歩くだけで不調が消える 歩行禅のすすめ

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 156
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046018922

感想・レビュー・書評

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  • 千日回峰行を成した大阿闍梨 塩沼亮潤住職のご本です。何事も前向きに笑顔で取り組めば、乗り越えられない壁などないと仰せです。「それができないから困ってるんじゃん!そこをどうにかしてよ!」という方は、多分そもそもこのご本に興味ないんじゃないかしら。このご本を読もうと手に取った時点で、書かれてある内容の半分くらいはクリアでしょう。ただ、残りの半分は『そうは言っても、なかなか続かない…』を乗り越えるためのものです。続けるために必要な心構えをお知りになりたい方はぜひ。
    ちなみに私は歩くの大好き、週に20〜30kmくらい歩くのですが、そのせいか足首や膝が痛くって…でも、その不調に効くのは他の本みたいです。

  • 前から興味があり読み終えて価値があったと感じた。
    真理とは慈愛と祈り 最近考えていた事がズバリと
    書かれていて自分の中でとても腑に落ちた。

  • 歩行禅の方法も興味深かったが、心のエクササイズが今日から実践したいことばかりで読んで良かった。心がけよう。

  •  著者は、知る人ぞ知る千日回峰行の塩沼亮潤さんです。秋保(仙台)にある慈眼寺の住職をされており、時々前を通るのですが、残念ながらお会いした事はありません...。本書は千日回峰行については触れる程度で、タイトル通り、主に歩行禅について書かれています。
     ちなみに個人的に荒行は、(解脱するための)仏教修行としては、釈尊の教えに反すると思っています。ただ千日回峰行を成し遂げたら、どんな精神状態になれるかには興味があります。
     さて本書は、歩行禅ノススメです。どんな心身で実践すべきかが事細かに書かれています。そしてとても簡単な言葉で、住職の有難いお話が書かれています。どこかで聴いた内容ばかりですが、それがちゃんと実践できているかと言えば、そうではない所が反省点です...。この辺は住職の見解も含まれているので、共感できる部分だけでも真摯に受け止め、自分を見つめ直す良い機会だと思います。

  • 二つ美味しい本
    1.歩行禅についての手法を知れる
    2.仏教のいい言葉を通して日常のあるある課題に対する心の持ちようを理解出来る。

    歩行禅の3つのステップ(それぞれ約10分ずつ)
    ①ごめんなさいと言って歩く
    ②ありがとうと言って歩く
    ③瞑想をして「いま」を考える

    実際にやってみると、意外に考えることがなくなり、色々な達観して物事が考えられるようになります。日々、忘れがちなありがとう、ごめんなさい、そして「いま」を考えることの大切さを考えさせられます。

    本はすごいシンプルですが、有言実行できるかが肝です。

著者プロフィール

大行満大阿闍梨、福聚山慈眼寺住職

「2023年 『明治神宮100年の森で未来を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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