「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ
- KADOKAWA/中経出版 (2015年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046012876
作品紹介・あらすじ
元リクルート社員たちが、社長から幹部へ、幹部から一般社員へ、先輩から後輩へと現場で語りつがれる「最強の人材に生まれ変わる」口ぐせをエピソードを交えながら解説
感想・レビュー・書評
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小さな黒字より社会の影響力
有限不実行でいい
1 自分より優秀なやつを採用しろ
2 リクルート入りたいやつではなく、リクルートとしてとりたいやつを採れ
3熱くリクルートについて語れ
4 本音の仕事観を語れ
5 入社同機はドラマチックに語れ
6 自分一人ではなく周囲を巻き込め
7 大胆に口説け
8 採用は営業だ
仕事の報酬は仕事
1 お金
2 働きがいのある仕事が来ること
3 職業人としての能力が上がる
4 役職地位
5 人間性。人としての成長
6 周りの人間との関係性 -
目的
┗どこでも通用する人になるための思考のクセ、口グセを得るため
エッセンス
┗断られてからが営業。真の答えを探すチャンスととらえる
分相応の罪に陥っていないか?お客さんに対しては、リクルートに期待される以上の価値を出して当たり前
社長やキーマンにアピールする方法を考えることで競争力が磨かれる
行動プラン
┗営業が取れない時にその理由を徹底的に取りにいく
自己紹介をメール、電話、オンラインで自分らしく行う方法を暗記するくらい叩き込む -
ためにはなるけど。
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この環境にいたら成長するんだろうなあ、の一言。
当事者意識を持たせる、チームで取り組む、失敗から行動、顧客視点で考える、といったリクルートの文化がひしひしと伝わってくる1冊。
もっと最近の社員の声も知りたい。 -
山本
概要と所感
結構面白い、自己啓発というよりは教育にも役立つという印象を持てる本。口グセというは社内での非公式な公用語をさしているものであって、リクルートマインドのように浸透しているものらしい
参考トピック
・有言不実行でいい。
新人に求めてるのは数字じゃなくて、無知による質問だから
・何をやるかじゃない
部門とか関係なしに優秀と感じる人の特徴は?
会社にしがみつくとかではなく、常に自己成長をすること
仕事に置き換えると
自身の行動、周囲の行動に対しての振り返りに使える。1番使えるのはリクルートマインドを持ってる人と接する時
。この本に登場する人物達も決して素直ではないので、裏を図ることの重要性を感じる。 -
営業職に従事しているので、すぐに役に立つ真似る・パクれる内容で面白かったです。ウルトラCのようなスーパースターの内容ではなく、身近な成功例を「口ぐせ」をキーワードに展開していて読みやすかったです
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リクルート社内で日常的に使われる言葉とそのエピソードを32個集めたもの。
仕事に対する考え方、失敗に対する考え方、事業化に向けた考え方など、仕事に対する考え方や立ち振る舞いを考えさせられる内容。
社訓にもなっている「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」に始まり、「おまえはどうしたい?」「やるかやらないか、迷ったときは、やる方を選ぶ」など、各人が主体的に動くことを基本にするような言葉は特に印象深い。 -
独立しても数々の有能な人材を輩出し続けるリクルート社の1985年入社の方たちが同社での経験を踏まえてそれを32の口ぐせとしてまとめどこでも通用する秘訣を書いた一冊。
新入社員でも高い目標意識や結果を求められとにかく行動し、仲間意識の強さを感じ読んでいて非常に刺激を受けました。
同社が結果を出し続ける理由の内部事情を知ることができました。
人より一歩抜ける存在になるための向上心や粘り強さ、自分らしさを出すための独創性が同社を現在ある確固たる地位を築き上げてきた原動力になっていると感じました。
また、誰もが経営者目線を持って、同社を支えていることや常に変化を求める姿勢が大切であることも感じました。
それが同社を卒業した者が社会で活躍できている要因のひとつであるとも感じました。
まずはお客さまのことを考えて行動する姿勢が人材を主とする業態の同社が発展してきた大きな部分であるとも感じました。
そんな本書の中でも特に一往復半のコミュニケーションを行うところは印象に残りました。
本書で書かれている厳しい環境で信頼できる仲間と切磋琢磨しながら仕事を築き上げていく同社の環境は社会に出たばかりの新入社員の方や若手の社会人の方には参考になる内容であると感じました。
また社会経験の豊富な方でも自分を戒めることができ気持ちを引き締め直すきっかけになる一冊だと感じました。