大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046020154

作品紹介・あらすじ

「モノを売る」「モノを買う」という行為の裏に潜むロジックを解き明かす!

マーケティングの基本的考え方から、超最先端の理論までを網羅。

経験や勘ではなく、データから客観的に経営上の判断を下せるようになる、
ビジネスパーソンにとって必要な考え方が身につきます。


【本書の目次】

第1部 市場・顧客の分析とマーケティング戦略の立案

1.マーケティングへの招待……マーケティングの進め方とは? ほか
2.ビジネス・チャンスの発見……どのような事業を選択すればいいのか? ほか
3.消費者行動……人が消費に至るメカニズムを解き明かす ほか
4.消費者行動のプロセス……不満足がニーズを生み出す ほか
5.マーケティング・リサーチ……どうすれば有益な知見が得られる? ほか
6.マーケティング戦略……頭痛薬に求めるのは「胃へのやさしさ」?「痛み止め効果」? ほか

第2部 マーケティング戦術の策定と実施・管理
7.製品……製品は「属性の束」 ほか
8.製品開発で有用な手法と概念……顧客の声を真摯に聞いていればよいのか? ほか
9.価格設定……価格は3つの意味をもつ ほか
10.プロモーション……4つの購買段階「AIDA」を促進する ほか
11.販売促進(SP)……値引き販促は「劇薬」 ほか
12.プレイス(流通と営業)……地図をかしこく使う ほか
13.テスト……リスク回避のための3つのテスト ほか
14.コントロール……STP戦略と4P戦術の動的展開 ほか


第3部 現代マーケティング
15.CRM……優良顧客を識別する ほか
16.インターネット……新たに登場した「情報」の中間業者 ほか
17.ビッグデータ……データの山から価値を探し当てろ! ほか
18.ブランド……ブランドとは顧客への「約束」 ほか
19.サービス・マーケティング……サービスで勝つにはどうすればいいのか? ほか
20.顧客は資産……「お客様は神様です」を超える ほか

感想・レビュー・書評

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  • 初めてマーケティングというものが何なのかを学ぶのに最適という本であるが、自分にはそれでも難しく感じた。
    しかし、これでもかなり初心者向けであるということから、世の中に出回っている多くの商品がここまで考えられたうえで発売されたのかと考えると感慨深い。
    商品を売るという事は、ここまで奥が深く、理論的に考えられているのか、というとっかかかりになった。
    もう数冊、マーケティングに関する本を読んで解像度を高めたいと思った。

  • 文学部卒の自分でも理解し易かった。コンパクトに綺麗にまとまっていて図解がありがたい。ただ慣れない言葉ばっかりなので、繰り返し読まないと頭に入らなそう。

  • 2023.08.24 復習する上では良いかもしれないが、各項目が2ページで構成されていて、さすがにこれだけの情報で説明するのは難しい。十分に理解できないままトレースするだけで終わってしまった。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • マーケティングに関して全くの知識ゼロだった自分が読んでも分かりやすくまとめられていると感じた。
    また、文章も短く、見開きでひとつの項目の説明と図が載っているため、視覚的にも見やすいと思う。

    初心者の自分にとって知らない用語が沢山出てきたが読みやすかったので、何度か読み直し定着させたいと思う。

  • 再読

  • 古典的な理論から現代マーケティングまで、各分野を1ページ程度に、幅広く簡潔に述べられている。マーケティング関連のPJを進める時にまず辞書引き的に使い、そこから特定の分野について他の書物を深く調べるという使い方ができる。

  • 本は薄いが情報量がすごく多く良書

    実際の業務に対する理解が深まり、見通しが良くなった

  • 個人的には、一度マーケティングを勉強した人が復習したり、興味がどこにあるかを探すのに良書だと感じた。

    確かにコトラーの900ページの本に比べては浅いが、マーケティングのアプローチ手法だったり、フレームワークだったり、時々読むと良い気付きが得られる本だと思う。

    図書館で借りたのだが、手元に置いておきたい1冊。

  • わかりやすかった。
    細部は言葉をちりばめただけという粗い説明も見受けられたが、著者も前書きで言及していたし、詳しくは他の書籍を読めということだろう。マーケティング関する論点や考え方が良いバランスでまとめられていた。

  • マーケティングの本。10時間シリーズ。
    薄くまとまっているが、もちろんその分内容も薄い。
    浅く広く知るには良い。

  • マーケティングの勉強なんてしたこと無くて、直感的に仕事するのもいいけど、センスのない自分はアカデミックな基礎を勉強してセンスを培うべきと考えたために本書を購入。知らない言葉ばかりだったが、自分がこれまでやってきたこと、これからすべきことを論理的に考えて整理することのできるようになる大変勉強になる本だった。

  • タイトルの通り取っつきやすい入門書だが、概念の羅列にはならず体系立っていてよい。
    おすすめ。

  • ●心理学者ガットマンの処方で「ラダリング」があります。対象者になぜそれが重要なのかを繰り返し聴くことによって、具体的から抽象的へとつながるはしごを構築する。
    ●KJ法 カードにアイデアを書き出していく。グループ化して見出しをつける。グループの意味合いを視覚化していく。グループの全体像を文章化する。
    ●プロスペクト理論 人は利益を得る側ではリスク回避的になり、損失側ではリスクを需要的(不確実性を好む)になる。

  • 大学四年間で学んでないことがたくさん書いてあった←

  • マーケティング。

  • たとえがないと分かりづらい。しかしこんなマーケティング用語のすべてを大学生は網羅してるの?ほんとすごい。

  • 取り上げているトピックは「図解」とほぼ同じであるが、「しっかり読む」ということを前提に書かれているため、各トピックのロジックをきちんと理解できる。

  • 著者が確かマーケティングサイエンスで有名な方なので試しに読んでみた。基本的なマーケティング理論に軸足を置きつつも、最近のトレンドも網羅しており、バランスよく学ぶことができた。コンパクトにまとまっているので、マーケティングの概要を理解するのに適した本だと言えると思う。

  • 図書館で借りた。なかなかに濃い内容

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著者プロフィール

東京大学教授

「2018年 『マーケティング効果の測定と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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