行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046017338

作品紹介・あらすじ

「天才なんていない!」
中学校の勉強に不安を抱く少年がある日神社を訪れると、
突然そう告げられた。

勉強の心構えから参考書の使い方まで
効率的な勉強法がわかる14日間の物語

読めば、効率的で経済的な勉強法が面白いほどよくわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で見かけて借り。
    11歳児F、来年は中学生。
    まあ勉強は低空飛行でもいいけど、「勉強がわからないから教室でなにしてるかわからない」「勉強がわからないから学校に行きたくない」という事態は避けたいなあ、となんとなく思っているわけで。

    参考図書や勉強法など、参考になったかな。
    英語や漢字は結局のところ、観念して覚える。有意味暗記は大事。中学時代は教科書レベルをしっかりやっておこう。
    こんな感じかなー。

  • [墨田区図書館]

    江東区図書館の「ぶっくなび(2019年3月)」にて紹介。
    勉強が苦手な主人公が神頼みに行った先の神社で出会った学問の神様に勉強法を教わる話。要は子供に対して勉強の仕方を解く本らしい。マンガ版、大学~編もあり。

    漫画版も一緒に借りたのだが期間内に読めず返してしまったが、この文章版の方を読んでみたらなかなか良かったのでそちらも再度借りてきてみよう。

    恐らく"角川"出版の参考書の売り出しとも連動している気もしたが、まず第三章(5/6)くらいまでに「勉強が出来ないと思い込んでいる子供への心構え」があった。特に親である私の大きな共感を呼んだのは、P.48&49。「勉強が出来る人ほど、自分の能力の限界を知っている」「勉強ができないやつほど、授業を聞いてわかった気になり、この先も覚えていられるだろうと考える。」「成績が悪い子ほど自分の能力を過大評価し、楽観的になることが知られている。」

    そして4&5章(5/7&5/8)で紹介された参考書などでの概要的な勉強法が紹介され、6章(5/10~)からは数学、英語、理科、社会、国語、それぞれに対して紹介した参考書を用いた、より具体的な勉強法を紹介していく造りとなっている。

    主人公のように本当に定期テスト対策とか、そもそも勉強というものについて手をつけかねている人はもちろん、既に勉強する意欲があったり、より高度な勉強を出来ている人でも、どこまで"意識的"に勉強できているかは人それぞれなので、読んでみると新しい発見や、無意識に行っていた自分の勉強法を客観的に支える論理的な見方を知ることが出来るかもしれないので、一読の価値はあるかと思う。

    ■紹介された参考書類
    ・まんが攻略BON
    ・教科書トレーニング、
    ・出るナビ

    ■目次
    5/4|成績を伸ばす方法を知らないだけだ、と言われた日
    5/5|定期テストに向けて勉強することが大切だと知った日
    5/6|授業の正しい受け方がわかった日
    5/7|成績は問題集を繰り返すことで伸びると知った日
    5/8|まずは自分で勉強ができるようになる必要があるとわかった日
    5/9|数学の成績はセンスで決まっているわけではないと知った日
    5/10|英語の成績を決めるのは単語と文法だと教えてもらった日
    5/11|「やればできる」が最強の学習観であると知った日
    5/12|理科は図解が大事だと知った日
    5/13|部活をすると勉強で息切れしないと知った日
    5/14|社会は理由と合わせて覚えることがコツだと教えてもらった日
    5/15|国語は文章の作られ方を知ると読みやすくなると知った日
    5/16|やった分だけ成績が伸びたら良い、と言われた日

  • 小学生から中学生になって、受験を経なければ経験しなかった非常な成績管理に愕然とする方に読んで欲しい本です。まずは、お勧め図書の紹介、「出るナビ」「まんが攻略BON!」、それから教科書準拠のトレーニングや授業の受け方、ノートの取り方など。できれば中学に入学する前に、無理なら同じ著書で高校生対象の本もあります。

  • 下記の市販の教材を使った勉強方法が具体的に書かれている。特に「教科書トレーニング」「まんが攻略BON!」を推してくる記述が多い。
    P.41 「まんが攻略BON!」シリーズ(学研)
    P.61 「教科書トレーニング」シリーズ(新興出版社啓林館)
    P.67 「出るナビ」シリーズ(学研)
    P.141-142 「まんが攻略BON!」シリーズ(学研)
    P.168 「新版 論文の教室 レポートから卒論まで」(NHKブックス)
    P.177 「〇〇県公立高校過去8ヶ年分 入試問題集」(教英出版)
    P.178 「全国高校入試問題正解」シリーズ(旺文社)

  • 高校一冊目の参考書がよかったので、
    中学版も読んでみた。
    こちらも、「高校」の方と基本的には言ってることは同じ。
    だが、使う本は「まんが攻略BON」が中心。
    全部集めるとなると結構大変だなぁ…
    ということでちょっと評価はダウンかな。

    ただ、高校と違い参考書よりも教科書、授業をきちんと聞くことが
    大切。ということなので、大人になってしまった私には向かないが
    今中学生の子供達は読んでおいた方がよい一冊だと思う。

  • 今の勉強法で良いのか悩んだ時に読んだ本。
    具体的な勉強法が主だけど、心構えなども参考になった。中学生向けなので分かりやすい文章で読みやすい。

  • 中学校の定期テストの勉強法について、おススメの参考書や問題集の使い方まで具体的に指南している本。

    本文は小説形式で、中学校入学後、初めての中間試験に挑む、勉強が苦手な少年が主人公。ひょんなことから出会った学問の神様に勉強の勘所を教えてもらうというお話。

    その中には数々のノウハウが詰まっています。

    「天才なんていない。正しい勉強法で勉強すれば、成績はみるみる上がる」
    「勉強ができる人は勘所をおさえて勉強している」
    「成績がいいやつは初めから勉強が好きなわけではない。成績が伸びたから勉強が好きになった」

    というように、勉強に対する先入観や思い込みを少し修正して、具体的なノウハウが書かれた章を読み進めていくと、成績って「正しい努力の分だけあがるもの」と思うようになってきます。

    そして自分も中学時代、正しい勉強法で勉強して正しく努力をしていれば、もうちょっといいとこ行けたかも・・・なんて思ってしまいました。

    主に書かれているノウハウはこんな感じ。
    ・正しい授業の受け方
    ・ノートの取り方
    ・教科書準拠問題集を解いて勉強する、という方法
    ・各教科ごとの勉強のポイント
    ・部活との両立について

    これはぜひ、息子に読ませたい。

    ただ、ここまで望むのはアホすぎるかもしれませんが、ひとつ触れてほしかったと思ったことがありました。

    それは・・・テストの回答の仕方。

    ケアレスミスをなくす方法。

    ここまで書いてくれていたら★5にしたかった。

  • 「まんが攻略BON!」と「教科書トレーニング」を使った勉強法が載っている。

    勉強の勘所がわかる

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著者プロフィール

1987年,新潟県佐渡島生まれ。東京大学理学部化学科卒業。
東京大学在籍中から参考書の執筆を開始し,現在20冊以上の書籍を出版。著書に『宇宙一わかりやすい高校』シリーズ,『高校の勉強のトリセツ』(学研プラス),『高校一冊目の参考書』シリーズ(KADOKAWA)など。現在,医学部・難関大専門「問題演習中心の塾」松濤舎を東京都渋谷で運営。問題演習中心の学習を体系化し,毎年多数の合格者を輩出している。

「2021年 『大学入試 化学の質問84[化学基礎・化学]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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