
著者のルーク・タニクリフさんは日本で翻訳の仕事をしながら
英語学習サイト「英語 with Luke」で英語学習者のための記事を執筆し、
英語に迷う日本人から「役に立った」「わかりやすい!」と熱い支持を集めています。
今回はそうした記事の一部に加筆し、
本書のために書き下ろした原稿も加え、書籍としてまとめました。
さらっと読めるのに、ツボはしっかり押さえてあって
かゆいところに手が届く1冊です。
感想・レビュー・書評
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日本語訳が似ている単語。
スペルが似ている単語。
イギリス英語とアメリカ英語。
日本人が間違えやすいもから、ネイティブでも間違えるものまで、その違いを解説した本。
わかりやすく、かつおもしろかった。
辞書で違いを調べたことのある単語がたくさん。
身近なのに紛らわしいものが多く、即使えそう。
例文も実践的で、説明もわかりやすくて、すっと頭に入ってくる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このグローバル時代、もはや英語からは逃げられないのかと。でもそもそも海外に行ったり色々な人と話したり、というコト自体は好きなので、自分の想いと英語能力のギャップに悩みながら、まぁ少しでも足掻くかと思って読んだ一冊です。
私事ですが、まさか自分が仕事で英語を使うことになるとは思っておらず、現職ではそこそこ苦労してます。うっかりcall me taxi的な間違い(本著に言及がある訳ではないです)をしてしまわないか、気をつけながらの毎日です。
結論から言うと、(自分の基礎がなってないだけかもしれませんが)そうだったのか!的な記述も多々あって非常に有用でした。
序盤の「wish vs. hope」の項では、英文メールでwishを使ってしまって「違うんじゃね?」とボスからご指摘を受けたことを思い出しつつ。。(wishは「実現の可能性がほとんどないこと」に対して使うということで。。なんか語感が良い気がして使っちゃったのですよ。。。)
日本人として間違いやすい用法に加えて、著者がイギリスとアメリカ両方での在住経験があって、イギリス英語とアメリカ英語の違い(まぁ英語のコミュニケーション自体に悩んでいる者からしたら「へー」というレベルですが)についても言及があって、充実している印象を受けました。
こういう記憶モノは、一度読み終わって終了というものではないので、手元に置いて定期的に読んでいきたいです。 -
イギリス英語とアメリカ英語の違いが面白かった。
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日本人では理解できない微妙なニュアンスの違い、
またよく間違える単語の使い分けについて、
英語ネイティブである読者が、詳細に綴った1冊。
一度で覚えきれるものではないが、
やはり私自身間違えているものが多々あった。
書かれた文章も大変平易で分かり易く、
英語初心者でもよく理解できる良い内容。
同時に、表紙でイメージされるような軽い本でもない。
自身の英語力を少しでも高めたい方にお勧め。