一流秘書の「気配り」メモ 相手も自分も心地よくなる47のちょっとした心遣い (中経の文庫 さ 23-1)
- KADOKAWA/中経出版 (2015年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046013668
作品紹介・あらすじ
日産自動車で社長、会長などの役員秘書を歴任し、秘書歴20年以上のキャリアを持つ著者が、 職場で「気配り上手」と言われる人になるための47のちょっとしたコツを紹介。
感想・レビュー・書評
-
秘書マインド→自分が相手だったらと考えて行動する意識。
気配りは誰のため?→自分のため。
気配り=見ていたい人。
好きで楽しい、心地よくなる、愛される。
あいさつで相手の状態や情報を得て、相手のニーズがわかる。
聞くセンス=話すセンス
相手が困っていること、ニーズは何か?
センスがある人→知りたいこと欲しい情報を持っている人。
話を聞く→もっと話したい、本音が出る、距離縮まる、信頼。
【気づき】
相手のニーズを意識しながら、今、自分ができる事をしていこうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
30年ほど秘書をされていた著者の、秘書として持つべき心構えが詰まった本。自分と重ね合わせて読みすすめていくと、会社の制度や環境の違いはあるけれども、自分が最近忘れていた考え方を気付かされた。
例えば、著者はエグゼクティブが元気がないと、ただそっとしておくのではなく、こういう時こそ話しかけて情報を得て、そこから自分ができることを考えている。
また、アナログでのコミュニケーションを大事にしていて、エグゼクティブともメールだけではなく、メモや対面でのやり取りを心掛けているそうだ。そうしてエグゼクティブとの心の距離を縮め、あ・うんの呼吸のように働くことに秘書の楽しさがあると書いてあった。
自分は、メール文化が強く、忙しい役員の時間を割くのも。。と自然と遠慮していた結果、ミスコミュニケーションがあったり、心の距離を感じることになり、うまく仕事がいかないこともあった。相手も同じ人間なのだから、もう少し対面でのコミュニケーションも心掛けたいと思った。 -
とても文章がお上手で、自信と優しさに満ちた人柄がうかがえる。私もぜひ会ってみたいと思った。
-
【2016.1.23読了】