現役東大生が1日を50円で売ってみたら

  • KADOKAWA (2017年2月2日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046018274

作品紹介

東大では学べない「人生の学び」があった。

小説投稿サイト・カクヨム「エッセイ・実話・実用コンテスト」受賞作品、大幅加筆&書き下ろしで書籍化!
現役東大生の高野りょーすけが、自分の1日を50円で販売。
様々な出会いの果てに、りょーすけが見たものとは……

<目次>
第1話  発達障害の子と、数学
第2話  ポーカー世界王者と、勝負
第3話  ニューハーフと、デート
第4話  夜の社会と、キャバクラ
第5話  自殺未遂、長野
第6話  マルチな、母
第7話  密着、地方議員
第8話  ホームレスの、小谷さん
第9話  便器の授業
第10話 JKビジネスの、少女
第11話 やれたかも委員会、御徒町
第12話 14歳、中2
第13話 「東大生に、50円の価値はない」

現役東大生が1日を50円で売ってみたらの感想・レビュー・書評

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  • 916

  • タイトル通り東大に籍を置く青年が50円で一日を買ってもらった様子を書いたエッセイ。
    最初の、数学的な才能に恵まれた発達障害の子の話をその母親である「なないお」さんのブログで読んでいて、そこから本書の出版を知った。

    なんか思ってたのと違う。
    自分で活動を立ち上げちゃう系の賢くてやる気に満ちた若者の活動記録だと勝手に想像してた。
    実はそうじゃなくて、受験勉強が得意という以外に特徴がない(と自分を評価している)迷える若者の自分探し日記だった。

    著者は暗記が得意なだけで頭がいいわけじゃないと自分を説明する。
    実際、考えるのは得意ではなさそう。
    もしくは思考の訓練を積む機会がないまま育ってきたのかも。
    日本の高等教育がんばれ…

    真面目なんだろうと思う。悪い人じゃない。普通の人。
    自分を普通(ノーマル)だと信じて疑わず読者も自分と同じくらい普通だと思い込んでいて、普通をふりかざせるくらい(というよりそのことに気づかないくらい)「普通」の人なんだと思う。
    自分を「普通」の立場においたまま相手を眺めているから、どこまでも傍観者で他人事で表面的で薄っぺらい。
    だから面白い人とあって面白い話をきいても広がりがない。

    それでいて自意識は過剰な思春期と青年期のあわいをただよっている。
    おずおずと嗤われにいくような自虐ジョークが痛々しくて笑えない。

    知らないジャンルの人に対する姿勢はナチュラルに失礼。
    表面だけをみてわかったと言っちゃえる性根は、一日体験をしただけで○○がよくわかったと感想文を書いてしまう小学生のよう。
    セクシャルマイノリティのリップサービスを真に受けてネタにする図々しさや、やれたかも委員会のネタはふつうにきもちわるかった。

    わるい人ではないんだろうけど、あまりにも子供っぽくて好きになれない。

  • シュールで面白い。

  • ほんのほんの一つまみの東大生しか存じ上げないが、りょーすけさんとホリエモンは、両極端なような紙一重なような気がする。

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