新たな事業機会を見つける「未来洞察」の教科書

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 34
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046014702

作品紹介・あらすじ

10~15年後の未来は現在の延長線上とは限らない。起こるかどうかわからない不確実な変化を「洞察」し、事業開発にいかす技術が求められる。日本総合研究所の未来デザイン・ラボによる、新しいビジネステキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に興味深い内容。
    仕事でも新規事業を創造する機会に恵まれることがあるし、周りで新しいことを考えているメンバーを目にすることもある。それを実現させるには、決裁を得て進めないといけないために、やりたい事により過ぎてもダメ出しをくらうし、こじんまりまとめると求めているものはそんなものではないと指摘される。
    また未来のことなんかわからないのに、収支計画はどうなんだ?その確度は?等と詰められる。

    とはいえ、今の延長線上で事業を進めても限界が来ていると感じている方々はたくさんいらっしゃると思う。そんな中でも新しいアイデアを取り入れて、リスクを取ってチャレンジされている方もたくさんいらっしゃる。
    目的がチャレンジしたい、新しいことをやりたいという事になるとだめだが、世の中の困った事を解決するとか、より良い生活を送れるサポートができるとか、その企業が培ってきた技術やノウハウを転用してそれを実現できるという事が望ましい・

    高齢化社会に突入し、人口減が進み、東京オリンピック後の日本の社会がどうなっていくのか?という事について様々議論されているが、格差社会が進行して一部のお金持ちと多くの貧困者というような構図は絶対避けたい。人間の幸せは資産価値で測れるものではないので、生きがい、やりがいを感じながら生活できる環境を作り上げられたら素晴らしい。

    本書に書かれているヘルスケアの未来なんかは、そのあたりを意識している方々がいらっしゃると言うことであり、自身に置き換えても離れて暮らす母が自動車に乗れなくなったときに引きこもってしまい、歩けなくなるという事を避けるために、こんな事ができる社会であってほしいと感じた。

    同様に自動車の未来も、車は所有するものではなくなる可能性もあり、ハイブリット車、電気自動車の普及でガソリンスタンドは余剰設備化するだろう。
    そうなってからどうしようというのではなく、今からその時代を見据えて準備し、世の中に必要な機能を提供できる姿に変革していかなければならない。

    先の見えない時代だとあきらめるのはまだまだ早い。
    遮二無二突っ走るのではなく、きちんと論理的に整理してやるべきこと、やれること、それにより提供できる価値、誰にとっての価値なのかを明確にしていくプロセスをわかり易く説明してくださる書でした。

  • 現在の業界トレンドやニュースを企業と顧客視点から集めて紡いだ問題仮説と、業界感kねいなく気になった情報から紡いだ未来変化予測を掛け合わせる

  • 様々な企業の未来洞察事例が紹介されていて分かりやすい。企業や業界の枠を越えて、新たなステージに企業が進む時に必要なヒントになる。教育というキーワードで様々な業界の人々の未来洞察をみてみたい。

  • 何かで気になって予約したはずだがその理由がわからない。ということは置いといて、良本でした。イノベーションの考え方から、企業事例、参考活用方法が纏められていた。もう一度、精読しよう。

  • 2016.05.13 未来洞察の基本的な考え方と展開事例によるシュミレーションの実際を少し理解することができた。なかなか面白い。

  • 誰が言ったか分からないが『どんな未来になるかは予測不可能だが、未来が予測不可能だという事は予測が出来る』なんて哲学めいたことが言われている一方で、『未来を予測する一番の方法は未来を創る側になること』と言われたりもする。この本はそんな「未来を創る側」になるための思考法をまとめた本。

    情報を幅広く取り、そこからの発想を持ち込むことで、既知の領域ベースの発想からの飛躍的ジャンプを図ろう!その先に新たな事業機会がある、といった考え方。
    考え方はもちろん、具体的な企業の取り組み事例や、事務局で考えてみた事例(移動、健康、住居)もあり、イメージが沸きやすかったです。

    分かったつもりで終わらずに、やはり自分の領域で実際に手を動かして取り組んでみたいと思います。

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著者プロフィール

未来洞察アプローチを活用し、企業の新事業創造、中長期経営・事業戦略策定支援を実施している。個別企業に対するコンサルティングに加え、複数企業参加型でのオムニバスプロジェクトも実施。大学・研究機関との共同プロジェクトも多数実施。ウェブサイトにて、未来洞察コラムを定期配信中。http://www.jri.co.jp/special

「2016年 『新たな事業機会を見つける「未来洞察」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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