女の七つの大罪

  • KADOKAWA (2016年4月20日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046014993

作品紹介・あらすじ

やらないで後悔するな! やって後悔せよ! 嫉妬、強欲、色欲、憤怒、傲慢、暴食、怠惰。そのすべてを味わい尽くして、女は強く、美しくなる。いま、もっとも輝く二人による「大罪」のすすめ。

女の七つの大罪の感想・レビュー・書評

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  • 歯に衣着せぬふたりの対談が面白くないわけない。
    ”整形ポリス”小島慶子の造語には感心。

  • ふたりともはっきりと物を言う人なので読んでいてもスカッとするわ。
    そこがまた怖すぎて友人にはなれそうにはないけれど……。
    表裏がなくていいかもしれないが、言い方に注意だな。

  • 二人の本音トークがすごい。
    こんなにはっきり心の機微をぽんぽん解説できる表現力がさすがです。
    人のことをこんなに見ているって悟りの境地かも。
    林さんの旦那さん評に笑い、小島さんの例えやバッサリ感に感心して女に好かれる二人だなぁと。
    カッコよくて潔いので読後感スッキリします。

  • 古くからカトリック教会で慎まなくてはならないと定められてきた悪徳―つまり嫉妬、強欲、色欲、憤怒、傲慢、暴食、怠惰の七つの大罪について、現代の私達の人生に照らし合わせて「女が人生をより深く楽しむために嗜むべきものという位置づけでとらえなおしてみよう」という企画で、林真理子さんと小島慶子さんが対談しました。
    お二方とも、頭が良く正直で面白いので、好きです。
    面白くてあっという間に読み終わってしまいました。

    ただ、時々古傷にふれました…。ぐさぐさ。

    だけど、小島慶子さんがこんなことを言っていました。
    「本当に、自分の人生は一回しかないのでね。
    私、未来の自分は恩知らずだなと思うんです。
    昔『私の将来どうなるのかしら、将来のためにどうしたらいいのかしら』とか、散々心配してやったのに、未来の自分って、いざその時点に行くと
    『昔は青かった』とか『あの頃の私は痛かった』とまで言ってしまったりして
    『本当に、お前のために、一体過去の私がどれだけ胸を痛めていたと思うんだ』と。
    だから、私ある時点から義理立てはやめたんです。
    どうせあいつ、どんなになったって、『今が一番いいんだ』とかって言いやがるから(笑)』」
    これ、私も!そうか、そういうふうに考えたらいいんですね。

    同じく小島慶子さんのお話で参考になった二点。
    まず「人生の最後に(遺品整理する)人様を困らせることのないように、部屋を綺麗にしよう」

    そして、彼女は朝日新聞のパブリックエディターをやっていて、その会議とか、あるいは雑誌テレビの対談で頭の良い人たちと関わることがあるのですが、知識の量とその引き出す速さと的確さがすごい。
    それをわかりやすく、面白く説明する。
    そんな彼らはノートをしっかりとっている、ということです。
    (二つの内容をくっつけてまとめてしまいました、慶子さんゆるしてください)

    大いに参考にします!

  • 大好きな林真理子さんと、こちらも大好きな小島慶子さんとの対談形式のエッセイ本です。どちらの生き方も現在家族がありお子様がいて、セレブな暮らしぶり。
    でも人種的にまったく真逆な感じのお二人だと思うので、なんとなく本音でぐさぐさというお話にはいたっていないみたいでそこがちょっと残念。
    全体的に林さんがまっとうな意見を述べ、小島さんがけっこうぶっとんでいる意見をかなり気をつかいながら述べている気がしました。でもお二人とも好きだし、今後の生き方もずっと知りたいし、さらっと読むには楽しめましたよ。

  • 図書館にて。
    このふたりが対談して品がいいものになるはずもなく。
    でも、うまいテーマを選んだおかげで、下世話ながらなかなかいいこと言うな、手なこともあったような気がする。
    林さんが意外と旦那さんへの怒りを抑えてるくだりが意外だった。
    やはり最初の嫉妬、強欲あたりのテーマが一番ノリノリで元気のいい対談だったかと。

  • 林さんも小島さんも好きな作家(?)さんだが、この本はイマイチでした。

    なんというか、世間話的な感じで。
    得るものや考えさせられるものがありませんでした。

  • 「誰かを嫌いだというのは、自分の中の劣等感がその人と会って反映されることで刺激されるから。」
    「その人を嫌いなのは自分と似ているからなのだから、会うことによって自分の欠点や色々な事がよく分かってくる」
    ※嫌いになるまでに1回共感した過程がないと嫌いになれない。興味のない人は嫌いにならない。

    誰かの行為に感情が波立つ時、何故この人はこんな行動を取ったのか。どんな覚悟や反応を求めているのか、考える癖を持とう。
    世慣れた2人が7つのテーマに沿って繰り出す話はどれも興味深かった。こういう目線で見たら感情だけで走らないんだろうな、という内容が沢山。さすがモノ書き。

  • 林)

    私個人が嫌いな人は本を読んでくれない

    謙虚さって「リスクを取らないでいよう」という「セコさ」

    リスクを負わないでいる人、何かきれいごと言っている人って、本当にそのまま停滞していくよね。自分の希望や、なりたいものを口に出して言った時に、人ってパワーをもらえるんですよ、ちゃんと。

    箴言=戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。


    小)
    一番欲望が強そうな人たちよりも、その周りをがっちり固めている人の欲望のほうが、より強く、より屈折している

    国仲涼子が許せないなど言っても実害はないが溜飲(りゅういん)は下げられる→そのために有名人が存在する。

    子どもがいない状態といる状態、誰も両方は経験できない。単に産む前と産んだ後の自分の比較でしかないのに安直に言うのはアンフェア

    林)(ADと空港に必ず太った女の子がいる・・・略)
    正社員になれないけど、とにかくそういう華やかな場の周りに居たいという、その一心の屈折した劣等感がそう(ストレス食い)させる。

    小)舌先三寸
    息子の学びの場を同心円上に広げていくときに・・・

    林)伍(ご)してやっていく

    小)(SNSを見て)人ってこんなに読者とか視聴者を求めていたのかと気づかされる

    林)「群像」とか「文学界」って2000〜3000部しか売れないのに新人賞応募はその3倍か4倍ある。

    (芸能人の小説が1冊きり)
    芸能人の外に向かっていく自己顕示欲と、ものを書くときの内に内に溜めて収束していく作業が、全く正反対のこと。

    芸能人=河原者(かわらもの)

    「男の人なしで生きていけない」
    業が深い

    60過ぎた女性に来るのは性欲異常者かお金目当てか

    小)美魔女→暴力、キレイですねと言わざるおえなくなる

    林)年に見えないということは「あんた歳だ」と言われているのと一緒

    意味もないのに上半身を伸ばしてお酒を取る
    →「見せたいんだから、見てやんなきゃいけないと思って見たよ」

    知性とか美貌とか、そういうものを脱がさないと分からないエロス

    怒る技術・・・「君たちおばさんは、人のために言ってあげたと思っているけど、それは勘違いで、ただのうるせえババアだと思われているだけだよ」

    激昂(げきこう)

    人の悪口を全く言わない人って信用できない

    小)完膚(かんぷ)なきまでに

    ママの国というママ専用のドリームランドで、’息子着ぐるみ’を着て、死ぬまで踊るっていうことですよね。

    アマル・クルーニー

    満漢全席

    林)味のわかるふつうの女より、味のわからない美人に飲ませるのがワインなんだから

    小)深遠(しんえん)・・・内容・意味が奥深く、はかりしれないさま。

    林)怠惰は知識欲にもつながっていく

  • 雑誌の連載時も欠かさず読んでいましたが書籍化にあたり加筆訂正もアリということで、改めて手に取った次第。

    雑誌連載時に読んだ記憶もすでにウッスラなのですが、本書、当時に比べたらかなり加えたのでは!?という印象を受けました。

    一番印象に残ったのは小島さんの「おっぱいコンプレックスに対する根の深さというかルサンチマン?」(笑)
    おっぱいコンプレックスに関して言えば、自分はものすごく共感できるので、というか「私のことか!?」と思うほどの共感ぶりだったので大笑いしつつもどこか乾いている、というような感じでした。

    歯に衣着せぬ、といいつつ頭のいいお二人ですから慎重に見えない薄衣を被せつつのトークだったに違いないと思うのですが、あけすけというか赤裸々というか、そういう風に読み手に感じられるのはさすがというかコロモ感の絶妙さというか(笑)

    林さんはいろいろな媒体で感じられるお人柄そのままですが小島さんは知っていたよりも屈折感、というかドロドロ感?のある人と知ることができ、返って好感が上がりましたね。

    や、これは老いも若きも、女ならば読んでうなずくことしきりの一冊ですよ。…まあ、誰にでも必要、ということはない一冊ですけれどもね。

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