- KADOKAWA (2016年9月29日発売)
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感想 : 46件
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Amazon.co.jp ・本 (252ページ) / ISBN・EAN: 9784046014498
作品紹介・あらすじ
東大生が1番読んでいる「大学4年間」シリーズ最新刊!
ソクラテス、デカルト、カント、ニーチェ、フーコー……
重要人物の考え方を押さえながら、哲学史をざっと復習できる超お得な1冊。
【目次】
01 哲学とはどのような考え方か?
02 「哲学」のはじまり ……ソクラテス、アリストテレス
03 中世:神学の婢 ……アウグスティヌス、トマス・アクィナス、オッカムのウィリアム
04 自我の芽生え ……デカルト、パスカル
05 理性の世紀:合理論と経験論 ……スピノザ、ライプニッツ、ロック、ヒューム、ルソー
06 近代の前段階 ……カント
07 近代哲学 ……フィヒテ、シェリング、ヘーゲル、ショーペンハウアー、キルケゴール
08 近代の矛盾 ……マルクス、ニーチェ、フロイト、ベルクソン
09 20世紀哲学の三潮流I ……フッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ
10 20世紀哲学の三潮流II ……カルナップ、クワイン、ウィトゲンシュタイン、ライル
11 20世紀哲学の三潮流III ……ソシュール、レヴィ=ストロース、ラカン、ロラン・バルト
12 人間を作る構造 ……フーコー、デリダ、ドゥルーズ、レヴィナス
13 ポスト・モダン ……サイード
14 東洋の知恵I ……仏陀
15 東洋の知恵II ……孔子、老子、荘子
16 東洋の知恵III ……仏教、江戸儒学、国学
17 哲学の基本問題I ……存在 根拠 心理 自由 身体の哲学
18 哲学の基本問題II ……善と美、「なぜ人を殺してはいけないのか」
19 日常を哲学する ……国民国家 歴史の哲学、自分、生きる意味
20 西洋哲学史概観・再び ……24時間365日哲学、いま・ここ・わたしの哲学
みんなの感想まとめ
哲学の基本的な考え方や歴史を広く浅く学べる入門書で、全くの初心者でも理解しやすい内容が魅力です。イラストや図を用いた説明があり、読者が興味を持ちやすい工夫が施されています。西洋哲学と東洋哲学をテーマご...
感想・レビュー・書評
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S図書館 再読
西洋哲学、東洋哲学、テーマごと
左側:文章、右側:図
索引あり
全くわからない人でも読める入門書
最低限理解したい内容で、広く、浅く
哲学史の補完として読んだ
10時間の勉強ではムリ
哲学の他にも「10時間~」シリーズがあるから、この題名は仕方がないだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キルケゴールをきっかけになんとなく哲学が気になりだし、購入した一冊。この手の「〇時間」でを売りにしている本はあまり手に取らないが、素人も素人なので購入してみた。口コミでも内容が浅いとか見かけたが個人的にはそれなりに満足。
ソクラテス、プラトン、ニーチェにサルトル、なんとなく偉人として名前は聞いたことあるが年代順とか各々の主張も知らなかったので概略でも体系的に知れてよかった。著者の主観がどこまで入っているか判断は付かないものの、過去からの経緯としてこの考えに対してこの思想、と哲学には流れがあることを認識でき、ここから自分の興味あるところを深めていきたいと思える一冊だった。ほかにも数学の分野で知っていたライプニッツ植物会契約論のロックなど彼らを哲学者として認識していなかったのでその点も勉強になった。
個人的には、自我や存在に対して理念や理屈ではなく、具体的な分析からアプローチする現象学や実存主義的な立ち位置がしっくり来ていて、まずはそのあたりを少し知って、この思想の弱みや対となる思想を学んでみたい。
あとは、ルサンチマン(妬みであり、道徳の根源)や弁証法((テーゼ+アンチテーゼ)×アウフヘーベン⇒ジンテーゼ)は実生活でも無意識に使っていることが多い気がしてなるほどなあと腑に落ちた。
自分の感じる悩みのほとんどは、賢い哲学者が一度は本気で考えたことがある悩みだと思うと学ぶことは多いと思うし心強い。さらに、哲学を学ぶことはメタ的に自分を考えるきっかけになるので悩みに対して少し冷静に対応できるようになると思う。ただ、知ることのトレードオフで鼻に付くやつにならないように気を付けていきたい。
印象に残った点は以下。
【古代・中世哲学】
・哲学:philosophy=知への愛、学問全般を指していた言葉。
・ソクラテス:無知の知が始まり
・プラトン:目指す理想をイデア≒idea
・アウグスティヌス:主意主義、原罪は人間の意志によるもの。
・普遍論争:全人類を人間と普遍的に呼べるのはなぜか。①概念実在論(普遍は個別のなか)、②唯名論(普遍は個別の後)、③概念論(普遍は個別の前)
・オッカムの剃刀:プラトンの顎髭=イデアを切り落とす
・帰納法、演繹法
・形而上学:経験的に確かめられない事象(神の存在や魂、死後の世界)を対象とする。
【近代・近世哲学】
・デカルト:絶対確実なことはコギト(自分が考えること、主観)だけ。コギト・エルゴ・スム。コギトから検証できるもの=客観
・パスカル:人間は考える葦、葦は風で倒れる弱い植物
・スピノザ:神学的決定論、投げられた石
・ライプニッツ:モナド、噴水に宇宙が宿る
・ロック:社会契約論、自分の処罰権を公的機関に委ね、法に依って所有権が確保されるとする。⇔王権神授説
・カント:①純粋理性批判、②実践理性批判、③判断力批判で大陸豪理論とイギリス経験論に調停
・ヘーゲルの弁証法
・ショペンハウアー:ペシミズム、厭世主義。ウパニシャッド(インド)や仏陀の業や虚無が影響
・キルケゴール:享楽的実存→倫理的実存→宗教的実存
【現代哲学】
・三統領:マルクス、ニーチェ、フロイト。西洋哲学を転覆
・マルクス:資本主義は下部構造が上部構造を規定する。⇔西洋哲学は神が上から決める
・ニーチェ:善悪はルサンチマンから生じる。キリスト教では善は神によるもの
・フロイト:自我は無意識に支配されている。⇔デカルトのコギト
・フッサール:現象学、ハイデガーやサルトルへ
・ウィトゲンシュタイン:言語ゲーム、語り得ぬものには沈黙しなければならない。
・ライル:カテゴリー錯誤により哲学は生まれる。現代版オッカムの剃刀
・デリダ:二項対立は錯覚、脱構築
【ほか】
・ミュンヒハウゼン・トリレンマ:基礎づけ的な思想は、循環、無限遡行、独断のいずれかに陥る。ジレンマの3つバージョン
・なぜ人を殺してはいけないのか、社会契約論に基づく。共同体としての社会に属するため、アイデンティティを守るため。
・ドイツの教育制度:https://kc-i.jp/activity/kwn/rim/20180119/
・フレーム問題:https://ledge.ai/articles/frame-problem -
どうしても重い内容をぎゅうぎゅうに詰め込んでいるので不自然な所、疑問に思う所は出てくる。仏教、神道についてある程度知識のある私としては
その部分で少し?と思う所はあった。しかしこれから哲学を学んでいくための取っ掛かりとしてはイラスト、挿絵での説明もあり、読みやすいと感じる。 -
本当に触りだけをざっと浚ったような感じ。この本だけで全てをマスターすることは到底無理ですが、幾つかの入門書に目を通した上でならば、一応(無意味ではないという意味で)勉強にはなると思います。
取り敢えず用語だけでも覚えて帰るくらいの気楽さで読めばいいんじゃないですかね? -
哲学を簡単にわかりやすく学べるものでした。
参考文献なども巻末に多く乗っているので興味がある哲学者や分野についてはより深堀しやすくなっています。
教養として有名な哲学者や概念をさっくりわかりたいという人にはおすすめです。 -
自分にとっては難しかったです。
まとめてあるのですが、まとまり過ぎてそもそもの説明が仕切れてない感じがします。
読み手が上級者で、哲学史の概要がまとめられた本として使用するか、もしくは、初心者が深掘りしたい哲学者を探す本としてなら良いかもです。 -
哲学初心者にも分かりやすい平易な言葉で、日常生活での例をひきながら、図も用いて解説する、という趣旨は良いのだが、例から結論へ結びつけ辛い、肝心の図が分かり辛い気がした。
哲学について全くの初心者ではなく、ある程度概要を掴んだ人が読むには理解が早いのかもしれない。 -
タイトルのとおり哲学を幅広くさーっと学べるという趣旨の一冊。とはいえ1テーマに約2ページは簡略化しすぎだった。読んでも全然掴めなかった。
逆に、「哲学を理解するには時間をかけてウーンと悩みながら本を読み進めていくことがやっぱり必要」ということを理解させてくれる意味では良書かもしれない。まあ、当然著者の意図はそうではないのだけども。 -
これから正義の話をしよう、を読んで哲学の話に興味を持って読んで見たけど、これは難しい。まず、簡単に書いてくれているはずの図表が全くわからないし、本文もわからない。哲学はざっと学べるものではないこと、紀元前から始まる偉人たちの知識の積み上げであることは理解できた。次は大枠を学ぶよりも、なぜ始まったばかりのものを伝統とする錯覚があるのか、死刑制度について色々な考え方があるかなど、わかりやすい題材から入って考え方を教えてくれる本を読んで見たい。
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図解が非常にわかりにくい。著者は有名な哲学者のようだが、図解作成スキルがないんだろう(本人がどこまで関与しているのかわからないが)。説明文も無理に1Pで収めようとしているため全体的に不十分であり、わかりやすいとは言えない。
西洋・東洋哲学史や哲学的諸問題といった網羅性だけはあるので、目次はよくできているんだが、1度一通り勉強した人がまとめ的に整理する内容になっていて入門書ではない。
「自分にふさわしい哲学を自分でつくらなければならない」というまとめはよかったけど。 -
歴史を辿るように構成されているから読みやすい。
大人の知識保管として有益だと思う内容。 -
興味深いところはユーチューブを見ながら読み進めた。哲学史がおおまかにわかった。私は現代哲学が好きだということがわかった
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図書館で借りた。
哲学を文字通りざっと広く学べる本。古代ギリシャを中心とした西洋哲学だけでなく、東洋哲学も紹介する。歴代の哲学者がどんなことを考え、どんな考えがあったのかを知ることができる。
ほぼ全てのページが、左側に文章での説明、右側にそれを図化したもの、という構成になっている。
入門書としては、とてもやさしく、満足できる内容・ボリューム・質だったと思った。 -
哲学ってやっぱり難しい…。本当にざっとしかつかめなかった…。
でも、「10時間でざっと学べるようにしろ」というのが本来わがままなような気もするので(特に哲学については)、これだけコンパクトにまとめて全体を見せようとしてくれたことには、素直にありがとうございますと言いたいです。 -
「大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる」ということだが、内容は大学4年間で学べる哲学の量を凌駕しているように思った(自分は哲学専攻でした)。それが曲がりなりにも小さな本にまとめられ、10時間もあれば一読できるのはなかなかのものだと感じた。哲学者一人一人に割かれているページ数はかなり少なく、内容は十分とは言い難いが、この本を入り口にして哲学の歴史全体の概要を学び、また興味のある考え方を深く知るという使い方ができるように思った。
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貫成人の作品
