- KADOKAWA (2019年2月1日発売)
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感想 : 47件
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784046019905
作品紹介・あらすじ
社会学といってもピンと来ない人が多いかもしれません。
社会学でよく扱われるのは「家族」「仕事」など、私たちが当たり前のように接している事柄です。
日常生活を送る中でとくに意識することのないこれらの中に問題点を見つけ、
それを他の人と共有できるように言語化し、そして解決を試みる――。
この社会学の手法はまさにビジネスマンにとって身につけたい技法でもあります。
なぜならば、日々の業務の中で、はたまた自分が舞台としているマーケットの中で、
あらたに問題点を発見し、言語化し、そして解決するというのは、
まさにビジネスチャンスを産むために必要な技術だからです。
本書ではこうした社会学の手法を学びつつ、
私たちをとりまく「家族」など社会的事象を概観することで、
社会学の手法がどのように使えるのかを演習的に学んでいきます。
【本書の目次】
第1部 社会の謎と正体を探求する
1章〈社会〉の謎と正体を探る(1)
2章〈社会〉の謎と正体を探る(2)
3章 社会学の流儀
4章〈社会〉を知るには集団を見よ
第2部 身近な世界から出発しよう
5章 家族の作り方/6章 性愛と親密な関係/
7章 都市と地域社会
8章 変容する都市空間
第3部 働き方と職場の人間関係
9章 人が働く/人を働かせる方法
10章 日本人の働き方
11章 働き方を見直す
12章 集団とネットワーク
第4部 日常と非日常のインターフェイス
13章 神話世界としての消費空間
14章 宗教と社会
15章 政治という非日常
16章 グローバル化する世界と日本
第5部 社会学物語
17章 社会の発展法則を解明せよ!
18章 危機の時代にこそ、社会学を!
19章 社会の秩序はこうしてできている
20章 現代社会学への道
みんなの感想まとめ
社会学の多様なトピックを通じて、私たちの日常生活に潜む問題を見える化する手法が紹介されています。特に、家族や仕事、都市生活といった身近なテーマを扱いながら、社会学がどのように私たちの思考や行動に影響を...
感想・レビュー・書評
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社会学の紹介と、色々なトピックの簡単な解説。
この本の中の説明だけだとい、自分にはいまいち。
ネットで調べながら読むと面白かった。
以下、自分の興味のあったところの覚書
社会学とは、「社会」という目に見えない空気のようなものを見える化する。
社会学者の流儀①理解②説明③証明(因果関係)
さらに、機能分析や社会に対する役割、貢献を見える化していく。
・儀礼的無関心
都市には多くの人が共に暮らす。人間関係に距離を保つ必要がある。
・感情労働
本来なら内面の自然な表現とみなされるものが商品化されることで、自分に対する肯定感が失われたり、心的重圧が大きくなる。
・社会関係資本
この本では、社会関係資本(つながり)が減っていると書かれていた。でも、リアルのつながりは減っているけれどもオンラインでのつながりは増えているのでは?と思ったり。むしろ、これまでの近い人としかつながれなかったところから、オンライン上で自分の好きなことでつながれるから良いような気もする。
・消費
ニーズに合う商品が作られるのではなく、商品が消費者のニーズを作り出す。商品が増えれば増えるほど欲望(ニーズ)も生み出されるので、どれだけものを手に入れても「完全に満足」できない。
・世界の脱魔術化
合理的になればなるほど、世界を統一的に説明する価値、人間の存在に意味を与えてくれる価値が失われる。
・リキッドな社会(液状化)
社会全体の流動化⇔ソリッドな社会:安定した枠組み、人生設計が容易
昔より「自由」になった一方で「不安」が増している。
・リスク社会
リスクの分配、どう豊かになるのか(富の分配)だけでなく、どうリスクを避けるのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目次は興味をそそられるが、中身が全然おもしろくなかった。
総合的な理論より個別の事象に関心がある、という自分の特性がわかった。 -
正直、全然理解出来なかったし、
大学で学んだ記憶が一切蘇ってこなかった。
私は4年間、何をしていたのだろうか… -
2021/1/18
・禁欲的な考え(プロテスタンティズム)のおかげで西側諸国は発展したと聞いて、南アフリカが未だに農業止まりなのは、来年の種を食べるからという話を思い出した。
・また読み直す
2021/6/22
・儀礼的無関心をふと思い出して読み直した。
・労働、宗教について書かれていたりと、色んなことをサラッと知れてふつうに面白いと思う。 -
教養として学ぶには十分
頭の中に社会学のマップができるし、確かにそうだよなーと共感できる知見が多く得られた。 -
日常生活を送る中でとくに意識することのない「家族」「仕事」など。
これらの中に問題点を見つけ、他の人と共有できるように言語化し、解決を試みる。
社会学の手法はビジネスマンにとっても身につけたい技法です。
社会学の手法を学びつつ、私たちをとりまく社会的事象を概観することで、社会学の手法がどのように使えるのかを学んでいきます。 -
すごく読みやすかった
各章ごとにコラムがあるところと、最後におすすめの本があるのも良い -
本学OPACはこちらから↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=019538 -
わかったような気にはなりました!おもしろかった。
何度か読まないと中身を覚えるのは私には無理ね… -
251212*読了
10時間で学べるシリーズをたくさん読む期間。
2冊目は社会学。
社会学は広い。とにかく広い。
人が暮らし、生きている以上、絶対に社会は存在していて、政治も労働も家族も、経済も国際関係もジェンダーもみーんな社会。ある意味、全てが社会学につながる。
このように他の学問とのつながりも多い分野で、それがおもしろくもある。
都市は生活と文化の発信を行っていく場であること、人がものを買うのは誇示であり、ニーズはあるだけでなく作り出されているということ。
移り変わりの激しいこの時代においては、「こうでしかない」は存在せず、社会学の観点でのものの見方も変化していく。
決してなくなりはしないこの社会が、どうすればより良くなるのか。断定できる答えが出せないのも社会学なのかな。
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動物と違う人間の特徴は、社会を作って生きている点ー社会は「空気」のような存在だから、その空気を「見える化」する学問
社会学を学んでいたのに、何かと言われると全く説明できない。
社会学、家族社会学、犯罪社会学などなど、講義を受けて面白い!と思ってなんでも社会学になると思っていたが、比較 4年が終わってしまったが、「空気が見える」ようになる目を持って、その空気を分析し、名前を与える学問だったのだと納得。
特に、「満員電車は人を個性的にする」が面白かった。 -
社会学が好きなので、始まりから現代までさらっとおさらいできてよかった。読みやすい。
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2022京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
京都外大図書館所蔵情報
資料ID:634902、請求記号:361||Deg -
社会学について関心があるなら、一度パラパラとでも読んでみることをおすすめします。
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ホントにざっと…入門の入門という感じですね。
でも、大学を出てもう何十年も経過してしまっている私には、今の大学生がどんなことを学んでいるのか覗いたり、この本をとっかかりとして、自分がどのあたりを深めていこうか考えるのに、参考にはなると思います。
このシリーズの他の本も、これからもこういう感じで活用させてもらおうかな。 -
読みやすく面白いので手っ取り早く分かった気になれる。笑
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2021/10/05
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名前は聞いたことがあるけれど、いまいち何をしているか分からなかった社会学について、基本的な内容から有名な社会学者とその主張に至るまで、分かりやすくまとめてある本です。このシリーズを手に取ったのは初めてでしたが、こんなに分かりやすくて面白いならもっと早く読んでおけばよかった…
私が生きている社会はどういう変遷で今に至ったのか、が少しだけ分かったような気になれます。巻末の参考書籍一覧も良かったです。機会を見つけて読んでみたいな。
著者プロフィール
出口剛司の作品
