大学4年間の経営学が10時間でざっと学べる

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046017659

作品紹介・あらすじ

エリート東大生たちが学ぶ経営学とはどのようなものなのか。20年以上東京大学で教鞭をとる著者がその講義のエッセンスを本書で公開する!

感想・レビュー・書評

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  • 微妙です

  •  経営学で教えるトピックを列挙し、その説明が左ページに、図解が右ページに載っているので分かりやすい。

     分かりやすいが、内容が薄いのは仕方がない。
     ざっと学べるシリーズだからね。
     ざっと学んで、ざっと忘れてしまうのだよ。

  • ・「どんな状況でも優れたリーダー」は存在しない
    ・マーケティングは三段階 STP
     細分化(Segmentaition)して絞り込んで(Targeting)位置付ける(Positioning)
    ・パレートの法則
     2割の優良顧客が、8割の売上を生み出す
    ・カスタマー・ピラミッド
     収益性を基準にして、顧客をピラミッド状に階層分類化し、それぞれの質に合ったサービスを提供する考え方。下から、潜在顧客、新規顧客、リピーター、ロイヤル・カスタマーの4種類。新規顧客の獲得コストは既存顧客の維持コストの5倍以上という説もある。
    ・コア硬直性
    「これこそ自分たちのコア能力だ!」と護符のごとくコア能力にしがみつくこと自体が、硬直性そのもの。良い面、悪い面ではなく、あくまでもオモテ面、ウラ面の関係で、コア能力という認識のウラには硬直性が常につきまとう。

  • ※以前に読んだ本の登録
    ざっくりメモ

    経営学の中における経営戦略やマーケティング、組織論、ビジネスモデルなどの基礎知識についてざっくりと説明されている本。気になる分野とワードについて参考にしても良い。

  • 2021.7.2読了。
    東京大学経済学部の先生が書いた経営学をかなりざっくり紹介したもの。僕自身は経営学の知識をほぼ持っていないためか、すっと入ってこない部分もあったが、経営学の概要をなんとなく掴めたと思う。
    また、各ページで出典として専門書にも時々触れていたので、ここから教養を深めることもできると思った。

  • 入り口として手軽さ感がちょうどいい。マーケティングを考察する時はもちろん、定期的にザッと数分見返すと頭が整理される。

    キーワード毎に絵とセットの見開き解説なので気になったら検索で補足もしやすく、まさに入り口と言える。大学はこのシリーズの本を春休みに配れば良いんじゃないかな。

  • 経営戦略のところはよく見る内容だったが、経営組織論のところは真新しく感じた。他の本も読んでみよう。技術経営のところはちょっと難しかった。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00567005

    東大で教わる経営学を600円でざっと学ぼう!
    ・東大生が身につけている必須教養「経営学」を、わかりやすく解説。
    ・10時間で東大4年分の講義の内容がざっと理解できます。
    ・「経営管理」から「意思決定」「事業戦略」「マーケティング論」「広告論」「イノベーション」など、ビジネスマンに必須の経営学的知識を、
    その考え方が生まれた起源から優しく説き起こし、誰でもその概念をつかむことができる一冊。
    ・学生はもちろん、新入社員も管理職も必ず身につけておきたい、経営学の基礎20項目。(出版社HPより)

  • 入門書として最適。学び直しに。

  • 辛辣で草

  • まんべんなーく書いてあるから
    入門書としてサラッと読める

    ここから気になるところを深掘りすればいいのだけど、大学4年間というのはいいすぎかも?

  • ざっくりと全体感が書いてある。
    個々の詳しい内容は書いてないので、気になるところは別で読み進めたい。

  • 簡単な内容であった。
    知らないことは3割程度。

  • 単語、用語が歴史に沿って出てくるだけで大した解説もなく、全く役に立たない。本当にこれが授業の中身なら、経営学は役に立たないな。

  • 内発的動機付けリーダーシップ論など、知らない理論を雑に知る上では良かった

  • 経営周りの理論や提唱されてきたものを紹介する本。
    なんかふわっとしたものが多くてあまり面白くなかった。合わない
    こう言われてるけど違いましたよみたいなのが多かった
    その時代でうまく行っている会社を分析して話してみたけどやっぱ違ったわの繰り返しというのはわかった

    ゴミ箱モデルでは負荷が増えるとやり過ごしも増える
    集団浅慮、ピックス湾事件、アメリカで優秀な人が集まっても判断を間違える
    製品は導入期、成長期、成熟期があるが繰り返したりもするし、特許などのせいで止まっているだけのときもある

  • 広く浅く書いてあるせいか、突っ込んで何でという話はなかった

  • 経営学の全体感を知らないので、とても役に立つ。
    「マネージャーの仕事」「イノベーションのジレンマ」等、読んだことがある本はあったものの、実はどういう位置付けの本かは分からなかったりする。

    教科書的に基本的なことしか書かれていないが、逆にいうとここに書いてある本は名著に違いないので、参考文献がたくさん知れる。Good。
    個人的には、会社が事業選択する上での前提が知れたのは大きい。

    マズローの五段階欲求が1970年代に否定されていたのはショックだった。

  • 事業開発に直接携わっているわけではなく、しかしそこで決定された戦略に左右される立場にあるものとして、事業の基礎を身に付けたいと考え読んだ。
    さすがにライト過ぎて本書のターゲットとしてはズレていたようだ。目次を見て知らないワードが1/3以上ある場合には知識の目次作りとして読む価値があるかもしれない。

  • 2割の優良顧客が全体の8割の売上や利益を生み出すので、新規顧客獲得よりも優良顧客維持にコストをかけるのは経営の基本(「カスタマー」)。優先順位が低い問題を意思決定せずやり過ごすことで、問題の選別能力がつき、時間と労力を節約できる(「意思決定」)など、企業社会を生き抜くためのメソッド20項目。(e-honより)

  • アカデミックな内容となり、今まで何となくOJTで使っていた言葉や思想の歴史や真意を理解することができた。
    タイトル通り浅く広く紹介してくれているので総論理解には良い。

  • 読了。組織論から戦略、マーケティング、カイゼンまでまさにざっと学ぶのにちょうどよい内容だった。よくあるビジネスフレームワークと反する事例が紹介されているのはとても興味深かった。

  • 金銭的報酬は仕事と満足の間に割り込んで仕事→金→満足と分離してしまう

    金をもらえなくなると働かなくなってしまう

  • ●参考になるのかはちょっとわからないが、勉強にはなった。
    ●お金のインパクトはどれほど強いかという「ユダヤ人の洋服仕立屋」の話、それ自体がかなりインパクトがあった。

  • 手元に置いて都度読み返したい内容。見開き1ページごとの内容で理解しやすい。

  • 経営学がざっと概観できます。
    これをもとに、さらに他の本を読んで、深めていくと分かりやすいですね。
    初心者のガイドブックとしては良いと思います。
    細かい単元があり、どこから読んでも良いですね。

  • 経営学の様々な内容をサラッと触れる形。サラリとしすぎてて各項目があまり理解できなかった。

  • 確かに内容自体は10時間もかからずに読み切ることができるが、この内容が本当に大学で学ぶ経営学なのかは疑問。
    内容はかなり表面的であった。
    ・意思決定=問題解決ではなく、「見過ごし」や「やり過ごし」も意思決定の一部である。「見過ごし」とは、問題を全て解決することなく、「見過ごし」て解決したことにしてしまうこと。「やり過ごし」とは、今起きている大きな問題も自然と消えてしまう場合があること。負荷を多く抱える人ほど、「問題解決」に比べて「やり過ごす」割合が増える(「見過ごし」は一定)。
    ・仕事に対する動機としては「達成感(内的動機付け)」が適しており、この場合はある程度困難なことにもチャレンジする。一方、「お金(金銭的報酬)」が動機になってしまうと、できるだけ容易な道を選ぶようになってしまう。
    ・達成感、承認、責任、昇進といったものは満足をもたらす「動機づけ要因」だが、給与や作業条件などは満足を予防するための「衛星要因」である(動機づけ衛星理論)。
    ・普遍的に優れているリーダーシップの特性やスタイルなどは存在しない。ある状況では優れたリーダーも、別の状況ではそうではない。適切なリーダーシップは状況によって異なる。
    ・スマイルカーブ(価値連鎖の中で、両端にある製品企画開発/アフターサービスよりも、中央に位置する機器の製造などの方が付加価値(収益性)が低い)に従い、先進国企業は、収益性の低い部門をEMSにより海外にアウトソーシングする一方で、経営資源を製品企画開発やアフターサービスなど、自社の重点分野や得意分野に経営資源を集中させた。これが、アジアが「世界の工場」になった背景の一つと言われる。(一方で付加価値を見いだせなかった日本のメーカーは力を付けた「世界の工場」に負けてしまった)

  • 経営学の内容をさっとまとめた本。これまでいろんなところで聞いてきた話は、大学で学ぶ内容だったのね、と納得。

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著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授、慶應義塾大学東アジア研究所所長。1960年生まれ。
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。
主要著作:『党と農民—中国農民革命の再検討』(研文出版、2006年)
『現代中国政治研究ハンドブック』(編著、慶應義塾大学出版会、2015年)、ほか。

「2021年 『中国共産党の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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