- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046019127
作品紹介・あらすじ
医療の現場で活用されている、「自分のやりたいことを継続する力」を養う方法を紹介。
本書では、継続するために脳がもっている次の5つの仕組みを使います。
1.望まない行動をやめる
2.自分で行動を決める
3.体の動きを自動化する
4.続けているときの体の反応に注意する
5.続ける行動を検索できる言葉をつくる
これまで、やりたいこと、やるべきことを続けられずに自分を責めてしまっていた方はもちろん、続けてはきたけどそれが成果に結びつかないと感じている方も、本書を読んでいただいたことをきっかけに、脳の仕組みを使いこなすことができるはずです。一緒に、ゆるぎない「続ける技術」を身に付けていきましょう。
感想・レビュー・書評
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「続ける」ために重要な関わりがある脳の部位ごとに5つの章にわけて「技術」が記載されているが、ちょっと数が多すぎてまとまりがない印象。全部を意識するのではなく、読者一人ひとりが「これなら出来そう」と思ったものに絞って少しずつ実践してみるのが良さそうです。
また一つひとつの「技術」は目次にあらわれていますので、目次をみて振り返りができるのは本書のよい点かもしれません。
続けることが本書の効能だとすれば、短期間で効果を期待するのではなく、いくつもの「技術」を試してみて、これはと思うものに出会う→長く続けることができる→効果を実感できる、というようにちょっぴり気長な心構えも必要ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳の働きから、どうすれば続くのかを解説している良い本です。
全部を試すというよりは、こう言う考え方が続けるのには良いとわかるだけでも意味のある本ですね。
個人的には、最後の章に納得感が強かった!〇〇のための練習という気持ちで挑むことや自分の感情の変化を時系列で追っていくこと、2つ先の目標を設定する、時間感覚を研ぎ澄ます等は今まで自分で意識できていなかったのでワクワクする感情が出てきました。
これらのことを思い出して、明日から実践してきいます!思い出した時に読んで実践項目を増やしていくと知らないうちに出来る奴になっているかも! -
具体的に続けられない理由、続ける習慣にする訓練や気をつけるべきことが書いてある。
かなり具体的で実践できることはいくつもありそう。
当然といえば当然だが、自分で決めてやっているかどうか、といのは印象的。 -
自分の行動は、気づかないうちに脳にパターン化され、近道(省エネ)を選んで判断していた。それを打破するには体に覚えこませることや声に出して実施することが大事である。そのことは、以前に別の脳科学本を読んでいた知っていたことが、実践できていないことに気づかされた。
丁度良い棚卸になった気がする。