本当に役に立つ「失敗学」 (中経の文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046018380

作品紹介・あらすじ

重大な失敗を防ぎ、失敗してしまったときにどうリカバリーするか、ビジネスマンの必須スキルが「失敗学」。本書は、失敗を成功の糧にできる人になるために必要なメソッドを集めた、「失敗学」の決定版です!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  •  すでに予防策や解決策があるのに、不勉強が原因で失敗する無知。過去の失敗をデータベース化して、予防・解決策のチェックリストを作っておくと良いかも。失敗しないために、面倒な作業を厭わない気持ちが必要。

     上司が購入した本が、オフィスの書棚にあるのですが、文庫化されていたので、自分専用に買いました。失敗学そのものは、製造、建築、土木はもちろん、サービス業にも応用が効く「本当に役に立つ」考え方だと思いますが、概念と実例、言葉と定義、記述と図式の間に飛び越えにくい隔たりを感じ、水平展開しにくい印象をもちました。また、「やはり失敗をシステムで回避するのは難しく、全体を俯瞰することができ、失敗を認めることを恐れないリーダーが必要なのではないか」と思わせる部分もあり、ボトムアップで実行しにくい感じがするのも残念です。

     課題を解決しようと新しい方法のチャレンジすると「未知」という壁に行く手を阻まれることがあります。それは、既に先人が試していて、問題があったため採用を見送った方法なのかもしれません。どんな方法にも少なからずトレードオフの関係にある要因があります。解決しなければならない課題に最も適した方策を見つけ出すことが必要なのです。

  • 『失敗学のすすめ』の焼き直しのような書籍。繰り返し読むことで知識が身に付くと考えて読めば、損は無いが、本書か『失敗学のすすめ』のいずれかをを読んで、学んだ知識を実践で生かすことを考えた方が良いだろう。掲載されている失敗の事例も古いものばかりで、技術力の進歩により失敗の要因が複雑化している今日に於いては余り参考にならないかも知れない。

全2件中 1 - 2件を表示

プロフィール

東京大学名誉教授、工学院大学教授、工学博士。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会・元委員長。消費者安全調査委員会・委員長。1941年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東京大学教授を経て現職。専門は失敗学、創造学、危険学、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。著書に『失敗学のすすめ』(講談社文庫)、『直感でわかる数学』(岩波書店)、『未曾有と想定外』(講談社現代新書)など多数。

本当に役に立つ「失敗学」 (中経の文庫)のその他の作品

畑村洋太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デール カーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする