女の七つの大罪

  • KADOKAWA
3.10
  • (3)
  • (11)
  • (17)
  • (7)
  • (3)
本棚登録 : 107
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046014993

作品紹介・あらすじ

やらないで後悔するな! やって後悔せよ! 嫉妬、強欲、色欲、憤怒、傲慢、暴食、怠惰。そのすべてを味わい尽くして、女は強く、美しくなる。いま、もっとも輝く二人による「大罪」のすすめ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 雑誌の連載時も欠かさず読んでいましたが書籍化にあたり加筆訂正もアリということで、改めて手に取った次第。

    雑誌連載時に読んだ記憶もすでにウッスラなのですが、本書、当時に比べたらかなり加えたのでは!?という印象を受けました。

    一番印象に残ったのは小島さんの「おっぱいコンプレックスに対する根の深さというかルサンチマン?」(笑)
    おっぱいコンプレックスに関して言えば、自分はものすごく共感できるので、というか「私のことか!?」と思うほどの共感ぶりだったので大笑いしつつもどこか乾いている、というような感じでした。

    歯に衣着せぬ、といいつつ頭のいいお二人ですから慎重に見えない薄衣を被せつつのトークだったに違いないと思うのですが、あけすけというか赤裸々というか、そういう風に読み手に感じられるのはさすがというかコロモ感の絶妙さというか(笑)

    林さんはいろいろな媒体で感じられるお人柄そのままですが小島さんは知っていたよりも屈折感、というかドロドロ感?のある人と知ることができ、返って好感が上がりましたね。

    や、これは老いも若きも、女ならば読んでうなずくことしきりの一冊ですよ。…まあ、誰にでも必要、ということはない一冊ですけれどもね。

    • 5552さん
      はじめまして、ruko-uさん。
      フォローありがとうございました。

      この対談集、読みました!
      小島さんの『おっぱいコンプレックス』...
      はじめまして、ruko-uさん。
      フォローありがとうございました。

      この対談集、読みました!
      小島さんの『おっぱいコンプレックス』。美人で頭も良くてアナウンサーという花形の職業についていても、そんなに強いコンプレックスがあるんだ~と驚いた記憶があります。
      自分からすると持ってるものばっかりに思えます(^-^;
      そのことについてさんざん愚痴を言っていた小島さんに旦那さんがおっしゃった言葉「君がもしも巨乳だったとしたらとても鼻持ちならない女になってたかもしれないね」も印象に残っています。強いコンプレックスがあったからこそ今の小島さんがあるということでしょうか。
      旦那さんよく奥さんを見てるし、愛を感じるわ~と思いました。

      ruko -uさんがレビューで書かれていた「コロモ感の絶妙さ」ってまさに言いえて妙な表現!赤裸々のようで赤裸々ではない(笑)
      抑制の効いた毒舌に安心して笑えました。

      いきなり長文コメント失礼しました。
      よろしければこれからもよろしくお願いします。
      2018/05/28
    • ruko-uさん
      5552さんコメント、そしてフォローありがとうございます!
      最近レビューを全くしてませんでしたので、久々のコメント大変嬉しく
      思いました。
      ...
      5552さんコメント、そしてフォローありがとうございます!
      最近レビューを全くしてませんでしたので、久々のコメント大変嬉しく
      思いました。

      読書記録のつもりなので、段々レビューが億劫になってしまい近頃はすっかり手抜きしてましたが(笑)、こうしてコメントをいただくとその本を読んだ時のことも一緒に思い出せたりしていいものですね。
      良さを思い出させてくださって、その意味でもありがとうございます。

      私も5552さんと同じ、「こんな恵まれた人生を歩んでいるような人でも
      こんなコンプレックスがあるものなのだなぁ」と感じ入りました。
      特にね「おっぱいコンプレックス」というのがもう!
      小島さんと語り合いたい! と思いましたものね(笑)

      5552さんの本棚、私の気になる本や「これ読んだ!」という本が数冊ありまして、もしかして好みとか感性がちょっと似ている方なのかなと勝手に親近感を
      感じてました。今後参考にさせていただきたいと思いました。
      こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

      これからまたちょっと頑張ってレビューしてみようかな。たまに(笑)
      2018/05/29
  • 歯に衣着せぬふたりの対談が面白くないわけない。
    ”整形ポリス”小島慶子の造語には感心。

  • ふたりともはっきりと物を言う人なので読んでいてもスカッとするわ。
    そこがまた怖すぎて友人にはなれそうにはないけれど……。
    表裏がなくていいかもしれないが、言い方に注意だな。

  • 二人の本音トークがすごい。
    こんなにはっきり心の機微をぽんぽん解説できる表現力がさすがです。
    人のことをこんなに見ているって悟りの境地かも。
    林さんの旦那さん評に笑い、小島さんの例えやバッサリ感に感心して女に好かれる二人だなぁと。
    カッコよくて潔いので読後感スッキリします。

  • なかなか辛口なお二人の対談は面白かったです。ちょっと斜めからいろんな状況や人間観察をしていて、その様子が楽しい。モヤモヤしてる人、スキッとするかも。

  • 古くからカトリック教会で慎まなくてはならないと定められてきた悪徳―つまり嫉妬、強欲、色欲、憤怒、傲慢、暴食、怠惰の七つの大罪について、現代の私達の人生に照らし合わせて「女が人生をより深く楽しむために嗜むべきものという位置づけでとらえなおしてみよう」という企画で、林真理子さんと小島慶子さんが対談しました。
    お二方とも、頭が良く正直で面白いので、好きです。
    面白くてあっという間に読み終わってしまいました。

    ただ、時々古傷にふれました…。ぐさぐさ。

    だけど、小島慶子さんがこんなことを言っていました。
    「本当に、自分の人生は一回しかないのでね。
    私、未来の自分は恩知らずだなと思うんです。
    昔『私の将来どうなるのかしら、将来のためにどうしたらいいのかしら』とか、散々心配してやったのに、未来の自分って、いざその時点に行くと
    『昔は青かった』とか『あの頃の私は痛かった』とまで言ってしまったりして
    『本当に、お前のために、一体過去の私がどれだけ胸を痛めていたと思うんだ』と。
    だから、私ある時点から義理立てはやめたんです。
    どうせあいつ、どんなになったって、『今が一番いいんだ』とかって言いやがるから(笑)』」
    これ、私も!そうか、そういうふうに考えたらいいんですね。

    同じく小島慶子さんのお話で参考になった二点。
    まず「人生の最後に(遺品整理する)人様を困らせることのないように、部屋を綺麗にしよう」

    そして、彼女は朝日新聞のパブリックエディターをやっていて、その会議とか、あるいは雑誌テレビの対談で頭の良い人たちと関わることがあるのですが、知識の量とその引き出す速さと的確さがすごい。
    それをわかりやすく、面白く説明する。
    そんな彼らはノートをしっかりとっている、ということです。
    (二つの内容をくっつけてまとめてしまいました、慶子さんゆるしてください)

    大いに参考にします!

  • 大好きな林真理子さんと、こちらも大好きな小島慶子さんとの対談形式のエッセイ本です。どちらの生き方も現在家族がありお子様がいて、セレブな暮らしぶり。
    でも人種的にまったく真逆な感じのお二人だと思うので、なんとなく本音でぐさぐさというお話にはいたっていないみたいでそこがちょっと残念。
    全体的に林さんがまっとうな意見を述べ、小島さんがけっこうぶっとんでいる意見をかなり気をつかいながら述べている気がしました。でもお二人とも好きだし、今後の生き方もずっと知りたいし、さらっと読むには楽しめましたよ。

  • 図書館にて。
    このふたりが対談して品がいいものになるはずもなく。
    でも、うまいテーマを選んだおかげで、下世話ながらなかなかいいこと言うな、手なこともあったような気がする。
    林さんが意外と旦那さんへの怒りを抑えてるくだりが意外だった。
    やはり最初の嫉妬、強欲あたりのテーマが一番ノリノリで元気のいい対談だったかと。

  • 林さんも小島さんも好きな作家(?)さんだが、この本はイマイチでした。

    なんというか、世間話的な感じで。
    得るものや考えさせられるものがありませんでした。

  • 「誰かを嫌いだというのは、自分の中の劣等感がその人と会って反映されることで刺激されるから。」
    「その人を嫌いなのは自分と似ているからなのだから、会うことによって自分の欠点や色々な事がよく分かってくる」
    ※嫌いになるまでに1回共感した過程がないと嫌いになれない。興味のない人は嫌いにならない。

    誰かの行為に感情が波立つ時、何故この人はこんな行動を取ったのか。どんな覚悟や反応を求めているのか、考える癖を持とう。
    世慣れた2人が7つのテーマに沿って繰り出す話はどれも興味深かった。こういう目線で見たら感情だけで走らないんだろうな、という内容が沢山。さすがモノ書き。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

女の七つの大罪のその他の作品

女の七つの大罪 Kindle版 女の七つの大罪 林真理子

林真理子の作品

ツイートする